10月29日(土) シンクロ率 27 %

初ファンヒーター。久しぶりに点火して埃が焼けるときの臭いってパンの焼ける匂いにちょっと似てるよね。

今日の探しもの

10月28日(金) シンクロ率 18 %

土壇場でミスった。死にたい。

タモリ倶楽部。付け八重歯をやっている審美歯科の院長先生がバニラビーンズのレナ似で可愛かった。付け八重歯は1本3万円〜。

スパイスの PV で三人が食べるキャンディの色が変身後の衣装の色になっていることに気づいた。細かい。

今日の探しもの

10月27日(木) シンクロ率 28 %

スパイス」PV 解禁。これはかなり好きだな。ほんのり漂う退廃的な雰囲気が転調を繰り返す不安定な曲調とよく合っている。毎日疲れている最近の自分の精神状態にぴったりなチルアウト。変身後ののっちさんの髪にくしゅっと癖が付いているのがいい。今回の監督は関さんでも児玉さんでもなく島田大介氏とのこと。カエラの PV をやってる人か。ストーリーに乗せてはいるが、ダンスのかっこいい部分をしっかり見せていく映像になっていて、三人の何が魅力なのかというのをちゃんと分かってるな、と思った。

(この PV のキャプチャは3の倍数で並べないと意味がない気がしたので、一部時系列を無視して順序を入れ替えています。)

スパイス

MIKIKO 先生のインタビュー。面白い。

今日の探しもの

10月26日(水) シンクロ率 29 %

元寇船。てつはう萌え。

GoPro HD Hero 2。0.5秒インターバルは嬉しい。視野角を変えられるのもよい。"Professional Low Light Performance" と書いてあるけど低照度の感度は向上したかな。夜景が写るようになるとかなり面白い。

今日の探しもの

10月25日(火) シンクロ率 27 %

しんどかった。笑う余裕がない。

ボールペンの芯を何度も替えて長く使っていたが、グリップがぶよぶよになってずれてきたので新しいのと交換。

オリンパスの闇。バブル期の損失の処理説。

衆議院へのサイバー攻撃。よく分かってない人はただのウイルス感染でも「サイバー攻撃を受けた」と言ったりするので、よくある流出系ウイルスの感染事例なのか、衆議院を意図的に狙った攻撃なのかが一般紙やテレビの報道だといまいち分からなかった。「日常の事案とは違う」と NTT が言っているあたりからするとマジな攻撃なのかな。しかし、たった1通の trojan メールを足がかりにサーバにまで侵入して root パスワードと全議員・秘書のパスワードを盗るというのはいくら中国政府の精鋭部隊でも鮮やかすぎないか、という気もする。全てリモートでやったというよりは、お手伝いをした奴が内部にいるんじゃないのかね。

最近 asahi.com の記事の後半がことごとく朝日新聞デジタルに囲い込まれるようになって引用が不便になった。まあ商売としてこの先生きのこるのに必死なのは理解するが。紙の朝日新聞も取っているので一応中身は読める。

10月24日(月) シンクロ率 28 %

週の初めからしんどかった。

今日の探しもの

10月23日(日) シンクロ率 30 %

溜まっていた動画の整理。ごみ箱を空にしたら 100GB くらい空いた。

JPN トゥワー、さいたまスーパーアリーナ当選しました。めでたい。生きる気力が湧いてきた。

ROSAT は無事にどこかに落ちたらしい。

ニュートリノ減速す。高知工科大学の全卓樹さんによる続報解説。GPS 衛星の運動による特殊相対論的効果が入ってなかった説。これがもし本当なら、「考えられる原因は全て検討した(キリッ)」と断言していた OPERA チームの人々は何だったのという感じですが。まあ「事実は小説より凡なり」というところに落ち着くのはそれはそれで安心できる。

MJ でも GLITTER。繰り返し聴いたらありな気もしてきた。バックのリフがすごくかっこいいのでヴォーカルを抜いたカラオケバージョンがあったら気持ち良く聴けそう。それにしても芦田愛菜ちゃんは順調にテレビに消費されてるな。子役にありがちな悲惨な末路を辿らないよう祈っています。

