3月31日(月) シンクロ率 29 %

メール大漁。返事を書いて一日が終わった。

少し頭痛。眼鏡が合わなくなってきた感。コーティングも傷だらけなので買い替えたい。

アルタの前を通ったらたくさんの人が LED ビジョンを見上げて放送を見ていた。あちこちの駅で定期券売場に行列ができていた。いろいろ区切り。

3月28日(金) シンクロ率 27 %

一週間が終わった。忙しくなるのはこれからが本番の予感。

空間除菌グッズは根拠なし 消費者庁が措置命令。あれ意味ないだろ、と何となく思っていたのは間違っていなかった模様。弊社でもいまだに首から掛けている人がいるが、お金の無駄なのでやめた方がいい。

ただし ClO2 に殺菌力があること自体は本当。天羽さんが「カビ臭い古本と一緒にジップロックに入れてやると臭いが取れる」という生活の知恵を紹介していた。俺はあまり古本のカビ臭が気になったことはないが。

NTT から届く料金明細の封書が溜まるのがいい加減嫌になったので Web ビリングというやつを申し込み。ビリングって何ね。客を置き去りにして安易に横文字を使ってしまうこの感じ、いかにも巨大企業 NTT という頭の悪さを漂わせていてぞくぞくします。なお、「Web リビング」で検索してもちゃんと Web ビリングのページが出てくる模様。さすが空気の読める検索エンジン google さん。

今日の探しもの

3月27日(木) シンクロ率 28 %

発売日。増税前の駆け込み需要に年度末も重なって、貨物輸送の需要が物流業者各社の処理能力を超えて全国的に遅配が発生中との噂。そんな事情もあってか「まだ届かないのか」的なクレームが来たり、普段ならやらないミスも出たり。俺の方はまだ大変ではないが販売の部署がヤバい。部署といっても零細企業では実質一人でやっていたりするので、不特定多数からのネガティブな感情を一人で受け止めなければならないというのは相当しんどいと想像する。いわゆる感情労働というやつ。

せっかく震災でいろいろ経験したんだから、「人間はミスをするもの」「想定外の事態は起こるもの」という前提でものを考えたり仕組みを作ったりする方向にもう少しみんなでシフトできないもんかといつも思う。勝手にノーミスを期待して裏切られて殺伐とするというのは本当に不毛。

そういえば死刑制度というのもノーミス前提で作られたシステムだが、人間が運用するのはやはり無理だろう、と袴田さんの件を見て思った。アンドゥの余地を残すという意味で仮釈放なしの終身刑に置き換えた方が良い。

セドナに続く太陽系最遠クラスの天体発見。今回見つかった 2012 VP113 はセドナより近日点が遠い 80 au。ただし遠日点はセドナの方がずっと遠いので「太陽系最遠」と呼んでいいかは微妙。直径は450kmと推定。ケレスやセドナの半分程度。

小天体が準惑星と認定されるためには、イトカワやハレー彗星の核のような不定形ではだめで、十分に丸くなければならない。小さい天体は表面重力が小さいため、岩石や氷の結合力(つきつめれば分子同士の化学結合や分子間力)が重力に十分拮抗できる。よって半径に比べて無視できないほど大きな山や谷が存在でき、それゆえにいびつな形状のままでいられる。天体の半径がある程度より大きいと構成物質の結合力よりも表面重力の方が大きくなるので、巨大な山や谷は形を維持できず地すべりを起こして崩れ、全体として重力の等ポテンシャル面に沿った滑らかな形、球や回転楕円体に近づく。惑星の衛星でサイズと形を比べてみると、エンケラドゥス (510km) は十分丸い。ミランダ (480km) やミマス (410km) は大局的には丸いけど少し微妙。ハイペリオン (360km) はダメ。ということで、材料がこれらと大差ないとすると、450kmというサイズは準惑星になれるかどうかのちょうど境目くらいと思われる。

