.. | ../.. | 時計 | MINI | 自分用 | Idols | | |
A Senior NASA scientist I know described Hayabusa and Hayabusa2 as "sporty".
Their approach is so different from NASA's.
Always on a shoestring, always daring, always risking failure.
Neither approach is better;
humanity is better for having both safe and "sporty" exploration!
原稿を一つ仕上げて送付。もう一人の執筆者がFさんとのことで、いろいろ心配。
久々に1000円ではない床屋で散髪。顔剃りもしてくれるのでいろいろ綺麗になる気がする。
靴を新調。いつもの GT-1000 SW。現行は GT-1000 7 なので、一つ前の 6 SW (TJG963) を安く買った。だいたい1年で踵の内側がダメになってしまう。2足を交互に履いたら2年以上長持ちしたりするだろうか、と思い、安いので今回は2足買ってみた。人生は実験。
昨日の書き忘れ。古巣作業でまた校正用赤ペンを試用。三菱鉛筆ポスカの極細(赤)とゼブラのマッキーペイントマーカー(ピンク)を試す。ポスカは水性、マッキーは油性。どちらも黒色の校正紙に対する被覆性は申し分なし。マッキーの方が乾きが少し速い。しかし太いな。どちらも公称0.7mmだが、いわゆるポスカとマッキーのペン先なので軟らかくて、どうしても線が太くなる。小さい字は書きづらい。Do!ポスカというのがもう少し固いペン先のようなのでこれも試してみよう。
西武新宿 PePe のディスプレイだが、望遠鏡をこんなふうに立てる女とはすぐに別れた方がよい、と思った。三角板どこにやったんだよ(三角板ではなくチェーンで固定するタイプもあるが、いずれにしろこれでは固定されていない)。こんな状態で上から荷重をかけたらえらいことになる。水平も出てないし。
これ、フォークから対物レンズまでの長さが接眼部までの長さに比べてえらい短いよね。ファインダーもないし。写真を半円形にトリミングするために Photoshop で鏡筒を切り詰めた感。ファインダーや三角板もフォトショで消したんだろうか。ともあれ、見た目を優先して望遠鏡の構造を無視した改変を強行するあたり、物の仕組みをナメているデザイナーの浅はかさが感じられてなかなかしびれる。
連絡がない。どうしたものか。しかしこういう事態にもあまり慌てなくなってきた。〆切も、以前は1件でも未処理の〆切があるとプレッシャーを感じていたが、〆切があるのが普通という状態が(ありがたいことに)続いている結果、度胸が付いてきた。
本日発売の『Newton』12月号に 14p ほど記事を書きましたのでよろしければご覧ください。「Cosmic Wonder」という、いつもは天体写真を紹介するコーナーだが、今号は天文学の数値シミュレーションのグラフィックを特集。国立天文台 CfCA/4D2U 全面協力。広報の福士さんには画像提供や取材アポ取りで本当にお世話になりました。
研究会から帰国したばかりの超多忙な小久保さんが取材対応の時間を作ってくださり、超久しぶりにお会いできたのが嬉しかった。「最後に会ったのは代々木八幡駅のホームで会ったときだよね」というのを二人とも覚えていた。十何年か前だな。あのとき小久保さんは吉高由里子との対談の帰りだったとのこと。吉高さんは「目を見て話してくれない、不思議な人」だったらしい。(2018/11/04: 小久保さんと吉高さんの対談は2009年10月のフリーペーパー『ジェイヌード』(朝日新聞出版)に載ったものだった模様。ということは9年前か)
記事の最終面には計算結果の画像ではなく、あえて「アテルイII」の筐体写真をでっかく使った。印刷物にも使える超高解像度の画像が(いろんなカラー照明を当てたバージョンで!)用意されていたせいもあるが、計算機がどういう物なのか、実物の絵を読者に見て欲しかった。筐体の画像はまぁただの箱の写真ではあるのだが、こういうものがこういう部屋に置かれていて3000兆FLOPSというような演算をするのだという実感を、特に小中高校生の読者に持って欲しいかなと。俺が子供のときも、NECや日立が世界最速のスパコンを開発、というような新聞記事を見て、筐体の写真が小さく載っているだけで「これが世界最速かぁ」とわくわくしたものなので。初稿では、CPU は Xeon Gold でアーキテクチャはそのへんの PC の CPU と同じ x86 だという内容も盛り込んだ。家庭の PC とスパコンの間にもつながりがあるという身近さを感じて欲しかったから。「マニアックすぎる」という編集部の判断で最終的には削除されてしまったが。