今日の探しもの

10月21日(金) シンクロ率 29 %

最近毎日のようにチーズが食いたくなる。妊娠したかも。

Mステ。「GLITTER」初披露。リフが気持ちいい。A・Bメロは流れに必然性を感じなくてぴんと来ない印象。取って付けた感じ。まあテレビでは激しく短縮されてるから、全部聴かないと何とも言えないな。関係ないが、セイバン天使のはねの CM がいつの間にかエレクトロ風になっていて驚いた。

Mステ

のっち怖い。

僕らの音楽。アンデルセンは広島がルーツなのか。

僕らの音楽

今日の探しもの

10月20日(木) シンクロ率 31 %

直しても直してもバグが減らない。疲れたので帰る。

今日のおーいお茶俳句。「図書館の匂いは私の癒しなの」東京都15歳女子。季語がないような。別にいいのか。まあ KREVA 兄さんも「季語を入れるのはルールじゃなくてマナー」って言ってたしな。(違

今日は○出なかった。よく分からない。

WOWOW サマソニを録画。暑そう。

オリンパスどうなってるの。フォーサーズ死んでしまうん?

今日の探しもの

10月19日(水) シンクロ率 33 %

アストロ星団Tシャツ

レビウ【演】『INCIDENTS TOKYO LIVE TOUR 2011 DISCOVERY』(東京事変)

@大宮ソニックシティ。生林檎は2008年11月のさいたまスーパーアリーナ以来。生東京事変としては2007年11月の Zepp Tokyo 以来。4年も見てなかったか。いつの間にかバンド名の英語表記が Tokyo Incidents から Incidents Tokyo に変わっている。

まだ2ヶ月もツアーが続くのでネタバレなしの方向で。今回は1階4列目でほぼ林檎さんの真正面という最高の座席で堪能した。近すぎて恥ずかしいというか、あの衣装で正面にいると目のやり場に困る。でもいろんな仕掛けでお腹いっぱいですごく良かった。特にあの舞台装置というかアレはいい。衣装替えのときに流れた映像を見て初めて、今回のアルバムタイトル「大発見」もやはり TV チャンネルネタであることに気づいた。今回は TV と関係ないのかと思っていた。PV 集が「CS Channel」なのもある意味つながっているような。

激しい曲も静かな曲もあったが、やはりギターを下げて爆音を鳴らす椎名林檎は鳥肌が立つほどかっこいい。ここぞというときは今も Gibson の RD Artist を使ってますね。彼女は興が乗ってくるとギターを弾きながら片足立ちになる、という癖の話を毎回書いている気がするが、今回も出ました。かなり長い時間片足で弾いていた。この片足立ちを見ていてふと、「幸福論」の PV でデビュー当時の彼女が片足立ちでギターを弾いていた姿がダブって見えた。あれから10年以上経って、もうほくろもないしヴィヴィアンのアーマーリングも付けてないし髪型も顔付きも声もだいぶ変わったけど、今目の前にいるのはやはりあのときと同じ DNA を持つ椎名林檎なんだ、と思った途端にいろんな感情が一気にこみ上げてきた。自分のこの10年を思い返した。

最近あまりフェス以外では物販Tシャツを買わないが、今回は星座モノのTシャツがあったので買ってみた。周りにあるのは実在する冬の星座だが、真ん中のは何だか分からない。1等星のところに石が付いている。背景の孔雀は東京事変のシンボル。

今日は 3G 回線になかなかつながらず、例の○がしょっちゅう出ていた。○になると転送速度が激遅なので結局 WiMAX ルーターを使うはめに。新宿駅のホームでも出ていたので場所の問題ではない気がする。ソフバンがどのくらい unko なのか知りませんが、au もなかなか unko です。こんなのが続くとやだなぁ。