今日の探しもの

3月26日(水) シンクロ率 29 %

眠い。どうも夕方になると足がだるい。やはりマッサージへ行くべきか。

あ〜ちゃんソロラジオ番組。なぜか四国4県のみ。今までバラ売りのお仕事は全くやっていなかったが、そろそろ将来を見据えて方針転換ということか。この三人がほんと賢いと思うのは、「Perfume として変えない部分」を守りつつも、決め事を守ること自体が目的化してしまうというありがちな罠に陥らないところ。変えてもいい所と変えない方がいい所を見極めることで芸能界をうまいこと生き抜いてきた。いや、分からんけどな。すごくやりたいラジオのオファーだけど「すみません、予算的に三人分のギャラは無理なんす」と言われたからソロで対応ってことかもしれんが。かしゆか・のっちのピンも見てみたい。

ヤフオクで競り負け。むしろ冷静に撤退できた自分を評価したい。お金は有効に使うべき。

ESO が予告していた「驚くべき発見に関する発表」は「小惑星の環の発見」だった。環が見つかった小惑星 (10199) Chariklo は土星−天王星軌道の間にいるケンタウルス族天体で直径約250km。今回、掩蔽観測によって2本の環が見つかった。減光曲線を見ると小惑星本体による減光の前後に環による減光が2回、明瞭に捉えられている。

今日の探しもの

3月25日(火) シンクロ率 28 %

数ヶ月ぶりにデバッグ。思ったより勘が鈍っていなくて良かった。

アポロ15号で使われたハッセルブラッドをヨドバシカメラの社長が9300万円で落札。見たい。店で展示してくれ。アポロ計画で撮影された正方形画角の写真はみんなこのハッセルで撮られたもの。宇宙服のヘルメット越しにファインダーを覗くのは無理なので、ベースのハッセルブラッド 500EL からファインダーもミラーも取り外して軽量化し、宇宙服の胸部分に固定してノーファインダーで撮影した(宇宙飛行士はノーファインダーでうまく撮るための訓練をかなりやったらしい)。月面の強烈な直射日光を受けてもカメラ内部の温度がなるべく上がらないように銀色の塗装がされている。

3月24日(月) シンクロ率 30 %

麻美ゆま。1 2 3 4 5。いろいろ詳しいインタビュー。

Perfume × 9nine の映像いろいろ。9nine のダンスまで完璧に体に入っているあ〜ちゃんさん。

今日の探しもの

3月23日(日) シンクロ率 32 %

いい加減行かないと梅の季節が終わってしまうと思い、越生梅林へ。梅まつりは今日までだが花はまだまだ持っている。青梅の方はウイルスの感染で木を全て切らざるをえない状況らしいが、越生は無事の様子。紅梅はやや色褪せた感じ。鮮やかな紅色を見るには咲き始め頃に来ないとダメだな。

うめりん しだれ梅 白梅 白梅

先日中古で買った Ai AF Zoom-Nikkor 24-85mm f/2.8-4D IF というやつを初めて使ってみた。フルサイズ用なのででかいが、以前使っていた 24-120mm よりはまし。銀塩時代のレンズなので像が甘いという話もあるが、自分の腕前ではわりとどうでもいい。

梅を見ていたらレコファンから電話。先日売り払った CD の査定額が 9,710 円とのこと。結構いった。今どき CD なんて二束三文かと思いきや、まだまだ古本より率がいい。

帰りにいきなり車がスローダウン。路肩に止めてアイドリングさせていたらそのままエンスト。キーを回しても再始動しないのでしばらく放置。5分くらい待ってもう一度かけたら今度は始動した。おそるおそる走らせて帰宅。これ前にもあったな。点火系の問題のようだが結局原因不明で、関係しそうなところを全部交換して直ったという。7年も前か。