「アテルイII」の筐体を載せたもう一つの理由は、おそらく小久保さんの趣味というかポリシーにある「科学はカッコ良くなければならない」という思想が好きだからというのもある。小久保さんの1990年代終わりの有名な仕事に月の形成のシミュレーションがある。この計算結果を三浦均さんが CG にして一ノ瀬響さんがドラムンベースの BGM を付けた動画が当時凄くカッコ良かった(科学の可視化映像にこういう音楽まで付けるというのはあまりなかったと思う)。スパコンの筐体表面をカッコ良く飾ったり、別になくてもいいけどLEDを光らせてみる、みたいなのも同じで、研究の遂行には必須ではないが、やった方が楽しいことがいろいろある。そこを大事にする姿勢がいいなと思っている。科学はスタイリッシュでなければいけないし、人々が憧れるキラキラした存在であるべきだ。まあそんなわけでいろいろ思い入れのある記事なので、ご覧いただければ嬉しいです。
子供の頃に開店して以来、長年親しまれてきた近所のパン屋さんが閉店していた。「年を重ねて体力の限界を感じるようになったため」店じまいする、との貼り紙あり。俺が保育園の年長くらいのときにご一家が越してきてパンとケーキのお店を開き、娘さんが俺と同い年で同じ保育園に転入してきたのを覚えている。パンもケーキも美味しくて、誕生日にはよくバースデーケーキを注文した。あれから40年くらいか。近くのコンビニが閉店して跡地に新しいパン屋が開店したせいもあるのだろう。街が高齢化しているせいか、閉まる商店が増えた。
動員令の話を聞く。俺にはたぶん関係ないが。
窓を開けて走ると実に気持ちの良い天気。ただし髪の毛はボサボサになる。
1000円床屋で散髪しようと思ったが、待ち行列がすごかったので断念。
燃料計はちゃんと動くようになってしまった。が、入荷したというので一応タンクユニット交換。ついでにワイパーブレードも交換。
独裁国家が独裁制のまま経済成長を遂げてしまい、自由主義諸国にとっても天然資源や労働力の供給元として経済的に不可欠な存在になる、という未来は昭和の頃には想像しなかったな、と、中・露・サウジあたりを眺めながら思う。
「"コンビニより多い"」で google 検索すると、歯科医院だけでなく酒屋・美容室・クリーニング店・寺・喫茶店・スナック・薬局・マッサージ店などいろいろ出てくるので、「そもそもコンビニはそんなに多くない」と考える方がたぶん妥当。レモンをビタミンC含有量の基準に使う愚、みたいな話なのだろう。
『昆虫すごいぜ!』ハンミョウの回の再放送を見る。カマキリ先生が茶色になっていた。子カマキリの女の子は毎回変わるのね。今回の古橋舞悠ちゃんはカブトムシの累代飼育もやっているらしい。ハンミョウは子供の頃に図鑑で見て、タマムシの他にもこんな綺麗な昆虫がいるのか、と探し回ったことがあるが、見つけられなかった。
今日も入力。他にもいろいろ間に合わなさそうで残業。
鯛焼きが美味しい季節がまたやってきた。椿庵の厚焼きも再開したはず。今日はとりあえず味咲き。ここの小倉クリームチーズは人を堕落させる美味さ。
今月の良かったことといえば、小池里奈がまさかの復活を遂げたこと。無理をせず続けていって欲しい。
先日校正した松原さんの『図解 宇宙のかたち 『大規模構造』を読む』が発売になっている。光文社新書とは思えないマニアックさでおすすめ。目次を見ていただければ濃さが分かると思うが、この本を必要とする人は日本国内にいる宇宙論の院生、せいぜい100-200人くらいしかいないのではないかと思われる。大規模構造の3点相関関数とかバリオン音響振動とか、そんな話。工程的に、紙版よりは電子版の方が誤植がより少なくなっているはず。
緊急事態ということで、校正班なのになぜか入力をやる。考えながら打つライティングと違って、原稿をひたすら入力していくだけなので脳は使わないが筋肉と関節が使いっぱなしになる。手首が痛くなった。使った PC のキーボードがかなり硬いせいもあるが。舐めてやるとすぐに痛めそうなので気を付けよう。目と手は大事な商売道具。