今日の探しもの

10月17日(月) シンクロ率 31 %

すぐ終わらせるつもりの作業が一日仕事になってしまった。バグを一つだけ直して帰る。

先行予約申し込みましたよ。当たれ当たれ。

au版iPhone4Sのステータスバーに現れる謎の「◯」の正体。これ昨日目撃した。何これ? と思った。

宇宙の果てや加速膨張はどう観測されるか。安心のクオリティ。勉強になる。宇宙が膨張すると太陽系や原子も膨張すると思っている人は結構いますね。

今日の探しもの

10月16日(日) シンクロ率 30 %

なんか蒸し暑いのでアイスとかたくさん飲み食いしたらお腹痛い。

TMPGEnc で PV を 960x540 に。テンプレはここにあるやつを使用。なかなかいい感じ。今まで touch 用に作った 640x360 の動画も iPhone4 の画面でそれなりに見られるけど、字幕の文字とかのっちの眼球の光沢とか細かいところを比べるとやはり全然違う。「微かなカオリ -Special Video Clip-」をエンコして iPhone4 で見たら鼻血が出そうだった。動く印刷物のようだ。iPhone4 は iPad と解像度があまり変わらないので動画ライブラリを共通にできるのも好都合。

今日の探しもの

10月15日(土) シンクロ率 32 %

あうiPhone

あうショップにて予約していた iPhone を受け取る。1時間くらい待たされた。魂を抜かれて圏外表示になった A5512CA を見ると少し切ない。こいつは名機だったと思う。

アドレス帳の移行は au one の鯖にアドレス帳データを上げてから iPhone に移行専用アプリをインストールしてダウンロードするという方法が用意されている。が、au one のアカウントを作ったり iPhone にアプリを入れたりするのが面倒なので、全部手動で打ち込んだ。友達が少ないので十分可能です(泣)。知り合いに「まさひろ」が3人もいることに気づいた。

ezweb のメールアカウントは au からショートメッセージで送られてくる URL にアクセスし、アカウントとパスワードをもらって iPhone の「メール」に登録する。これもちょっと面倒。旧端末に残っている過去メールの移行は、なんか頑張ればできそうだがやってない。特に重要なメールもないしな。

今まで第1・第3世代 iPod touch の 480x320 画面を見慣れていたので、Retina ディスプレイの解像度にはやはり驚く。「三文ゴシップ」のアルバムアートワークを見てびっくりした。動画も全部エンコし直して入れたくなる。

今日の探しもの

10月14日(金) シンクロ率 29 %

日本夜光」ってクールな社名だな。非破壊検査株式会社にも匹敵するかっこよさ。そういえば社員の横領で潰れかかったという噂の日本ブレイク工業はその後どうなっただろう。

Perfume@韓国の音楽祭。記事が読めない。他にもあるけどこの写真が一番可愛い。他:1 | 2 | 3 | 4

今日の探しもの

10月13日(木) シンクロ率 30 %

最近ちゃんと磨いても前歯のつるつる感が出ない。歯ブラシが寿命か。

「TV Bros.」購入。Perfume 連載100回記念でなぜか大喜利大会(カラー4p)。山ちゃんが司会。最高に面白い。三人のひどいボケを全部拾って笑いとして成立させられるのは山ちゃんしかいないな。「実は2個しか売れず、無かったコトにされた超ザンネンな Perfume グッズとは?」のお題であ〜ちゃん、「直角二等辺三角形 TOUR の三角定規セット!」ってリアルすぎる。しかもそのグッズ買った人身近にいるし。もっさんの電話の声の話にも笑。今号はマストバイ。

あうショップから電話。予約した iPhone が無事に初回入荷分で確保できたとのこと。ただし3日以内に取りに来いよ、来ないとぶっ飛ばす、ということで受け渡し日時をまた予約。

世田谷のラジウム瓶。何に使ったものだろう。家の外であれだけの線量が受かるほど活きのいいやつなら瓶の中で青く発光してたんじゃないだろうか。ちょっと見てみたい。ともあれ、γ線の透過力がよく分かる事例だった。

今日の探しもの

10月12日(水) シンクロ率 30 %

良い満月。ということは2日前に十三夜だったか。忘れていた。

雪印のベビーチーズでサラミ入りというのがファミマに売ってて激うまだったのだが、すぐになくなってしまった。どこにもない。あれは幻だったの?

