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The future has finally arrived.
Yes it is different than we all thought, but don't worry,
this means your future hasn't been written yet. No one's has.
Your future is whatever you make it, so make it a good one.
峠を越えたので早めに帰る。
エジンバラは月曜に行くとお姉さんの店員さんが多くて愛想がいい。週末になると余裕がなくなり、男の店員が増える。
珍しく午前中に起きた。田崎さんの講演を聴きに行く。学習院大学に入るのは初めてで構内で迷った。会場の建物は1階にサブウェイがあり、エスカレーターが付いていた。隔世の感あり。久しぶりに大学を歩いて若い学生さん達の姿を見ると、こういうみずみずしさが自分の日常から久しく失われていることに気づいて、これはいけんと思う。
講演は、物理法則は時間反転について対称なのにどうして世の中には不可逆に見える現象があるのか、という話。生の田崎さんを見るのは初めて。研究者が行うプレゼンテーションの理想のような講演だった。「エントロピー」という言葉を一度も使うことなく、時間の矢の話を分かりやすく解説してくれた。こういういきいきとした講義を日常的に受けることができる学習院の物理の学生はうらやましい。
テレビのお天気お姉さん達が同じドレスを着ている件。23ドルは確かにお買い得。
iOS の Safari から tumblr に post する方法をようやく理解。ブックマークレットを実行しても何も起きないじゃんと思っていたが、新しいタブが裏でちゃんと開いていることに気づいた。
今週も慌ただしく終わる。今日は親が寝る前に帰ろう。
新宿塔の Perfume ミニミュージアムが 12/1 で終了のお知らせ。3月からか。限られた売場の中であれだけの面積を9ヶ月も使うとは。店員さんの思い入れの深さを感じます。
新宿塔と言えば2006年の「新宿はかっこいい人多いねぇ」で有名なインストアイベント。9年前か。ステージの板がずれないように足で押さえるもっさん。
身内から金の無心をされて鬱な気分に。稼げるのは俺しかいないのでしょうがないんだが、言われるままにしたら俺が破産する。どうにもならん。
メルセデス・ベンツ A-Class とのコラボレーション。噂には聞いていたがほんとに来た。自動車メーカーは日産以来。食品・飲料メーカーとのタイアップも多いが、最近のティファニー・伊勢丹・メルセデスという相手の選び方を見ていると、チーム Perfume がどういうイメージを付けたいと考えているかが何となく見える気がする。品だったり格だったり、あと「年相応」という点をかなり重視しているような。やがて30代になる自分達までをちゃんと想定して戦略を練っているように見える。
貞本の絵は正直あまりぴんと来ない。かしゆかに勝手にネコミミ付けんなよ、とか、あ〜ちゃんの胸のボリューム小さすぎるだろ、とかいろいろ気になる。ナンバープレートが PRFM921 なのはメジャーデビュー記念日か。
TOKYO POP LINE は「最新の芸能・エンタメニュースをきれいな写真でお届けするWEBメディアです」と謳っているだけあって、一段レベルの高い写真をたくさん撮ってくれる。ナタリーの写真と比べると「これ同じ会場ですか」と思うくらい印象が違う。撮り方の参考にしたいが EXIF データが削除されちゃってて残念。
寒風+雨で激寒。俺このまま死ぬの? 千の風になるの? と思いながらチャリで橋を渡る。両手が驚きの赤さに。温めると痒い。
ベストアーティスト録り忘れた。死のう。
H-IIA 打上げ。衛星分離まで無事成功。素晴らしい。第2段を「高度化」する意味についていろいろ調べて8月に書いたが、俺は少し勘違いをしていた。軌道傾斜角を30度から0度に変えるための ΔV をロケットさんがすべて与えるわけではなく、GTO の遠地点でまず傾斜角20度という「第三の軌道」に投入するらしい。あとは衛星がこの軌道を1周し、再び遠地点に来たところでアポジーモーターを噴いて傾斜角0度の軌道に入るとのこと。
