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サッカーは、なぜこれほど我々を魅了するのか。
それなりの尺のなかで、強いストレスを覚え続け、
ごくたまに大きなエクスタシーを得る。
そう、きっと人生に似ているのです。— 椎名林檎
38.5℃まで下がったのでメール処理。仕事の話を考えていると、熱とだるさの中でも脳が少しだけ明瞭になるのを感じた。脳も頑張って仕事モードになろうとするのだろうか。意外。
かかりつけ医院へ。問診をして、「じゃあ口を開けて舌を出して、あーー、これはひどい」ということで、扁桃腺炎確定。消炎薬と抗生物質と総合感冒薬を出してもらう。治りかけた頃に咳が出始めて喘息に移行するという黄金パターンが来ないかどうかだけが心配。
徹夜は身体を壊すので、もう少し持続可能な生産体制を確立しなければならない。もう若くないと身にしみて感じた。
そういえば今回もお薬手帳を忘れて、一度家に取りに行ってから薬局へ行ったのだが、お薬手帳のスマホアプリというのがあるらしい。薬局チェーンなどいろんなところがアプリを出しているが、日本薬剤師会のアプリが無難そう。薬と一緒にくれる紙に QR コードがあるのでそれを読み取らせてアプリに記録していくというもの。すでに紙の手帳に書かれたデータをアプリに移行するには手入力で入れるしかないようだ。薬局によっては手書きやゴム印で記入していたりするので、これはまあしょうがない。
痛くて唾を飲み込めないほど喉の腫れがひどい。完全に扁桃腺炎だな。思い返せば、まともな睡眠をとったのは先週土曜が最後。さすがに身体が限界だったらしい。体温は39.4℃。扁桃腺炎は子供の頃からの癖になっているが、ここまで高い熱が出るパターンはあまりなかったような。
朦朧としながら PC でかかりつけ医院の web サイトを開くと、金曜休診だった。ちょっと、まじで? えー。母親がポカリスエットを買ってきてくれたので、これを飲み、バファリンを飲んでひたすら寝て汗をかく作業。
何か夢を見て、今すぐ外へ出なければならないような気分になって起きて歩いたような記憶があるようなないような。高熱時に子供がやる異常行動はこんな感じかもしれない。
薬で熱が少し下がったタイミングを見て風呂へ。手を広げると指先が震えている。平衡感覚がうまく掴めない。眼球も変に動いている気がする。手ブレ補正オフで撮影した映像のように視野が絶えず揺れ動いている。やはり人間は感覚器官からの生の入力値をそのまま使うのではなく、脳がかなり上手いこと補正してくれるおかげでまっすぐ歩けたりものを見ることができたりするのだなぁ、と納得。
そしてついに朝から発熱。喉の奥の腫れた感じと身体の節々の痛みと皮膚表面のヒリヒリ感。38℃以上出ているようだが、今日はバイト先のパーティがある。昼休みにバファリンを買って服用し、少し落ち着いた状態で夕方にパーティ会場へ移動。飯田橋。
着く頃にはバファリンが切れてまただるくなってきたので、会食の最中に追加投入(バファリンは6時間おきにしか飲めない)。立食でなくてまだよかった。2時間のパーティが終わり、そそくさと特急で帰る。何もせずに寝た。なるはやで処理したいメールがあるが、どうにも無理。
健診。あんま寝てないけどいいんでしょうか。体重が去年からまた3kgくらい増えてしまった。どうしたものか。血圧は 108/70 くらい。バリウム検査は今年は CO2 で胃痛になることもなく無事に終了。
BaSO4 の排出に深夜までかかった。お腹痛い。
と腹痛を抱えながら夜なべして1本納品。
本日発売の『Newton』8月号にて、ESO(欧州南天天文台)の望遠鏡で撮影された最新画像を紹介する記事を 10p 書きました。よろしければご覧ください。特集が「睡眠」。むしろ俺が読まなければならない。
夜なべして1本納品。
午後は取材で御茶の水。「はやぶさ2」第2回タッチダウンは 7/11 に決行。まあそうですよね。ここまで来てあの黒い物質を見て、あれを採らずに帰るってことはないだろう。着陸予定地は直径7m。地形的に第1回の着陸より難しいということはない、とのこと。
明日はバイト先で健康診断なのだが、よく考えたら問診票や検便セットをもらっていない。配布された日に俺が出勤してなかったからか。取材後に御茶の水から池袋を経て職場へ取りに行く。やれやれ。
夜なべして1本納品。
いろいろ並行で自宅作業。ぐええ。