絞首刑は限りなく残虐」。違うでしょ。「限りなく残虐な刑罰に近い」って言ったんでしょ。「限りなく」は「残虐」じゃなく「近い」を修飾してるんだろ。見出しの付け方ふざけてんなー読売。

こういうあほな誤解を招くこともあるので、同じ語句を修飾する語句が複数あるときは長いものほど前に置け、というのが本多勝一の教えであった。「残虐な刑罰に|限りなく|近い」なら修飾関係の誤解は生じない。

今日の探しもの

10月11日(火) シンクロ率 32 %

レビウ【書】『超巨大地震に迫る 日本列島で何が起きているのか』(大木聖子・纐纈一起)

テレビにもたまに出てくる東大地震研の大木さんの本。字が大きいのですぐ読める。今年6月10日発行。今回の震災で完全敗北した日本の地震学コミュニティの今の雰囲気が何となく分かった。ただ、サイエンスとしての技術的な反省だけでなく、もう少しドロドロした部分でもっと書くべきことがあるだろうという気も。本来は基礎科学であるはずなのに地震予知や防災という「実利」を政府や国民から期待されてしまっている地震学特有の気持ち悪い事情について、中の人たちがどう考えているのかをもう少し読みたかった。研究者側もその期待に乗っかって、実際には到底無理なのに実利をちらつかせて研究費を確保する(せざるをえない)ような事情って当然あると思うんだが。ロバート・ゲラー以外にそのへんの話をちゃんとする人っていないのかな。

印象に残ったのは、巻末で大木さんが書かれている「あとがきにかえて」の部分。重い。「美人すぎる助教」などと一部で話題にもなったが、地震研の広報・アウトリーチ担当ということで、実際にはそんな浮ついた話とは全くかけ離れた状況のようだ。外部の人々からの苦情や罵倒に毎日対応する心労の大きさは察するに余りある。「いやいや、震災で死んだ人や被災した人の苦労を考えたらそんなもん比較にならんだろ」という反論もまあ予想されるわけですが、それを言っちゃあおしまいだよな。そういう自分の苦労話を書くのは甘いという言い方も可能だけど、やはり最後にちょっとだけ書かずにはいられなかったんだろうな、と同情する。

関係ないが、「纐纈」をちゃんと変換できる ATOK えらい。

朝顔は本物だった。

今日の探しもの

10月10日(月) シンクロ率 33 %

レビウ【映】『はやぶさ / HAYABUSA』

@新宿ピカデリー。改築されてから初めて入った。ずいぶん綺麗になっていた。

18:20 からの回で席は自由に選べた。若いカップルや子供連れの家族や年配の夫婦や自分のような男一人客や、客層は幅広い。

はやぶさの話を初めて見聞きする人にとってはかなり面白く見られると思う。素人にも分かるように難しい用語に字幕を出したり、かなり丁寧に作られている。ただ、おそらく制作陣は参考資料として『HAYABUSA -BACK TO THE EARTH-』を見たと思うが、CG の部分で『BTTE』に似すぎのシーンがいくつかあるのが気になった。それだけ『BTTE』が強烈な印象を残す作品だったとも言えるのだが、もうちょっとオリジナルの表現をひねり出せよ、と思ったり。スウィングバイのシーンとか。上坂さんはこの作品をどう見るだろう。

俳優陣はみんないい仕事をしている。川口さん役の佐野史郎は着ているセーターまで川口さんを完コピしていて面白い。筧利夫が筧利夫に見えなくて、後から気付いて驚いた。竹内結子のことは今まであまりいいとは思っていなかったが、この作品の竹内結子は綺麗だったし、いい芝居をしていた。20代から30代の人間が必ずぶち当たる壁とか葛藤とか悩みをうまく演じていて身につまされる。的場さんの秘書役の市川実和子(眼鏡)もお勧め。

堤幸彦の演出はこういう映画ではどうなんすかね。「ケイゾク」や「TRICK」のような手持ちカメラでふらふらするフレーミングとかは意外にハマっていて効果的だったけど、字幕の使い方はちょっとバラエティ番組っぽくてあまり好きではなかった。