3月22日(土) シンクロ率 30 %

休みなのに眠りが浅い。津波に襲われる夢を見た。

Perfume FES の話題が漏れ聞こえてきてうらやま。この姉妹の写真はいい写真。

3月21日(金) シンクロ率 29 %

春分。最近、休みの日はずっと部屋の片付けをしている。ようやく一通り終了。物が減ってすっきり。

ドーム BD/DVD の 予告映像。いいっすね。予告なのに見入ってしまう。タイトルの音ハメヤバい。Clockwork の映像がちょびっと解禁。

3月20日(木) シンクロ率 29 %

ALESSI AL6003

社内人口少なし。寝不足のせいか体調が微妙なのでとっとと帰宅。

ソフトウェア製品のマスターディスクなど大事な CD-R/DVD-R には TDK のディスクを使う、という慣習が弊社にある。単にうちの上司の信仰なのだが、ライティング用光学メディアで TDK が最上(!= もが)というのはどの程度本当なんだろう。ビックカメラで確認してみたら、今の TDK の DVD-R はイメーションの OEM で原産国は台湾だった。俺は自分用の買い物では太陽誘電の「THE 日本製」をだいたい買う。ビックカメラで売っていた他の商品は、三菱化学 → 自社生産/原産国 UAE、日立マクセル → 自社生産/原産国台湾という感じだった。最近は UAE なんかで作ってんだなー。最近の DVD-R の耐久テストとか、どこかでやってないだろうか。

今日は雨なので現行時計ということで ALESSI の AL6003。中身はセイコーの普通のクオーツ。デザインがシンプルで良い。MoMA Store でも売られている。引き通しの革ベルトが非常に薄くて安っぽいのが難点。コシがなさ過ぎて剣先を定革・遊革にうまく挿せない。もう少し厚みのあるベルトに替えたい。

今日の探しもの

3月19日(水) シンクロ率 28 %

眠し。

持ち上げて落とすのは週刊誌の基本とはいえ、なかなか凄いもんだな、と中吊り広告を見て思った。中身はほぼ 2ch や /. で既出の話っぽい。ゴシップはどうでもいいが、笹井氏は一連の問題に関していい加減何かコメントした方がいいとは思う。

日本学術会議もおこのご様子。会長談話

『論文捏造』をもう一度引っぱり出してシェーン事件の調査委員会について確認。ベル研が設立した調査委員会の委員長は外部の人間(スタンフォード大学の超伝導の専門家)。委員会メンバーは彼を含めて5名(外部4名+ベル研内部から1名)。調査対象になった論文は24本(怪しい論文はもっとあったが、多すぎるので告発の受け付けを途中で打ち切った)。委員会設立から全127ページの最終報告書提出まで4ヶ月。24本中16本で捏造を確認。これと比べるとやはり理研のこれまでの振る舞いには格の違いを感じざるをえない。「再現実験にあと3ヶ月、結果をまとめるまであと1年」などと言っている模様。捏造と分かった時点で意味を失う再現実験なんかよりも、まずは若山氏の手元に残っている細胞の素性の調査が最優先、並行して Nature 2報の全ての生データの存在確認だよな。

新年度の MJ はユースケ・サンタマリアと Perfume が MC。来年のバトンタッチへの布石かしら。

先日の「明日へコンサート」の映像が良い。

明日へコンサート

今日の探しもの

3月18日(火) シンクロ率 25 %

正式発表出た。2011年に加速膨張にノーベル物理学賞が出たときにはインフレーションはまだまだ先だろうと思っていたが、別グループでも確認されれば5年以内くらいには受賞来るかね。気の早い人はもう、誰がもらうべきかいろいろ書いていたり。よくあることだが、Guth と同時期に指数関数的膨張というアイデアにたどり着いた人はたくさんいるため、どの3人を選ぶかは相当難しい。自分は以前に Starobinsky, 佐藤, Guth と書いた。しかし Linde を抜いちゃっていいかどうか迷うな。Guth & Linde だったりして。