しかしまぁ何というか、大きい所から仕事をもらって食ってる会社の悲哀というのはいろいろあるよ。前職もそうだった。本当に立場が弱い。無理を言われても何とかしないと切られるから無理してでもやる。やって当たり前なので感謝はされない。世の中のいろんな財やサービスがそういうハッピーでない労働でできている。一部上場企業でスーツ着て首からIDカードぶら下げてる連中はそういう泥臭い世界のことはきっと知らない。企業のヒエラルキーと無縁でやっていける会社はそれだけで恵まれている。
始動しても燃料計と温度計が動かない。温度計はしばらく経ったら動き始めたが燃料計はダメ。店に持ち込み、とりあえずタンクユニット交換という診断。取り寄せなので入荷したら連絡してもらうことに。
なおも走っていたら燃料計が動き出した。うーむ。
店の人にトランクの中が結露していると言われたので、中身を全部出してしばらく干した。スペアタイヤを納める窪みにも水が溜まっている。錆びもずいぶん進んでいる。こういうの全部直したいけど、まともにやると板金の費用がかさみそう。
「水」を「涙」に変えると叙情的になるトイレ。鬱の症状のようでもある。
「はやぶさ2」着陸延期。まぁそうなるか。「MINERVA-II1」や「MASCOT」の画像を見ても、地平線がまっすぐじゃないんだよな。岩が多いというより、岩しかない。慎重にならざるを得ないだろう。
我々が無意識のうちに抱いていた、砂(レゴリス)が堆積している平坦地というイメージはやはり月面から来たものかもしれない。レゴリスは流星物質や隕石が天体の表面に高速で衝突して岩の破片が吹き飛ばされたり、衝突のエネルギーで蒸発・再凝結したりして長い長い年月をかけて積もったもの。月のレゴリスが降り積もる速度は100万年で1.5mmだという。鍾乳石の成長よりずっとずっと遅い。寿限無寿限無五劫の擦り切れみたいな世界。
リュウグウにこういうレゴリスがほぼ全くみられない理由を考えるのは楽しい。非常に新鮮な天体なのか、かつて自転が速かった時期に飛ばされて失われたのか、重力が弱いせいで積もらないのか、衝突事象自体がリュウグウの軌道では少ないのか。
土壇場での修正…。ぎりぎりまで手を抜かない気持ちは凄いと思うが、もっと早く言って欲しい気もする。前に却下された俺の案と大差ない文言に結局戻ったりもするしなぁ。
ということでまた忘れていたが、9月26日発売の『Newton』11月号で、初代「はやぶさ」が持ち帰ったイトカワ微粒子の年代を決定したという研究の取材記事を 1p 書きましたのでよろしければご覧ください。
取材させていただいた阪大の寺田先生のお話では、母天体の破壊的事象があった年代として得られた15.1億年±8.5億年という値はエラーバーが大きすぎて不本意とのことだった。サンプルに酸素イオンのビームを当てて出てきた元素の質量分析をするという非破壊分析だが、サンプルの量が多いほど精度は上がるので、「はやぶさ」がもっとでかいサンプルを持ち帰ってくれていればなぁ、というところらしい。
寺田先生のお話を伺っての感触だが、地球惑星科学の人達が語る年代観は天文の人とはずいぶん違う。俺の感覚では、地球ができたのは「約46億年前」で、これ以上どうもならないんじゃないかと思っているが、地球惑星科学の人達にとっては46億年前なのか46億1000万年前なのかが重要で、1000万年の精度で絶対年代の決定が可能だと考えている。ずいぶん違うなぁと思った。
放置していた freee の消し込み作業に着手。ようやく付け方が分かってきた。分かってくると金勘定は楽しい。
freee のツボ。俺流なので正しいかどうかは知らない。
ギリギリでしびれる。Real Face。
今日発売の『星ナビ』11月号にて、「『はやぶさ2』ミッションレポート」6p 書きました。今月はページ多し。特集「世界の星絶景5」も写真が美しい。よろしければご覧ください。
NASA60年特集の校正をしていて思ったが、アポロ計画や米ソの宇宙開発競争に関して、歴史の継承が途絶えているのを感じる。筆者の方はおそらく俺より10歳くらい若いが、初稿ではジェミニ同士のランデブーの写真に「ドッキングするジェミニ6A号とジェミニ7号」みたいなキャプションが付いていたりした。ジェミニのドッキング相手はジェミニではなく無人のアジェナ標的衛星であります。俺の年代でもアポロは既にリアルタイムではないが、当時の図鑑や本に載っていたのは圧倒的にアポロでありサターンVだったので、一通りは知っている。10歳違うと、生まれたときからもうスペースシャトルが飛んでいた時代なので、このへんの前提知識がだいぶ違うのかもしれない。