あと、宇宙ものに限らずいつも思うことだが、映画に星空を使うときは完全に正しい星の配置にするか、全くランダムな架空の星空にするかどっちかにして欲しい。特にオリオン座の三つ星は目立つので、裏返しにして使われてたりすると「ええっ?!」とそこにばっかり目が行ってしまう。そういう意味では『BTTE』は完璧だった(上坂監督自ら自負していたが)。あとは月ですね。その月齢の月がそんな時間に上ってるわけないだろう、ということがある。月相はちゃんと使うとシーンの時間帯を感じさせる良い小道具になるので、映画では正しく使って欲しい。この作品でも月齢13くらいの月が真っ昼間に出ている場面があったが、あれはないわ。

au ショップで iPhone 4S の予約。予約番号300番くらいだった。どうなるんだろう。

今日の探しもの

10月9日(日) シンクロ率 32 %

龍勢 龍勢

今年も龍勢を見てきた。1年ぶりで忘れていたが、会場の旧吉田町は結構山奥。ちょっと出かける感覚で昼前に家を出たが交通の便が悪くて痛い目を見た。所沢から西武秩父までは特急で1時間弱だが、1時間に1本しかない。所沢駅で30分待ち。西武秩父から会場までは臨時の直通バスが出ているが、これも約40分かかる。しかも山奥で道が狭いのにマイカーで来る客が多いため、会場直前のラスト1マイルが渋滞する。結局着いたのは15時くらいで、打ち上げを見られたのは終盤5発くらい。そういえば去年もそんな感じだった。学習してない。

龍勢は流派ごとにいろいろな仕掛けがされていて、色のついた煙を吐きながら落下傘でロケット本体がゆっくり下りてきたりする。成功するとかっこいい。

龍勢(玉砕) 龍勢(玉砕)

飛び上がったものの高度不足だったり、完全に櫓の上で爆発してしまうものも結構ある。ノウハウは各流派とも昔から継承されているはずだが、うまく飛ばすのはなかなか難しいようだ。玉砕してしまってもそれはそれで男のマロンを感じる。

今日の探しもの

10月7日(金) シンクロ率 30 %

毎日20通近くメールを書くだけで一日が終わる慌ただしい週であったが、ようやく小康状態に。コーディングいろいろ。

地元の駅の近くに毎朝見事な朝顔がたくさん咲いている生け垣があるのだが、見事すぎて造花にも見える。崖上で近づけないお宅なので本物か偽物かよく分からない。夜中に花が閉じていれば本物だろうが、帰りがけに確認するのをいつも忘れてしまう。

航空機による放射線量モニタリング、東京都・神奈川県編公開。東と西の端で少し高いのは予想通り。隣県に比べれば埼玉・東京・神奈川はクリーンなもんだ。これを見ると都民があたふたしているのは滑稽に感じる(この測定は空間分解能が低いので、ローカルに見れば都内にも高いスポットは勿論あるんだろうけど)。それより南西バンドの延長上にある新潟・長野・山梨の結果が気になる。静岡のお茶で基準値を超えたものが出たと報道されたときに「なぜ静岡で?」と思ったけど、南西バンドが群馬から埼玉県秩父地方、東京都多摩地区へと南下して延びているのを見ると、これが山梨を通って静岡まで達しているんですかね。可視化されるとやはり分かりやすい。山梨・長野・静岡の測定は予定だとぼちぼち終わる頃なので、今週か来週には結果が公開されそう。

今日の探しもの

10月6日(木) シンクロ率 31 %

出勤前にテレビのニュースでスティーブ・ジョブズの死を知った。いつか来るとは思っていたが今日だったか、と思った。自分が最初に Apple 製品を買ったのは2005年2月の iPod mini かな。なので他の濃い人たちのような思い出話はあまりない。その後 iPod touch を2つ買い、iPad を買い、MacBook は2006年11月に買ったのをまだ使っている。Apple のデバイスはどれも美しいので好きです。あと、どう使えばいいのか分からない白い林檎のシールが毎回必ず製品に同梱されているのも好き。

ジョブズが死んで、この先もう世界を変えるようなキラキラしたデバイスは生み出されないのではないかと悲観しそうになるが、Mac や iPod や iPhone や iPad を触って育った世代の中から、2011年の我々には想像もつかないような面白いものを作り出す人間がきっとまた現れるだろう。ジョブズとウォズが Apple I や Apple ][ を創造できたのは 8bit MPU があったからで、MPU が生まれたのはジャック・キルビーとロバート・ノイスが IC を発明したからで、IC が生まれたのはバーディーンとブラッテンとショックレーがトランジスタを発明したからで、トランジスタが生まれたのも半導体工学や物性物理学や量子力学やその他諸々の過去の人々が生み出した科学技術のおかげだろう。ジョブズは巨人だったが、アイザック・ニュートンが言った通り、巨人のように見える人は必ず過去の巨人の肩の上に乗っている。だからきっと、ジョブズの肩の上に乗ってもっと遠くを見る人間がこれからも次々と現れる。有名な2005年の講演でジョブズ自身も「死は生のチェンジエージェントだ」と言っている。だからそんなに心配しなくてもいい。ジョブズさんありがとう。RIP.