思い込みだけでいきなり他人に怒る人というのは、要するに相手に対する侮りがあるんだろう。俺は彼女よりモノを知っている、彼女に見えていないものが俺には見えている、だから言ってやらないと、という。相手も自分と同じ大人で合理的判断に基づいて行動しているはず、という想定がない。相手の行動が自分の予想に反していたとき、「なぜこいつは俺の思う通りにやらないんだ」と頭に血を上らせる前に「これはきっと自分の知らない要因が何かあるぞ」と冷静に考えられる人間でありたい。KEEP CALM AND CARRY ON ですね。俺もこの罠にしばしば嵌まっている自覚がある。今日の件は反面教師として非常に参考になった。

あと、自分に非があったときに言い訳せずスパッと謝れないのはみっともないね。なぜ自分が怒るに至ったのかを後でぐじぐじ説明されてもね、要するに自分の怒りを正当化したいんだな、としか見えない。勝手に感情を爆発させた後で勝手に賢者タイムに入って論理的に自己弁護とか、典型的な DV 野郎の行動パターンですよ。結局「自分」にしか関心がない人なんだなー、と思う。40歳過ぎてこういうのはほんとみっともない。

今日の探しもの

3月17日(月) シンクロ率 30 %

インフレーションの証拠が見つかったらしいという話が朝から twitter その他で流れていたり。深夜の発表をストリーミングで見たがぶちぶち切れすぎて何が何やら分からず。まあ仮に見られたとしても何が何やら分からないことには変わりない、というのは正しい。

今日の探しもの

3月16日(日) シンクロ率 29 %

部屋の整理の続き。廃ダンボールが大量に出た。処分がメンド。

CD を整理。'90s, '00s, '10s と decade ごとにまとめ、それぞれの中であいうえお順にソート。CD-R が何枚か出てきた。CCCD をリップしたものだった。調べてみると、うちにある CCCD は今では CD-DA で全てリリースし直されている。そのうち買い直すか。あれは本当に誰も得をしない不幸な時代だった。

「サイエンス ZERO」を見る。30分で STAP 細胞騒動の要点をきっちりまとめていた。GJ。南沢奈央の口から「TCR 再構成」などという単語が聞けるとは。

「地球ドラマチック」でアンティキティラ島の機械。面白い。最古のコンピューターと呼ばれるが、機能としては天体暦ですね。この精巧さは現代人から見るとオーパーツのようにも思えるが、貿易船に積まれていたとのことなので当時はこのレベルの機械がちょっと高めの PC くらいの値段で買えてわりと普通に航海に携行するものだったのかもしれない。

3月15日(土) シンクロ率 28 %

部屋の整理。CD 収納用に買ったダンボールがカラーボックスの棚に微妙に収まらず。内寸から判断していけると思ったがダンボールの厚みが予想外に厚かった。仕方なく上面を切断して対応。

自分は特に器用な方ではないが、手を動かして物を作っている時間は楽しい。車を運転している時間も同様。生きている感じがする。プログラミングも make には違いないはずだが、何かが違う。手を動かして物を作る人になれば良かった。あと10歳若ければ、と最近よく思う。

4th album は「レシキ」。「レキヨ」とかにしてくるかと思ったら違う方向に外してきた。そしてついに武道館。アイドルのようだ。

3月14日(金) シンクロ率 29 %

代々木公園 あ〜ちゃん

WIRED.jp に載っていた Waterlogue が面白そうだったので早速購入(300円)。画像を水彩画風に加工してくれる。アルゴリズムがなかなかよくできているようでかなりそれっぽい。人物画像の場合、風景と同じパラメータで変換すると顔が曖昧になりすぎて不自然に見えてしまうので、人物の場合は変換処理の解像度設定を最大まで上げる方が良い(できればにじみの強さも抑えたいが、その設定は残念ながらないようだ)。人間の脳は目で見たものを VBR 的に処理している、つまり人の顔には風景よりもたくさんの情報量を割り当てて非常に細かいニュアンスまで認識してるんだな、ということを実感できて面白い。