夜の LOCKS 生放送を聴いて、Instagram ライブを見た。そのためにインスタのアカウント作ったさ。全く使う用事ないのに。最初は PC の web ブラウザで Perfume さんのインスタ垢を開いて待機していたのだが、ふと気になって google さんで検索してみたら、モバイルアプリでないとインスタライブは見られないと言うじゃないですか。慌てて iPhone にアプリ入れましたよ。
というわけで、全52曲入り3枚組ベストアルバム『Perfume The Best "P Cubed"』発売の発表。P3 ではないのか。まあ全曲持っているのでベスト盤が欲しいかと言われると微妙だが、新曲が2曲入って、それ以外全部リマスタリングというのはちょっと聴いてみたいかも。特典レイディオも入るっぽいことを言ってたな。
出先仕事のため、珍しく午前中に散髪。
その床屋のお釣りで、「平成三十一年」の500円硬貨をついにゲット。500円が最初に来たか。ちょっと意外。他の額面のも揃えたい。
こういうことを言うと、「銀行で換えてもらえばいいじゃん」とか身も蓋もないことを言う人がいるが、日々の経済活動で何度も貨幣を交換する中で、浜辺のシーグラスのようにふと見つける、そこに妙味があるのです。なお、「令和元年」銘のコインはまだ回ってきていない。
高田馬場の芳林堂書店へ。すっかり縮小されてしまった理工書コーナーで何冊か衝動買い。隣にできた LUCAS FARM CAFE に初めて入ってみた。いわゆるシアトル風みたいな店。仕事や勉強に使っている意識高い系の人が多い。お値段高めのせいか空いていて静かなのはいい。コーヒーは自分の好みより少し酸っぱい(酸味の1次元のみでコーヒーを判断する人)。
午後から古巣仕事。終電がなくならない程度の時間までやって帰宅。やることが詰まっているが、さすがに疲れたので着手は明日にして寝る。
ねんきんネットのアカウントを作成。作成してからパスワードが郵送されて使えるようになるまでに1週間ほど待たされるのが何とも unko。発行されたパスワードの変更も不可能。パスワードを忘れた場合はもう一度アカウント作成からやり直し。何のために秘密の質問とか登録させるんだろう。謎。
ともあれ、ねんきんネットはいろいろ便利なので、使えるようにしておくべきだなぁと改めて思った。郵送されてくる「ねんきん定期便」だと、未納や消えた記録の確認と、「現時点までに納めた保険料の総額」に基づいた年金額の確認しかできない。つまり、「来月から60歳まで1円も年金保険料を納めなかった場合に65歳からもらえるであろう年金額(しかも年額表示)」という、あまり意味のない数字しか書かれていない。ねんきんネットの試算機能を使うと、「今後60歳まで今の仕事を続けた場合」「途中で転職して 厚生年金←→国民年金 の切替が入った場合」など、いろいろなケースを仮定して将来の年金額を試算できる。月額表示もできるので分かりやすい(まあ年額を12で割ればいいんだけど)。
自分の場合、今の状況(フリーランスで国民年金加入)を60歳まで続けた場合、65歳からもらえる年金受取額は86,000円/月となった。こんなもんである。貧しかったので、大学・大学院の9年間、国民年金保険料を免除されていたのも大きいかもしれない。これはもう期限切れで追納できないんだよな。仮に来月からもう一度会社員(厚生年金)に戻って、月給20万、賞与10万×年2回の条件で60歳まで勤めた場合は、101,000円/月という額になる。月給40万、賞与120万×年2回というありえない好条件に変えて、ようやく128,000円/月まで上がる。日本国の年金制度というのはこの程度。年金だけで生きるためには生活水準をかなり下げ、家賃などの固定費を圧縮し、病気や怪我をせずに過ごさなければならない。
実際には月8万円台で生きるのはなかなか難しいので、食うに困らぬほどの資産がないのであれば、65歳以降も何らかの形で働くか、畑を開墾するなどして食料を自給自足するか、犯罪を犯して刑務所に入るなどして飢えない道を模索する必要がある。年金のみで毎月5万足りないのであれば、年間では60万円不足、90歳まで生きるなら1,500万円不足となる。「老後に最大2,000万円程度不足」という金融庁の言及は現状の制度に基づく事実で、これに怒っている人達がいるというのはよく分からない。彼らはまさか年金で月20万とか30万もらえると思っていたのだろうか。