バーベキューロールをやっている間はロケットは進行方向を向かず「縦」になっているというのも初めて知った。かなり面白い姿勢。GTO を飛んでいる最中のテレメトリーデータの図も興味深い。アンテナがロケットの側面に付いているので、機体がバーベキューロールでスピンしていると定期的に地球との通信が途切れる。この途切れ途切れの様子がちゃんと見えている。素晴らしい。
一方米国では、amazon のジェフ・ベゾスが率いる Blue Origin の New Shepard ロケットが高度100.5kmまで飛んだ後、垂直に下りて着陸に成功。動画がヤバい。逆噴射しながら一気に下りてきて、これ速すぎるんじゃね? と思ったところでふっと減速して着陸。
ただし、New Shepard はもともと衛星軌道にものを投入するためのロケットではなくて、高度100kmまで上がって有人カプセルを分離し、カプセルがパラシュートで下りてくるという、弾道飛行での宇宙体験を目的とした機体。なので、衛星を上げるロケットに比べると燃料も重量も少ないはず。垂直着陸は今まで SpaceX がさんざんテストして未だ成功していなかったのに一足先に Blue Origin がやってしまった、SpaceX 涙目、みたいな論調もあったが、目的が違うのでモノが違う。New Shepard は重量 54t でエンジンの推力が 1000kN。対する SpaceX の Falcon 9 は重量 330t、推力は 600kN×9基クラスターで 5.4MN くらい。Falcon 9 の方が5-6倍も重いので垂直着陸はずっと難しいだろう。
高度化 H-IIA や Blue Origin, SpaceX を見ていると、昔は単に「物体を第一宇宙速度以上に加速するための機械」だったロケットも、21世紀になってずいぶん繊細な芸当ができるように進化してきたな、やっぱり人間って少しずつ進歩するもんなんだな、と実感する。俺らの孫の世代にはずいぶん様変わりしていそう。宇宙エレベーターが何本もできていて、ロケットなんて野蛮なものは既に絶滅しているかもしれないが。
小雪。ダウンジャンパーを出した。なんか首元がチクチクすると思ったらクリーニング屋のタグを付けたまま着ていた。
不要になった iPhone 5s をじゃんぱらで売却。外箱・付属品は完揃だが打ち傷がたくさんあったため減額されて \17,500。美品なら \25,000 で買ってくれるらしい。1ヶ月前の見積もりでは美品でも \15,000 くらいだったので、なんか買取価格が上がってるっぽい。
MVNO のために買い直した iPhone 6 は \61,800 だったので、移行に伴う追加コストは差し引き \44,300。移行により毎月約 \3,500 の節約になる予定なので、まあ1年で元が取れる計算。今のところ回線の速度や音声通話の品質には全く問題は感じない。テザリングも普通にできている。
淀の時計総合館の裏に「深大寺そば つのはず」というのがあったので入ってみた。食券制の路麺店。立ち食いではない。経営母体は狭山そばと同じ会社らしい。意外に美味しかった。天ぷらがちゃんとしてる。
マップカメラで Perfume のシャカシャカを着ている女性を見かけた。シャカシャカと LEVEL3 のトートバッグは結構見かける。
録画番組をひたすら編集して連休終了。ようやく8・9月分を処理した。
ちょっと会社へ。カーペットを清掃したらしく、床がびしょびしょに濡れて生乾きの靴下みたいな臭いが社内に充満。あまりの臭さに頭痛がしてきたのでドアを開けて換気。
年鑑の校正を手伝ったわけだが、暦に載せる天文現象を地心位置で書くか標高0mの測心位置で書くかというのはなんかいろいろ流儀があるようでめんどくさい。「月が木星の南○度を通過」みたいな天体の(赤経における)会合は地心で書くが、掩蔽や食は測心だったり。
au 解約により携帯電話からのメールを gmail に変えたら母親の携帯電話に届かなくなった。「携帯電話会社以外からのメールは全て受信拒否」の設定になっていた。spam が多いっつーので妹に設定してもらったらしい。ホワイトリストに俺のアドレスを追加して解決。ガラケーの受信設定っていまだに「iモード設定」みたいな渋い画面からやるんすね。
au からみおふぉんへ MNP 転入完了。初め IIJmio から「お前の MNP 予約番号が『予約なし』になるんだけど」と言われて手続きが中断したため、少し時間がかかった。謎。au にも再確認したが番号の打ち間違いではなかった。au で転出手続きをしてから半日後くらいに IIJmio で転入手続きをしたが、半日では予約情報の更新が間に合わなかったんだろうか。