ニコ生で理研の記者会見を結局全部見てしまった。事実認定に関してはすべて既出の話だったが、電気泳動画像の切り貼りに関する詳細説明が聞けたのは収穫。質疑応答した各社およびフリーの質問者の皆さんは概ね良い情報を引き出していた。

調査委員長の石井氏は過去にも理研の不正事件の調査委員をやった人物とのこと。そのときは調査委と著者の見解が真っ向から対立したためラボを封鎖して調査を行ったが、今回は著者達が資料提出に協力的なのでラボ封鎖はしていない(大量の資料の提出を求めているため、ラボ封鎖をせずとも提出物を調べれば十分に矛盾点は明らかにできると判断)とのこと。石井委員長は話し方を聞いているだけでもかなり頭の良さそうな人物であることが窺えるが、この判断は証拠保全という観点からすると甘すぎる。これまでに聴取は3回で最初の1回が直接面談、あとの2回は東京からテレビ会議システムで行ったとか。神戸の CDB に調査委員が常駐して調べているわけでもないという。小保方氏はラボに出勤できる精神状態ではないというが、封鎖していないので他の著者はラボに来てヤバい証拠を隠滅し放題。これじゃダメだと思いますけどね…。

もう一つの問題は「調査委員会は Nature 論文2報の捏造・改竄・盗用の調査だけをする。内容の科学的検証は俺達の仕事じゃないから科学コミュニティがやれ」というスタンスを委員長が一貫して主張していたところ。つまり若山氏が渡されてキメラマウスを作った細胞は本当に STAP 幹細胞だったのか、ただの ES 細胞が故意に混ぜられたのではないか、といった疑問点の検証はしないということ。石井委員長曰く、「科学的検証までやろうとすると研究室3個分くらいのマンパワーが必要になり、調査委員会では無理」とのこと。まあ分かるけどね。でも、外部の研究者でこんな業績にもなりそうにないネタの追試を今更やりたい奴がいるかという話だよな。そこは会見でもツッコミが入っていたが。一応丹羽氏が一から実験の全過程をもう一度再現すると言っているらしいが、丹羽氏も著者だからね。彼が「やっぱり成功したぜ」と言ってもあまり意味はない。あれだけ成果を「盛って」iPS 陣営のネガキャンまでして宣伝したんだから、理研の責任で人と金を投入して検証しろよ、とは思う。

スフレパンケーキ

星乃珈琲店に初めて行ってみた。スフレパンケーキダブルを注文。焼き上がるまで20分かかる。外カリカリ中ふわふわでまぁ美味い。しかしダブルでも満腹感がほとんどない。少ない粉で相当うまいこと膨らませてるんだな。すぐ食べ終わるから客の回転率も上がるし、これは儲かるね。流行るはずですわ。

今日の探しもの

3月13日(木) シンクロ率 28 %

若山教授のパーカはかつて在籍していたハワイ大学のものらしい。今はデザインが変わってしまったのか、同じものが見つからない。

雨で靴が水浸しになってしまった。これ以上濡れるのが嫌だったので新宿駅から地下街を通って西武新宿へ。

今日の探しもの

3月12日(水) シンクロ率 24 %

朝、一つ手前の駅で降りようとしてしまい、ドア際まで来てから間違いに気づいた。夜、ハンズに行くつもりだったのに無意識にタワレコに行こうとして途中で間違いに気づいた。疲れているのか。