60歳を過ぎた単身者同士が生活防衛のために形式的に結婚・同居するみたいなのは増えるかもしれないな。
Reframe 2019。新渋谷公会堂 (LINE CUBE SHIBUYA) のこけら落としで8公演。素晴らしい。旧渋公は林檎さん・ZONE・BONNIE PINK で行ったな。
Perfume は過去に渋公(キャパ2,000人)でやったことは一度もなかったはず。集客が増えた2007-2008年は LIQUIDROOM(900人)、SHIBUYA-AX(1,700人)、Zepp Tokyo(2,700人)あたりでやっていて、2008年11月にはもう武道館(14,000人)に行ってしまったので、渋公でやるタイミングがなかったとも言える。新渋公のキャパシティは旧渋公と同程度らしい。
来週の予定が盛りだくさん。俺は生き残れるのか。
上着を買わねばならないかと思ったが、襟が付いていればよいとのこと。詳しいドレスコードのお知らせがあったので助かった。
最近、深夜の作業中にあたりめをよく食べている。蛋白質が摂れる、糖質がないという利点だけでなく、噛むと頭が冴えるのと、唾液がたくさん出るので口臭が減る効果がある気がする。
一つ納品。
諸般の事情で仕事用のアカウントも作ったが、そっちのフォロワーさんたちは皆さん言いたいことがたくさんある方々のようで、いつ見ても TL が active。そっ閉じ。
息抜きの合間に人生をやる(鳥坂さん)くらいでちょうどいいと思うのだが、ON のときしか書かない人ばかりを集めた TL を見ていると、24時間 ON でいなければならないように見えてきて、大変健康に悪い。SNS が作り出す選択バイアスの幻。
昼夜逆転がひどい。
ローソンのキャンペーンポイントがまた貯まったので引換券を出しにコンビニへ。リラックマのお皿をもらう権利はすでに確保しているので、からあげクンのお皿(これは今キャンペーンに限らず毎回もらえる)にした。どうしても欲しいわけでもないが。さらに余ったポイントは商品券の抽選に使った。
商品券以外に宝くじ30枚が抽選で当たるという賞品もある。宝くじという抽選券をさらに抽選で当てにいくという、なかなかのシュールレアリスム。
ハイマートの跡地に居抜きで入った椿屋珈琲店に行ってみた。仕切りがたくさんできてハイマート時代とはすいぶん印象が変わった。寒いのでホットの紅茶を飲む。スタンプカード制度が始まっていた。
1万2000個の人工衛星打ち上げへ、米スペースXの計画に天文学者は不安の声(ナショナル ジオグラフィック日本版) - Yahoo!ニュース。ナショジオのオリジナルの記事は有料なので Yahoo!ニュースの方をリンク(有料記事でもYahoo!ニュースを通せば全部読めちゃうのって、どういう理屈なのか謎)。
ネット接続の基地局を人工衛星にして大量に打ち上げればヒマラヤでもアフリカでも高速インターネットが使えるよね、という計画だが、天体画像の撮影時に航跡がやたらと写り込んで邪魔というのと、インターネット衛星なので電波を放射するのが電波天文学的にも困るという2つの問題がある。明るさは7等級くらいらしい。肉眼ではほぼ見えないが天体撮影には邪魔ですね。衛星の反射率を何とかしろというのをイーロン・マスクが Starlink のチームに検討指示したと書かれている。電波の方は一応 SpaceX が NSF や NRAO と協定を結ぶことになっているが、現状では「まだ協議中なのに SpaceX が勝手に人工衛星のパラメータを変えている」と NRAO の人が不満を述べている。電波の周波数のことなのか軌道要素のことなのかよく分からないが。
Starlink と観測天文学の両立について、ペンシルベニア州立大の Derek Fox さんの tweet が興味深かった。ガンマ線観測衛星 Swift にも関わっている天体物理学者。
Astronomers should meditate on their anger over Starlink, and fears of desecration of the night sky, and consider the parallels to native Hawaiian emotions regarding TMT and other construction on Mauna Kea. It's not even an analogy - it's the *exact same thing*. https://t.co/hSXnkW4K5w