罠1。新旧端末で iOS のバージョンを揃えておく必要あり。違っていると旧端末のバックアップデータを新端末にコピーできない。
罠2。バックアップデータの混同に注意。新端末を iTunes につないで iOS の更新をしていると、いつの間にかこの新端末のバックアップも保存される。いざ旧端末のバックアップデータを新端末にコピーしようというときに、間違えてこのどうでもよい新端末のバックアップデータをコピー元に選んでしまうとあほなことになる。
罠3。バックアップデータを新端末にコピーするためにはいったん新端末をまっさらに戻す必要あり。iTunes に新端末をつないで「概要」画面から [iPhone を復元...] を行うと端末の中身が消去され、新規端末として環境を作るか、バックアップデータを入れるかを聞かれる。ここで旧端末のバックアップデータを選べばよい。
罠4。新端末に IIJmio の SIM を挿しただけではモバイルデータ通信はできない。「APN 構成プロファイル」つーのを入れる必要あり。このへん、みおふぉんの SIM に付いてくる取説にはあまり親切に書かれていない。IIJmio ではバンドルクーポン(LTE を使う権利)の使用を簡単にオンオフできる「みおぽん」というアプリが提供されているが、このアプリのヘルプメニューから APN 構成プロファイルをインストールできるのでこれを利用するのが簡単。
罠5。au のメールアドレス (ezweb.ne.jp) の代替をどうするか。今の世の中ならまあ gmail 一択ですかね、ってことで gmail のアカウントを取ったはいいが、gmail は「メッセージ」アプリで使えない。しょうがないので「メッセージ」アプリは iPhone 持ち同士の iMessage 専用ということにして、gmail 宛のメールは「メール」アプリで読み書きすることに。
罠6。「メール」アプリはプッシュ通知に対応していない。15分おきのフェッチで新着チェックする設定しかない。gmail の公式アプリならプッシュ通知に対応しているので、「メール」を使うのはやめて gmail アプリをインスコした。
罠7。gmail アプリはプレインテキストメールを送れない。ただの1行メールでも multipart/alternative になる。いと unko なり。しょうがないので gmail アプリには新着通知だけしてもらい、返信や新規送信にはやはり「メール」アプリを使うことにした。何て日だ!
つーことで、携帯電話会社の軛から解放され、iPhone 6 を使いながら携帯電話料金を月3,000円程度に圧縮できる予定。au は10年くらい使っていたらしい。バイバイ au。
西武線の優先席の表示が「『混雑時には』携帯電話オフ」にようやく切り替わった。
甥っ子の誕生日プレゼントを物色。5、6歳くらいの子がスター・ウォーズのおもちゃのでかい箱を眺めながら「これすごいよ」「これ、ちょっと欲しいかも…」と一人でつぶやいていた。こんな世代の子にも人気が浸透してるのか、スター・ウォーズ。
歌舞伎町でドーナツを食べていたら隣席のカップルの女性の方(少しお水系)が「あ、もう明日金曜日か。チョロっ!」と言った。今週はチョロかったぜ、ってことだと思うが、なんかカッコ良かった。俺も言ってみたい。チョロっ!
彼女は「今までペンライトを振らないライブには行ったことがない」とも言っていた。東方神起とか Super Junior とか SHINee とか、韓国の SM エンターテインメント所属アーティストが好きとのこと。
回転するプロペラを CMOS センサーのカメラで撮ると気持ち悪く分裂した映像になるが、そうなる理由を動画で説明。一目瞭然。素晴らしい。
切ない話を聞いた。
東京タワーと半月。これもイラッとくる写真。月面が裏返しになってる(右半分なのにウサギの耳がない)。実際には下弦過ぎの月ですね、これ。月だけ合成したのか写真全体を裏返しにしたのか知らんが、「月の模様なんて鏡像でもどっちでもいいだろ」という、見る人をナメてる感覚に腹が立つ。
知らない人と話をするのは緊張するし消耗する。
今日は疲れたなー、とお茶を飲みながら緩和していたら、BGM で「なーぜか本出した、なーぜかヒットした」が流れてきてちょっと元気が出た。
「レキシ - SHIKIBU feat. 阿波の踊り子(チャットモンチー)」。シキシキブンブンシキブンブン。耳から離れない。「夢見る少女のままじゃおじゃれない」で笑った。そして八嶋さん。