3月11日(火) シンクロ率 30 %

お客様のメール対応について話をしている間に 14:46 が過ぎていた。そんな3年目でした。

久々に屋上で観望。木星を初めて見るという人もいて喜んでもらえたようで何より。それにしても寒い。

今日の STAP。ようやく大手マスメディアが追いついてきたので熱心に watch する必要も薄れてきたかなと思いつつ。

これがD論として通ってしまう早稲田の博士論文審査ってすげーな。イントロの原文を見た。たとえ剽窃に気づかないとしても、「これは一般読者向けの幹細胞の解説としては非常に良く書けているけど、あなたの研究のイントロじゃないよね」というのは一目見れば言いたくなるはず。先行研究の論文を「著者(年号)[文献番号]」というフォーマットで本文中に全く引用していない。これ、指導教官も主査も副査もまともに読んでいない気がする。2ch 生物板では一連の状況を見て「吐き気がする」「吐きそう」という書き込みが複数見られた。この嘔吐感はよく分かる。こんなレベルの人がハーバード帰りで理研のユニットリーダーとか。信じがたいことが実際に起きているのを見てどう考えればいいのか分からん状態。そんなわけで彼女のD論はイントロと巻末がほぼ剽窃だけから成っているが、間の本論部分はどのくらいオリジナルなんだろう。もう消化試合みたいなものなのでわざわざ検証するのもダルいが。

今日の探しもの

3月10日(月) シンクロ率 30 %

寒いです。

今日の STAP。

社員が20人以上いるのになぜか8個入りの薄皮饅頭がお土産。いや、きっといろいろ事情があったんだろう。忙しくてこれしか買う暇がなかったとか。ただまあ、あの年齢でそれなりに人生経験もあるだろうにこういう選択しかできないというのを見るにつけ、俺の中では「ほんとダメだなーこの人」という評価にならざるをえない。(意訳:俺も食いたかった)

(2014/03/13 追記)あれは彼のお土産ではなく来客の方が持参したものだったらしい。お詫びして訂正します。すみません。さすがにそこまで想像力のない人ではなかったらしい。良かったです。

今日の探しもの

3月9日(日) シンクロ率 31 %

「収納スペースに合わせて物を捨てる」の原則により、棚に入らなくなった本を売る手続き。CD も捨てなければ…。

Nature の STAP 論文の実験画像の中に、彼女の2011年のD論の画像が使い回されていることが判明(リンク先の「疑惑画像1」「同2」)。掘れば掘るほど新ネタが日替わり定食のように見つかるというなかなか異例な論文だが、今日のネタは深刻。D論は3年前に彼女が早稲田で書いたもので、STAP とは別テーマの研究。画像を貼り間違えた単純ミスという言い訳はさすがに難しい。当初予想されたシナリオのうち最もまずいルート、病的科学ですらなく「捏造」を疑わねばならないという事態に進みつつある。彼女はあのスナフキンが描かれたラボで何を実験し、どこまでの結果を得ていたのか? 実は「何も得られていなかった」のではないか? という。

twitter 界隈でこの件を watch していた研究者の皆さんは総じてドン引き様相

彼女以外に共著者が7名もいる論文で、これほどのことを彼女が一人でやって他の誰も気づかずに Nature 投稿から掲載にまで至ったのだとしたらちょっと不思議。『論文捏造』でもシェーンの共同研究者がさんざん突っ込まれていたなぁ。一応理研のユニットリーダーという肩書で一人前の研究者なので大学院生みたいにボスが手取り足取り指導するわけじゃないだろうけど、彼女以外が生データを直接見ることがなかったとしても、雑誌に投稿するまでには論文のいろいろな箇所について議論をするはず。投稿した後も referee report のツッコミに応えて修正するし。そうやって揉んでいく過程で、こういうチートをやる人は(少なくとも共同研究者には)必ずボロが出ると思うんだよな。共著者の大人達は、彼女が一人でやりました、全く気づきませんでしたサーセン、で済むのかどうか…。

こんなお通夜状態で、NHK「サイエンスZERO」が 3/16 に STAP 細胞の緊急スペシャル。アイソン彗星特集に続いて NHK 科学番組班の土壇場対応力が問われる。