— Derek Fox (@partialobs) 2019年5月28日
天文学者たちは Starlink に対して自分達が抱いた怒りや夜空が冒される恐怖感について、よく考えなければいけない。そしてそれが、ハワイの原住民の人々がマウナケアの TMT などの建造物(天文台)に対して抱いている感情と同じだということを熟慮しなければ。これはたとえ話でも何でもなく、「まさに同じこと」なんだ。
原住民が聖地としてきたマウナケア山頂に、後から来た外国人が「天文学のためだから」と言って巨大望遠鏡をたくさん建てているのと、光害・電波障害のなかった夜空に、後から来た SpaceX の連中が「全世界の貧しい人々にあまねくネット環境をもたらすためだから」と言って衛星をたくさん飛ばすのは、完全に同じ図式だろ? という指摘。まあそうだよな。「よく話し合って、互いに譲れるところは譲って共存」しかない気がする。
職場は埼玉の郊外で、住宅地の中に畑が結構ある。生産緑地という札が立った梅林があり、梅の実が熟していい香りが漂っている。しかし全く収穫されない。熟したまま全部下に落ちて腐るままになっている。地権者が年老いてもう百姓仕事をやれないとか、収穫して売っても大した金にならないとか、そういう事情だろうか。
今日も入力仕事。キーボードを少しましなやつに取り替えたおかげか、腕の痛みはなくなった。
ボトルディギング。プラスチック容器がなかった時代のゴミ溜めの地層を掘って古い瓶などのガラス器を蒐集する趣味。世の中にはいろんな趣味人がいらっしゃるものだ。薬瓶、化粧品、清涼飲料水、酒、インク瓶、おはじきなど。気泡が入っているのが古いガラスの特徴らしい。動画投稿者さんの語り口が独特で惹かれる。「洗ってみよう」の一言が楽しみになる。派手な字幕や BGM がないのもいい。
マイクロプラスチックが問題になっているが、ガラスや金属ゴミには同様の問題はないんだろうか。ガラスは結局ケイ酸塩だから細かくなっても砂と同じってことなんですかね。
研究室に行ってみた。東京農工大学 マイクロプラスチック汚染 高田秀重 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト。これを読むと結局、マイクロプラスチックの粒子には環境ホルモンなどの化学物質を吸着・濃縮する性質があるので危険だというのが最大の問題点らしい。それ以外に物理的異物としての毒性(粒子毒性)というのもあるようだが、それは土砂の微粒子でも同じなんじゃないかなぁ。
変な時間に明るい部屋で寝ていたら嫌な夢を2本立てで見た。
Drumeo に川口千里さんの新しい動画が登場。KIYO*SEN の「Adventure」。左手のスネアやばいです。この曲を叩いている動画は神戸のイベントのやつもあって、スピード感とタイトさに衝撃を受けた。この人、ほんとにテンポが狂わない。かといって機械のような無味乾燥さもない。見てて飽きない。
腕が痛い。ダメなキーボードで入力作業をしたせいか。長時間やるのは危険。コンスタントに入力仕事があるようなら自宅で遊んでいる RealForce を持っていくか。
AV 男優のヒエラルキー。こないだのラジオのお仕事は汁男優クラスだった。
バイト職場で急に仕事が来たので (QSK) 残業。久々に入力もやった。
遅くなったので喫茶店で緩和する暇もなく、乗換駅のホームでヤクルトを飲んで軽い緩和時間を味わう。自販機のヤクルトは90円で2本(80mL×2)出てくるんだよね。他の飲料に比べると単位体積当たりの価格は全然高いわけだが、あのヤクルトを1本でなく立て続けに2本飲めるというのは、子供の頃には決して許されなかった贅沢。
バイト先では朝礼の進行係の当番が数十日周期で回ってくる。2、3分のスピーチみたいなことをやらされるのだが、フリーで話すのもだんだんネタがなくなってきたと言うことなのか、今回のターンでは「好きな(好きだった)アイドル」というお題が設定されている。数日前には別の人が、好きな男性バンドのコンサートにこれまで500公演行ったと話していて、すげーなと思った。今日がちょうど自分の番だったので、まあ当然 Perfume の話をするとして、自分はこれまでに何公演見ているだろうと思い、当過去ログから集計してみた。カウントが正しければ、2006〜2018年末の13年間で計35公演見ているらしい。年平均3公演弱か。1ツアー当たり複数公演行ったりすることはあまりしないので、まあそんなものだろう。500公演はやっぱり凄い。見に行く方も凄いし、それだけこなしているミュージシャンの方も凄い。動員数を保ちながら長年続けていないとそこまでの数には到達できんよな。