「ねぇバーディア」のバーディアって何ね、と思って調べたら、EW&F の「September」の引用だった。それか! 「覚えてる? あの9月の日の出来事」ってそういうことか。
au に電話して MNP 転出手続き。web(au お客さまサポート)からの申し込みはできない仕組みになっている。電話 / au ショップ / ガラケーの EZ ボタン、のどれかから手続きするしかない。手続きはわりとあっさり完了。2万 pt あげるとか言われて引き留められるという話も聞いたが、俺の場合はそういうこともなく。転出先がどこなのかは「参考までに」ということで聞かれた。
転出先はみおふぉんにしてみた。こちらは web から申し込み完了。MNP 予約番号とクレカ番号を入れて、本人確認書類(運転免許証)の写真を送っておしまい。数日後に SIM カードが届く予定。SIM が着いたら IIJmio に電話して開通手続きをすると、数時間後に au の回線は使えなくなるとのこと。
一つ失敗したのは au の2年縛りの更新月を勘違いしていたこと。更新月は先月だった。端末代金の24ヶ月分割払の完了月と微妙にずれてたんだな。既に次の2年縛りが始まってから解約する形になってしまったため、「誰でも割」の違約金を \10,260 取られることに。痛。
タマフルのザ・シネマ・ハスラー改め「ムービーウォッチメン」で『WE ARE Perfume』の評を聴く。ほぼ自分の感想と同じ。podcast で聴ける。YouTube にも早速上がっていた。ネタバレ注意。
埼玉県民の日。朝起きたら例の謎の物体はインド洋に落下し、薩摩半島沖で M7 の地震が発生し、パリではひどいテロ事件が起きていた。
au の 5s は MVNO で使えず、SIM ロック解除もできないため、中古の docomo 版 iPhone 6 を購入。SIM フリー版は1万円くらい高いので断念。たいていの MVNO は docomo 系回線なのでこれでよい。5s のサイズが気に入っているので最初はフリー版か docomo 版の 5s をもう一度買い直そうかと思っていたが、iOS9 にしてからどうも 5s ではバッテリーが持たないので、iOS の消費電力増の流れを考えると 6 にしといた方が後々良かろうと判断。5s のバッテリー容量は 1560 mAh、6 は 1810 mAh らしい。
露国からのお届けもの。グジェリ (Гжель) というロシア伝統の陶器だそうで、これはロケットを模していて犬が2匹乗っている。1960年にスプートニク5号で初めて衛星軌道に乗って生還したベルカとストレルカですね。(衛星軌道に乗った世界初の動物は有名なライカ(1957年、スプートニク2号)だが、打ち上げから約5時間、軌道を数周したところで高温のために死んだことが分かっている。)
このグジェリは少し前に tumblr で写真を見て以来欲しくて定期的に探していた。ebay にちょくちょく出品されていてさほど珍しいものではないっぽいが、たいてい出品者が強気で値段が高い。今回は珍しく良心的な値段で出ていたので買ってしまった。たまにこういう我楽多を買うのがささやかな楽しみの、飲む打つ買うもしない独り身のおっさんです。
ノーズコーンは外れる。実用的な形ではないが、用途としてはいちおう酒瓶だと思われる。ウォッカを入れたり。高さ約20cmで容量は 350ml の PET ボトルくらい。そうめんのつゆとか入れてもいいかも。
「SWITCH インタビュー 達人達」を見る。志村けんは映画「モテキ」で Perfume を見て以来のファンとのこと。しかし老けたな。65歳らしいが、70歳のタモリより老けてるように見える。ある程度成功して目標を達成してしまった後の動機付けをどうすればいいか、という相談をのっちがしていて、まあやっぱりそうなるよな、と思った。既存のグループに後から入ってエースになるという意味ではのっちは Perfume における志村けんであるとも言えるが、そのへんの心境についての話も聞きたかった。
風呂に入る前に「なんかくたびれたから5分だけ横になろう」と思って横になると絶対にダメ。朝まで起きない。これやるとずっとサイクルが狂いっぱなしになるので、どんなに疲れていても布団の誘惑に負けずに風呂に入るよう今週は頑張ってみた。
わざわざ荷物を持参して来てくれたのはいいが、「初対面なのに口調が馴れ馴れしい」「打ち合わせテーブルに置いてある他部署の書類の上にドカッと荷物を置く」というあたりにちょっと不安を感じる。滲み出る殿様感。