今回の件を精力的に調べている 11jigen 氏はアニリール・セルカンの件でも追い込みをかけていた人物なんだな。

3月8日(土) シンクロ率 30 %

カラーボックス組立。ひたすら木ねじを回す作業に疲労。しかも棚板を全部逆に付けていていったん解体→再組立。こういうのを間違えるようになるとほんと老化したな、と思う。5段なので収容能力はなかなかだが、カラーボックスはしょせん家具ではないので剛性は今ひとつ。揺すると変形が凄い。

これの棚に CD を収納したいがちょうど良いインナーボックスがなかなかない。ふと段ボールの販売サイトを見てみたら、寸法がカラーボックスの内寸にぴったりで CD ケースがびっちり入りそうな段ボールがあった。オーダーメイドも可能だが、既製品でもサイズが非常に細かく用意されているのでたいていの寸法には対応品が見つかりそう。ただし注文は10枚から。最低でも4箱は必要なのでまあいい。

先日のつじさんライブレポ。この写真はいい。

3月7日(金) シンクロ率 29 %

ほぼ終わった感。いろいろ疲れた。今川焼を買って帰る。120円から150円に値上がりしていた。チーズの今川焼が美味い。チーズはコレステロール対策で普段食べないのでたまに食べるとほんとおいしい。

なぜドレッシングの瓶は出過ぎるのか問題。うちの親も昔からサラダにドバドバかけるが、意味が分からん。野菜が全部ドレッシングの味しかしなくなるじゃまいか。一滴ずつ出る瓶を開発して欲しい。

積雪 GIF。よい。平均すれば雪は真上から垂直に降り積もると思っていいんだろうけど、その場合でも丸テーブルの上の積雪は円柱にはならずに帽子のような微妙な曲線を描いた山になる。この曲線を数学や物理で再現できるかが気になる。雪の粒子のくっつきやすさや崩れやすさをモデル化して、とか。

Perfume Music Player で古い曲を聴いている人が最近少ない。Player を使う人自体が減っている感。またアプリを更新して何かおまけ企画をやって欲しい。

今日の探しもの

3月6日(木) シンクロ率 30 %

注文していたカラーボックスが届いた。でかい & 重い。寸法を計ったのでちゃんと収まるはずだが…。

待て次号の内容が出ていた。門外漢である自分に内容を理解するのは無理だが、対照群がめちゃくちゃなせいで何を見ているのかさっぱり分からない実験をして結論を導き出しているらしい、ということは分かった。

産経が「成果の正しさを一定程度裏付けた形だ」などとちょっと何を言っているのか分からない報道をしていたが、捏造もしくは病的科学認定の一歩手前にある本人が何度同じ結果を出してもそれを「再現」とは普通呼ばないだろうというのと、第三者を入れた調査委員会が調査中だと言いながら一方で疑惑の当事者が普通にラボに出入りして実験を続けるなどということを理研はなぜ許しているのだろう、つまり真面目に真相を調査する気などさらさらないということなんだろうか、Nature も幹細胞生物学のコミュニティも随分なめられとるなぁ、というのが感想。

今日の探しもの

3月5日(水) シンクロ率 31 %

少ないかもしれんが月末に賞与が出る予定とのこと。春はいろいろ出費があるので助かる。しかし日産がベア満額回答・一時金5.6ヶ月分とかいうニュースを見ていると、住む世界が違うんだなと思う。春闘? 何それうまいの? 辛子醤油で食べるの? みたいな。

STAP細胞作製に関する実験手技解説の発表についてに対する反応。

「STAP 細胞はかつてマウスのT細胞だったものが初期化された細胞だ」という元論文の主張を裏付けていた TCR 再構成という現象が「実は起きていません(てへぺろ)」という重大な告白が、今日理研から出た実験手技解説にしれっと書かれている、ふざけんな、との指摘。もしそうなら、酸浴で体細胞がリセットされるという今回の話の根幹が崩壊する。「STAP 細胞は生後1週間のマウスから取った体細胞がリセットされてできた」というのが小保方氏の論文の主張だが、生まれて間もないマウスの体には分化していない幹細胞も少しは含まれているので、そのような未分化の細胞が酸に漬けるだ何だという操作でふるいにかけられて残ったのを見ていただけなのでは? という可能性が棄却されないことになってしまう。