操縦席からの絶景、飛行士が撮影。凄い写真がたくさん。天の川、セントエルモの火、黄道光など。黄道光は特に凄い。
天文台。Kさんと10年以上ぶりに会う。実は蜂巣さんの退官記念講義にも同席していたはずだが、あのときはお話をする機会がなかった。変わっていないねと言われたが、Kさんも変わっていない。
しかし雨である。最近、お出かけ仕事の日はいつも雨。
久々に食べたサブウェイのサンドイッチが美味かった。こういうのでいいんだよ。(井之頭五郎)
帰りの電車で寝過ごした。今週は睡眠時間10分とかいう日が続いたのでさすがに疲れている。計画的に生きたいです。
「MASCOT」分離。別仕事のため説明会には行けないが、twitter で情報を見る。
自分が書いた文章が公式情報として掲載され、それを運用チームの方が twitter で引用してくださっているのを見るのは何とも不思議な感じ。自分の記名記事が『Newton』などに載っているのもそうだが、子供の頃憧れていたものの中に今自分がいて、名前を出して仕事ができているというのが信じられない。どうやってここまで来たのか思い出せないし、俺が今いる立ち位置と子供の頃に憧れていたあれらが同じものとは思えない。2年前の俺は会社で毎日疲弊していたし、1年前の俺は作業服を着てハンダ付けやケーブルに圧着端子を付ける練習をしていた。何とも不思議。今の状況もそのうち泡のように消えてしまうのかもしれない。
今年もあと3か月。人生で最も速く通り過ぎた一年だったかもしれない。良いお年を。
台風一過の公園を訪れる。葉や枝がたくさん落ちていた。ここは市の中心から離れた、わりとガチの森林の中にある公園なので、絶えず人手を入れていないとすぐにエントロピー増大則に負けて無秩序に陥る。整備の人々の苦労がしのばれる。
2018 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2017 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2016 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2015 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2014 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2013 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2012 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2011 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2010 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2009 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2008 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2007 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2006 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2005 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2004 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2003 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2002 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2001 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2000 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
1999 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12