駅に新しくできた CAFÉ Lu-Le に入ってみる。内装は小綺麗。コンセントもたくさんある。非常に混んでいてゆっくりできる感じがあまりないのが残念。そしてコーヒーが酸っぱい。
アシックスウォーキングでスーツ用の革靴購入。足型計測もしてもらい、ベストフィットのやつを選んだ。普通に 4E まで在庫があってありがたい。しかしお値段が糞高い。
TOHO シネマズ新宿でついにパンフ入手。長かった。
マイナンバー到着。番号の通知カードとは別に、希望者は写真入り証明書になる「個人番号カード」を作ることもできる。個人番号カードがあればコンビニの複合機で住民票を発行したりもできる。「番号はむやみに他人に見せるな」という注意書きがありながら、個人番号カードの裏面にはマイナンバーが印刷されるという謎仕様。まあクレジットカード番号みたいなもんか。落としたらいろいろ面倒なことになりそう。
うちの親は説明書きを読んでもよく分からんと言っていた。個人番号カードは作りたい奴だけ作ればいいのだが、必ず作らなければならないものと勘違いしていた。確かに字が多くて分かりにくい。
「マイナンバー 1129 で焼き肉無料」。マキシマム ザ ホルモンかと。
2回目。今回は立川シネマシティにて鑑賞。この館は「極上音響上映」で有名らしい。確かに音は良かった。重低音がよく鳴っているし音場の立体感もいい。ライブが題材の映画なんで、観客の歓声が自分の横や後ろから大音量で聞こえてくると没入感がある。
2度目なので話は分かっているのだが、やはりあちこち泣けてしまう。ドキュメンタリーとして淡々と撮っているだけなんですが。パフォーマンスが素晴らしくて自然と涙が出てくるというのと、映画の中で感激して泣いている人がやたら登場するので、そういう人々の泣き顔を見ると脳に備わっている共感回路が反応してこっちも泣けてしまう、という二つの要因がある。
喜怒哀楽という言葉があるが、この映画には怒と哀は全く登場しない。公演前の不安感や緊張はたくさん見えるしトラブルもたくさん起きるが、安いドキュメンタリーにありがちな、誰かが怒っている場面や誰かと誰かが対立する場面、誰かがふてくされるような場面は一つもない。みんなが大人で、理性と笑顔を武器にして励まし合いながら問題を解決して完成度を上げていくのがただただ凄い。ネガティブなシーンをカットしているのか、もともとそういう揉め事がほとんど発生しないチームなのか、どっちなんだろう。他のいろいろな映像などを見る限り、彼らはおそらく揉め事が発生しにくい集団なんだろうな、と思う。
平日の最終回なので客はまばらだったが、上映後に拍手している人が複数いた。俺もつられて拍手。いい映画です。映画がいいのか素材がいいのかよく分からないけど。形あるものでも無形のものでもよいが、「ものを作る」ことに携わる人にはこの作品はおすすめ。いろいろな発見がある。
11/14 のタマフルで宇多丸氏もこの作品の評論をやるらしい。興味ある。
窒素関係のお仕事。窒素が炭素の後塵を拝している理由が何となく分かったようなことがあったりなかったり。
端末代の支払いが終わったのでマジで乗り換えを検討。
超音波で宙に浮かせた水滴の振動。面白い。いろいろな振動のモードに共鳴して変形する。
KIC 8462852 は重力減光+トランジットで説明できるか。恒星が惑星系を持っていると、地球から見てその星の手前を惑星が通過(トランジット)することで恒星がわずかに減光する。金星や水星の日面通過みたいなもんすね。よって恒星の明るさを絶えず監視していれば系外惑星を見つけることができる。これを専門に観測する Kepler 探査機というのがいて、もう探査機は姿勢制御できなくなって観測は終わっているのだが、こいつが残した膨大な恒星の観測データの解析が現在も続いている。この観測データから「奇妙な変光をする星」が見つかり、少し前に話題になった。普通、惑星は恒星よりずっと小さいのでトランジットによる減光率はせいぜい数 % 以下で、減光曲線は時間に対して対称なカーブになる(丸いものの手前を丸いものがまっすぐ横切って暗くなるわけだから、食による面積の減少→復円の様子は当然対称になる)。そして惑星は恒星の周りを公転しているので当然減光も周期的に起きる。しかしこの奇妙な星 (KIC 8462852) の減光率は15%とか22%とか非常に大きく、周期性が見られず、減光曲線もぐちゃぐちゃっと複雑に変化している。こんな変な減光が起きる原因はなかなか思い付かないので、これは実はこの恒星系に住む知的生命が構築した建設途中のダイソン球による減光なのでは、という解釈すら登場している。これに対して、いや、もし恒星が高速で自転していれば潰れた回転楕円体になって、赤道が極より膨らむので表面温度も赤道の方がより低くなって表面に暗い帯ができる(これを重力減光 gravity darkening という)。こういう星の手前を惑星が通過すれば、こんな奇妙な減光が起きても不思議じゃないよ、という説もあるとか。Bad Astronomy の Plait さんは「ダイソン球よりはまともな説明だが、減光率の大きさをこのモデルで説明するのは難しいんじゃない?」との見解。