天安門事件を取り上げている海外サイトを見ていると「graphic images があるよ」という注意書きが冒頭に出てくることがしばしばあって、最初意味が分からなかったが、辞書を引いてみて "graphic" に「生々しい」という意味があることを知った。死体画像とかそういうコンテンツを含みますよという警告なのね。
今日発売の『星ナビ』7月号にて、「はやぶさ2」の記事を 2p 書きました。よろしければご覧ください。アポロ計画50周年ということで、完全保存版小冊子「アポロ計画全記録」が付録に付いてくる。おすすめ。次の60周年や75周年になるとリアルタイムでアポロを体験している世代もどんどん減ってくるので、この規模で特集をやれるのはこれが最後かもしれない、と編集人がおっしゃっていたので、そういう意味でも買っておくべき。
この手のコンテンツは事実関係の列挙がひたすら続くので、校閲で裏取りするのがえらい大変だった。
Tank Man の動画を改めて見る。CNN のやつには群衆の拍手や叫び声も入っている。それほど緊迫した雰囲気ではなかったのかなぁと思いきや、機関銃の音が聞こえてきて全然そんなことはなかった。写真だけ見ると静かな抗議のようにも見えるが、実際には腕を振り上げて「出ていけ」というジェスチャーを繰り返していて、ものすごく怒っている。両手に荷物を提げていると思っていたが、右手に持っているのは脱いだ上着ですね。6月の晴れた日だったので暑かったのかもしれない。
CNN の映像は途中で終わっている。実際には戦車に上がって兵士と話をして、降りて、進もうとした戦車の前にまた立ちはだかって、横断歩道まで下がったところで別の人が自転車で近づいて説得をして、また他の人達も近づいてきて彼を押し出すようにして避難させた。現場から連れ去った人々は市民だという説もあり、私服警官だという説もあり、真相は謎。
Google Map で天安門広場の付近を表示させると衛星画像と地図のずれが著しい(マークは Tank Man 氏が立っていた場所)。中国では国内の地理情報を政府に無断で取り扱うのは違法。中国の測地系 GCJ-02 は世界測地系 WGS-84 の地球楕円体に準拠しているものの、この楕円体で得られる経緯度に「安全保障上の理由で」100〜700m程度のランダムな誤差が加えられている。つまり直線が直線にならない歪んだ測地系の下で中国市民は生きているが、中国国内で利用可能な地図はすべて同じように歪んでいるので、国内で売られている地図やデバイスを使っている限りは歪んでいることに気づかないという、まことに象徴的な状況になっている。まあそんなわけで、Google Map のずれは、衛星画像は世界測地系準拠だが地図は糞な測地系に準拠したデータしか存在しないという事情によるもののようだ。誤差を加えるアルゴリズムは公表されていないが、流出した情報に基づいて WGS-84 と GCJ-02 の経緯度を相互変換するプログラムは多数作られているらしいので、地図データに変換をかけてやればいいような気もするが、めんどくさいからやっていないんだろうか。
久々にTシャツが売れたとの連絡。数年かかって支払開始金額にようやく達したので振込の手続きをする。
ざっくりした印象として、ろくに説明を書いていないものよりも長めに書いたものの方が「ズッキュン」数や購入数が多いような気がする。[良い|好き|欲しい]かどうかはモノの画像を見て自分で決めればいいじゃないと思うのだが、説明を読んで初めて「なるほど、これは良いものだ」と判断する、という人が世の中には結構いるらしいことに、この齢にして気づいた。美術展で作品を全然見ないで説明書きの方をえらい熱心に読んでいる人がよくいるが、そういうタイプか。自分で選ぶのが楽しいのに、その一番楽しいところを他人の解説に委ねてしまうなんて、あなた一体誰の人生を生きているんですか? と思いつつ、こういう「説明書きを欲しがる人」に説明書きを売る稼業で俺自身生きていることも覚えておかにゃいけんな、と思う。
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