上記3番目のスラド日記の kaho 氏はさらに踏み込んで、実はそういう「若いマウスの体内に元々あった幹細胞を見ていただけ」という解釈すら「甘かったのです」と思わせぶりに述べている。既に公開されている STAP 細胞の DNA 配列のデータを調べて何か見つけたらしい。待て次号、らしい。

STAP 論文の検証に関して情報が一番早いのは 2ch 生物板の「STAP細胞の懐疑点」というスレッド。次いでまとめサイト。新聞やテレビの報道は4周くらい遅れている。

今日の探しもの

3月4日(火) シンクロ率 29 %

新宿塔でドーム BD 初回盤予約完了。BABYMETAL の「ギミチョコ!!」の映像が流れていて思わず見入った。脇の二人がいつの間にかずいぶんダンスが上手くなってるような。舞台装置やメタルという設定だけで見せるのではなく、ちゃんと三人のパフォーマンスが鑑賞に耐えるクオリティになっていて凄いと思った。そしてこれの振りを付けている MIKIKO 先生の凄さも改めて実感。

マシュマロが無性に食いたくなったので帰りにあちこち寄ったが売っていない。ファミマでチョコ入りマシュマロを買って帰ったものの、コレジャナイ感。

今日の探しもの

3月3日(月) シンクロ率 32 %

寒い。春は名のみの。月が綺麗だった。

Tさんが髪をばっさり。可愛い。

今日の探しもの

3月2日(日) シンクロ率 30 %

財布がない。昨夜コンビニで買い物をしたときは確かにあったことを思い出し、コンビニへ行ってみたらやはり落とし物として保管されていた。ほっと一安心。なぜ落としたのか謎。

大時計の秒針が分針とぶつかって止まってしまうようになった。温度のせいか湿度のせいか、分針が反ってしまっている。分解して曲げ直した。この手のヴィンテージ物のクロックは大きなドーム型のガラスが非常に大事。割らないように神経を使う。

3月1日(土) シンクロ率 29 %

レビウ【書】『論文捏造』(村松秀)

そのうち品薄になるかも、と思ったので購入。著者は NHK のディレクター。この本は2004年の BS ドキュメンタリー「史上最大の論文捏造」のための取材資料を再構成したもの。題材は2000年〜2002年にかけてベル研で起きたヘンドリック・シェーンの事件。分野としては物性物理ですね。有機物で高温超伝導が起きることを発見したという成果を発表し、Nature, Science, Physical Review などに63本もの論文が矢継ぎ早に掲載されたが、これらが全て捏造だったというもの。彼の名前は知っていたが事件の詳細は知らなかった。ちょうど院を辞めてさまよっていた時期だったせいか、当時リアルタイムでも関心に上らなかった記憶。

元がテレビ番組であるせいか、サスペンス的構成で非常に面白い。まあ話を分かりやすくするために過度にデフォルメされている面もありそうだが。シェーンはベル研を解雇された後で行方不明になるが、その後の彼を追跡取材した後日談や事件発覚当時に監督責任を問われた彼の共著者・ボスであるバートラム・バトログへのインタビューなどもあって面白い。

一連のストーリーを読んでいると、最近どこかで見聞したような話がいろいろ出てくる。

共通点があるから STAP も捏造だ、とは思わないが、周囲の人々が確証バイアスに陥ってしまったこういう事例が過去にあったということを念頭に置きながらクールに傍観した方がいいのでは、とは思う。

一般発売を寝飛ばし、余裕でした。しょうがない。

1999 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2000 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2001 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2002 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2003 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2004 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2005 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2006 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2007 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2008 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2009 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2010 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2011 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2012 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2013 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2014 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12