今は光赤外干渉計もずいぶん進歩して、レグルスやアルタイルが実際に自転で潰れて楕円体になり、表面に重力減光の効果が出ている様子まで写真に撮れるようになっているのね。恐ろしい時代だ。
KさんとKさんの関係についてKさんと雑談などす。
22枚目のシングル。過去を振り返り未来への決意を表明するという意味が強く乗った詞で、ファンでない人にとっては娯楽性があまりないかも。これまでの歴史物語を乗っけずにただ「いい音楽だよね」という所だけで売れる日が来るといいな、とずっと思ってきたが、たぶんそれは無理なんだろうな。本人たちに業として刻まれてしまっているし、安直にそこで感動したいという需要もあるし。そういう辛気臭い物語なんかなくてもほんといい音楽だしいいダンスだし、楽しいライブなんですけどね。
物語はもういいじゃん、という気持ちはまあ置いといて、この曲は合唱曲に編曲したらなかなかいい感じになりそうだな、とは思った。
カップリングの『TOKIMEKI LIGHTS』はチョコラ BB の CM 曲。'80年代の香りがするアレンジでおっさんの俺にはかなり好み。「松田聖子っぽい」という感想をたくさん見た。分かる。イントロからAメロの流れとかね。Perfume の曲は3人または2人によるユニゾンが大部分でソロが少し、というバランスが多いが、この曲は1番に各ソロパートがかっちりあってそこが楽しい。お、なんか歌手っぽい!と思う。
3曲目が伝説の「イミテーションワールド」。昔ライブでよくやっていた曲だが CD に音源が収録されるのは初。昔とは違うアレンジで録り直している。これが凄くいい。昔よりかなり遅いテンポで美しい伴奏が付き、26歳の三人に似合う曲に生まれ変わった。サビのコーラスの切なさに泣きそうになる。
ということで、1曲目は俺にはちょっと重すぎるが2曲目・3曲目目当てで買うべし、と推したいです。あと初回盤の DVD に PV 撮影のオフショットが10分41秒も入っていてこれが秀逸。三人がそれぞれビデオカメラを持って撮影し合う。10:0 やないかい。10:0 のお姉ちゃんや。
散髪。珍しく空いていた。
TOHO シネマズ新宿に物販だけ買いに行ったがパンフは相変わらず売り切れで再入荷未定。TシャツはLサイズだけあった。ASMART でも買えないみたいだし、どうすれば。
『音楽と人』購入。深みのあるインタビュー。昔は三人と先生ともっさんだけで全て決めていたのが、チームが大きくなって関わる人間が増えた結果、三人がやりたいことだけをやるというわけにもいかなくなってきていた。でも 10days は本当にやりたいことをやったし、これからは自分らが楽しいと思うことを大事にするよ、という話。何でも器用にカッコ良くこなすが、後から振り返って「実はあのときはあんまり乗り気じゃなかった」みたいなことを時効が成立してから打ち明けるところに優等生気質を感じる。
略称は結局「1億相」になったか。「一億総○○」というフレーズ自体が死にたくなるほど黴臭いのでこのセンスをまず何とかして欲しいところ。
本を運ぶため車で会社へ。深夜だと片道1時間ちょいで行けた。埼玉人の自分は車線の多い都内の道を走るのが苦手。左を走っているといつの間にか側道に誘導されてそのまま左折専用レーンで強制左折とか。「右から2本目」をキープする意識でいくとうまく走れるようである。あと、うろ覚えのままナビ頼りで東京砂漠に突っ込まず、ちゃんとルートを予習することが大事だと改めて痛感。「カーナビを使うと学力が低下する」と言っていたKさんは正しい。
日用品が次々に壊れる。ファッキンエントロピー増大則。
引っ越しのお手伝い。少ししか動いていないのに汗と疲労が凄い。運動不足杉。
手伝いの駄賃で本をたくさんもらった。
引き続きご覧のスポンサーで生活防衛を考えないとな、としみじみ思うような話を聞く。
Book1st に『音楽と人』を買いに行ったが並んでいない。こないだの『WI?』もそうだった。発売日に行ってもなぜか売っていないという状況。今までこういうことはなかったのだが。大型店じゃし。まさか即完してるとも思えない。Book1st の問題なのか取次の問題なのか。
