困っている人間や追い詰められた人間は、
自分の姿を見ようともしない人間より、
手を差し伸べてくれた人間の施しの不十分さを憎む
リハビリ。初めて車で病院まで行ってみた。運転はもう問題ないと思っていたが、有料駐車場で駐車券を取る/挿す動作が辛いことに気づいた。右手を顔より高く上げる動作がまだきつい。パワーウィンドウでもないので、窓のハンドルも右手でぐるぐる回す必要がある。これもきつい。
レントゲン画像を見ると、ようやく切断面が仮骨で少し埋まってきた様子。居合で斬った藁束のように骨折部の先端が尖っていたが、これも少し丸くなってきた。人体の不思議。
ドタバタ。通院日だったが熱があるとのことで病院に電話したりあれこれ。急遽訪問看護の方々に来ていただいた。いろいろ言われるが、日本の介護保険制度はちゃんと役に立つものになっていると思う。
コロナウイルスに効くダチョウ抗体スプレーというのが話題で、叔母が買って母にも送ってくれたとのこと。プレスリリース / メーカーサイト / 公式販売サイト。他にも便乗して販売している通販サイト多数。京都府立大学の塚本康浩という人物が研究開発したものらしい。抗体って生物の体内で働くものなので、正しく働くために必要な pH、温度、イオン濃度みたいなものがあるはずで、抗体だけ取り出して水に溶かしてそのへんに噴霧したりマスク素材に添加したところで、ウイルスを不活化なんてできるとは思えない。頭がおかしい。上記のスプレーも、医薬品でも医薬部外品でもない(そういう指定が取れるはずもない)。そもそも「SARS-CoV-2 の抗体をダチョウの卵で作った」という主張自体がとても事実とは思えないのだが。
だが、地上波テレビ番組などにかなり強力に売り込んでいるようで、「情熱大陸」や「ガイアの夜明け」などで紹介されたため、信じる人が増えてしまっているようだ。塚本氏の過去の行状については6年前にすでに togetter でまとめができている。2008年頃からダチョウ抗体を使ったビジネスを始めていて、新型インフルやら MARS やらエボラやら流行るたびに出てきては、無知なメディアにダチョウ抗体を売り込んでいるらしい。有効性のエビデンスとなる論文などは全く存在しない模様。2008年時点で疑問を呈していた web サイトが一つだけ見つかった。
塚本氏自身、医師でも医学博士でもなく、獣医師免許と獣医学の博士号しか持っていないようだが、今年4月に京都府立大学の学長にまで就任してしまっている。大丈夫か、京都府立大。なんか STAP 細胞以来のヤバ案件の予感。
とりあえず母には上記のようなことを説明し、もらったスプレーは植木の水にでもすれば、と伝えた。
富岳1位おめでとうございます。昨年11月の Green500 が 36,864 コアで 1.9995 PFlops だったので、単純にコア数に比例させればフル構成(7,630,848 コア)だと 413 PFlops くらいになる…と考えていたが、結果は 7,299,072 コアで 415.530 PFlops。ほぼ予想通り。正確には予想よりも30万コアくらい少なかったが、それでも Rmax は予想以上だった。
帰りに病院立ち寄り。いなかったので帰る。行き違いだった。うーむ。
自宅の Windows PC と Mac でいつの間にかファイル共有ができなくなっていた。Windows 側でネットワークの設定が「パブリック」になっていたせいだった。「プライベート」に変えて解決。ADSL から光に変えたときになんか変えたっけか。
リハビリ。肩甲骨を動かして腕を持ち上げる筋肉(脇の下あたり)ががちがちに固まってしまっていて、それで腕が上がらなくなっているらしい。代わりに肩や上腕の筋肉で上げようとして痛みが出ているとのこと。腕を上げるのに脇の下の筋肉が働いているなんて知らなかった。人間の身体は精妙にできている。脇の下に円筒形(150mmφ程度)の何かを入れて寝そべり、ゴロゴロやってほぐすというのを教わった。ホームセンターで売っている塩ビ管でもいいらしい。
リハビリ後はやたら腹が空くので今日もドーナツを食って帰る。
『P Cubed』ツワー円盤販売決定。やったー。BD2枚組。「edge」のあ〜かしのち各 Edit とか、楽しみ。
部分日食。甥・姪も遊びに来たのでベランダで見ようと思ったが、第1接触の数分後に厚い雲に覆われて皆既。どうにもならなかった。
日食はネット中継もまあいいんだけど、画面で見ると結局同じような見た目にしかならないので、臨場感という意味ではやはり大きく損なわれる。去年の日食の映像を流しても誰も気づかんだろう、みたいなとこはあるよね。ないですか、そうですか。なので、広角で地上風景も入れたような中継映像の方が俺は好き。星野写真より星景の方が何かと変化があって面白いという感覚と同じ。
とある講座をここ半年くらい受講していて、成績優秀なら仕事をくれますというようなやつだったのだが、結局半年間の総合評価がBということで新たな収入源にはならず。まあしょうがない。今後も細々と生きていきます。
愛用の扇子の要が折れてしまったので、日本地図センターで地図扇子をまた購入。ちょうど新作も発売開始になったが、今回は既発の「熊谷」にした。一時のブームは去り、今は即完売という感じではなく潤沢に在庫があるようだ。地元の「川越南部」が出たら即買いしたい。
We are back。ということで『VITAMIN』『DRAGON』を iTS で購入。まだサブスクにしてないの? と言われそうだが、おっさんなんで。