『STAR TRAIN』(2種リリース)はオリコンで週間4位。2位も取れなくなってきたか、と思いきや、サウンドスキャン調べでは乃木坂46(5種リリース)を抑えて週間2位。サウンドスキャンは複数種リリース(いわゆるドーピング商法)を冷徹に別タイトルとして集計するのでこうなる。それにしてもオリコン2位の℃-uteさん(6種リリース)が SS の方で20位にも入っていないのは、集計方法の違いを考慮してもここだけずいぶん乖離が大きいな、と不思議。
まあそんなわけで、ユニークユーザー数を考えたときにこの週に真に最も売れたのは、乃木坂でも ℃-ute でも Perfume でもなく、おそらくオリコン3位・SS 1位の μ's(1種リリース)。さすがラブライバー。さすが飯田里穂。
若い頃の飯田里穂は可愛い子だなと思っていたが、最近飯田里穂を見るとなぜか0系新幹線を思い出す。
りんご+マンゴー味という小腹減り用菓子を食った。俺はマンゴーがあまり好きじゃないんだな、と唐突に気づいた。触れるたびに何となくもやっと違和感を感じながら生きてきて、数十年経ったある日突然「あ、俺はこれが苦手なんだ」と気づく、というのが年をとるとたまにある。
@TOHO シネマズ新宿。夕方の回で6割くらい埋まっていた。パンフが売り切れで買えず。
内容は WT3 と SXSW の密着ドキュメント。監督の佐渡岳利氏は NHK の局員で NHK エンタープライズに出向中らしい。Perfume とは「ポリリズム」の頃からの長い付き合いだとか。テレビの人なのでテレビ番組っぽくなってしまうのかと思ったら、思いの外硬派なドキュメンタリーになっていた。字幕もなく BGM も少なめ、近藤春菜のナレーションも分量としてはほとんどない。密着映像が淡々と続く。三人や先生やいつものスタッフさんや世界中の観客の表情を見せていく、それが結局一番面白くなるということを正しく理解している監督だな、と思った。
ネタバレになるので詳細は秘密だが、LA 公演の反省会で MIKIKO 先生と三人の関係がよく分かる場面があってそこがすごくいい。三人は今でも MIKIKO 先生を「先生」と呼んではいるが、先生と生徒というよりは共同作業者という距離感で、四人の合議でライブを作り上げている。
もう一つ良かったのはやはりラスト。あの人が登場し、あの人の前であ〜ちゃんが凄いことを言います。あの人と三人が直接言葉を交わす様子を見るのはこれが初めてかも。あの人と三人の関係も、へー、今はこんな感じなのか、意外と打ち解けてるな、と思った。
細部を確認しながらもう一度見たい。
風林会館のパリジェンヌという喫茶店に入った。広い。コーヒーはまあまあ美味い。モンブランはどっかから仕入れてる出来合いのものっぽい。後で調べたら893さんの会合でよく使われたり過去に何度か銃撃事件やら何やらあった店らしい。さすが大遊戯場歌舞伎町。
鞄に穴が空いたので新しいのを購入。
ピカデリーの地下にある MUJI のカフェに入ってみる。Café & Meal ということで飯を食っている人も多い。注文は半セルフ方式。体に良さそうなお総菜をお好みで3品とか4品とか頼めるプレートが人気。俺は普通にケーキセット。750円くらいだった。新宿にしては安い。さつまいものケーキが良かった。コーヒーは酸っぱい。
コップの水を飲むネコ。何度見ても笑う。
1999 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2000 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2001 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2002 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2003 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2004 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2005 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
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