音楽の定額配信は使っていないが、動画の方は先日 fire tv stick を購入して、Abema と Netflix に金を払っている。あ、あと Dplay もか。主目的は父に Abema の将棋チャンネルを見てもらうためだが。代わりにスカパー!プレミアムは解約した。
アベノマスクがようやく届いた。2020年の記憶として、タイムカプセルに入れて埋めたい。
布マスクを使うようにしてから、帰宅後の顔の痒みはあまり出なくなった。クオーレ・アモーレというところで出している綿100%の低刺激性のマスクがなかなかよろしい。ちょっと見た目がブリーフかぶってるみたいに見えるが。
痒くなくなったのはいいが、呼気で一日中蒸れるせいか、顔の角栓が目立つようになった。湿気で角栓が膨張するのか、汗で押し出されるのか。いずれにしろ、蒸しタオル的な効果で角栓の頭が毛穴から出てくるっぽい。かといってぽろぽろ自動で取れるわけでもないのが面倒。石鹸で洗顔すれば目立たなくなる。石鹸も皮膚にしみがちなのでいつもお湯だけで顔を洗っていたが、お湯洗顔では角栓は全く取れないので、仕方なく数日おきに石鹸洗顔を併用するようになった。
在宅にて記者説明会参加。Cisco Webex を使ってやります、とのことなので初めて使った。他のリモート会議ツールとまあさほど変わらない。
質問は挙手の代わりにテキストチャットで司会の方に名前を送り、順次振られるという方式。振られたらカメラとマイクをオンにする。挙げても指されないといったことがなく、希望者全員が質問できたようなので、挙手よりかえって効率がいいかもしれない。ただ、マニアックな質問をしたい人がぶら下がりではなく全員の前で質問しなければならないのはやりづらい、との意見も後で twitter で見かけた。
去年例のラジオ番組に呼ばれ、例の多目的トイレがあるビルのスタジオでやり取りをした時の渡部さんは、とにかくオンエアされていない時間はひたすらスマートフォンをいじっている人、という印象だった。緊張している素人の俺に世間話を振ってくれる、みたいなことは全くなかった。まあ3時間半の長い番組で入れ替わり立ち替わりゲストがやってくるので、いちいち気を回していたらきりがないのかもな、とは思っていた。まあそんな感じ。
いわゆる死体蹴りというか、やらかした人に対して「こいつは叩いてもOK」と認定して袋叩きにする、みたい風潮がなかなか辛いので、彼についてこれ以上言うことはない。
明日休むので今日をパンの日とする。この歳になって気づいたが、自分は飯よりパンの方が好きらしい。特に昼飯は。でもパンばかり食べていると、同じカロリーでも米飯より明らかに太るよね。
公園でパンランチ。会社の子で同じように昼に外で休憩するのが好きな人がいて、いろいろ話をする。お互い、何社か転職を重ねているため、今の会社の変なところもたくさん目に付くわけで、そのへんの愚痴を共有。「みんな平気なのかと思ってましたー」とか。いや、みんなおかしいと思ってるはず。クビになりたくないから黙ってるだけで。世の中、いろんなレベルの会社がありますよねー。
今日もリハビリ。怪我をしてから5か月経つまでに機能を回復させないとその後の回復は難しいとのこと。8月までに何とかせねば…。
大雨。うたた寝していて、バン、バン、となんか物音がするなあと思って起きてみたら、天井から雨漏りしていた。バケツに溜めたら2cmくらいになった。以前にも発生していたのだが、どうも屋根瓦がずれたりしているらしい。一度父が屋根に上って漆喰で留めたりして収まっていたのだが、再発した模様。やれやれ。
SUZURI のTシャツがたまに思い出したように売れる。ありがたいことです。
Drumeo チャンネルに千里ちゃんの新しい動画。ずっと同じ服なので、渡米したときにまとめて収録した曲たちを小出しにしているんだろうか。
この動画のコメントで "she was in the pocket" "deeper in the pocket" みたいな書き込みがいくつかあって、意味が分からなかったので調べた。ジャズとかで、拍やテンポにぴったり合っていることを "in the pocket" と言うらしい。こういうのは分からんなぁ。いつもだいたい英辞郎を引くのだが、これは載っていなかった。
電動ベッドが来た。介護保険で借りられるらしい。
リハビリ再開。先生から「思ったより硬直していない」と言われたが、まだまだ完全回復ではない。
クルードラゴンの打上げからドッキングまでを見る。宇宙船も内装も与圧服もスタイリッシュ。
スペースシャトルの初飛行は1981年なので概ね40年前。人間で言えば2世代前と言ってもよい。シャトルは大きな翼を持つオービターを垂直に打上げ、滑空して帰還することで乗員とメインエンジンを回収・再使用した。液水液酸なので離昇には SRB が必要で、SRB も別途着水・回収する。一方、ファルコン9はケロシンなので SRB は不要。乗員はカプセルで着水帰還。メインエンジンを含む第1段は自律的に地上または海上プラットフォームに軟着陸で戻ってくる。今回も第1段がドローンシップに当たり前のように帰還していて、もはや誰もそれを快挙と言わなくなった。この状況を見て、「おじいちゃん達がやりたかったのって、要するにこういうことでしょ?」とシャトル世代が孫世代からどや顔で言われているような気分になった。昔思い描いていた2020年の launch vehicle とはいろいろ違うが、それでも人類はだいぶ進歩している。
ただし、地上世界では2020年になっても疫病でバタバタと人が死んだり、人種差別を巡って殴り合いをしていたりしている。
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