今日の探しもの

10月5日(水) シンクロ率 29 %

履き心地の良い新しい靴を買ったので、楽しくなって夜中に近所を走ったり(変質者か)していたのだが、20年以上もろくに運動をしていない人間が急にランニングをした結果、膝が痛くなってきた。月曜日からずっと走るのを休んでいるが治らない。初心者が膝を痛める原因は要するに膝周りの筋力不足ということらしいんですが。スクワットでもしてみるか。

化学賞は準結晶の発見。これって化学なのか。よく分かりません。結晶の定義が「並進対称であること」というのは初めて知った。ペンローズタイルは Braun のひげ剃りの外刃に使われてますね。

帰宅したら東京事変のチケットが届いていた。5月に当選したやつがようやく。完全に忘れていたが再来週だった。昨年のウルトラ C ツアーでまさかの全落を食らったため、今回は第3希望まで応募したら3公演とも当たってしまった。今日届いたのは大宮ソニックシティ。1階4列という特等席なので行くことにした。あと2つは12月の東京国際フォーラム。 12/2(金)は自分で行って、12/1(木)は誰かに譲りたい。希望者求む。 10/7 追記:お譲りする方が決まりました。ありがとうございました。

今日の探しもの

10月4日(火) シンクロ率 31 %

新宿駅西口地下道でつけまつげが落ちているのを見かけた。片方だけ。

宇宙の加速膨張に物理学賞。来ました。宇宙物理で出すなら順当だろう。非常に遠くで起きた Ia 型超新星の明るさを調べてみたら何だか予想より暗かったぜ、というのが彼らの観測結果であるわけだが、自分が大学院に入院していた'90年代後半はまだ、「星間(銀河間?)吸収の効果をちゃんと考慮すれば加速膨張なんか仮定しなくても暗さを説明できるわい」と言う人もいた(今でもいるのかもしれないが)。ゼミでそんな話をボスか誰かから聞いた記憶がある。あれから15年くらい経って加速膨張がある意味「お墨付き」を得たというのは感慨深い。

物理学賞のページにある Scientific Background の PDF はいつものことながらこの分野の歴史を程よく噛み砕いて説明した良いレビューになっているのでお勧め。

この Scientific Background の解説文で注目すべきは、終盤でインフレーションに言及している部分。インフレーションのアイデアを提唱した論文として、以下の文献が引用されている。

[30] A. Starobinsky, “A new type of isotropic cosmological models without singularity”, Phys. Lett., B91, 99-102, (1980);
K. Sato, “First order phase transition of a vacuum and expansion of the Universe”, MNRAS, 195, 467-479, (1981);
A.H. Guth, “The inflationary universe: A possible solution to the horizon and flatness problems”, Phys. Rev., D23, 347-356, (1980);
A.D. Linde, “A new inflationary scenario: A possible solution to the horizon, flatness, homogeneity, isotropy and primordial monopole problems”, Phys. Lett., B108, 389-393, (1981);
A. Albrecht and P.J. Steinhardt, “Cosmology for Grand Unified Theories with radiatively induced symmetry breaking”, Phys. Rev. Lett., 48, 1220-1223, (1982),

インフレーションが物理学賞を受賞するにはまだまだかかると思われるが、もし受賞するとしたらどの3人が選ばれるのか? というのは(特に日本人には)関心があるところだろう。この文献リストを見る限り、現時点でスウェーデン王立科学アカデミーは佐藤勝彦の貢献を忘れてはいないらしいことが分かる。まあ Guth は確定として、あと2人をどうするかだよな。「誰が一番早く正解にたどり着いたか」を重視するノーベル賞の傾向からすると、Linde と Albrecht, Steinhardt の new inflation model の貢献はばっさり切って Starobinsky, 佐藤, Guth だろうか。ちなみに、この文献リストで Guth の PRD の論文が (1980) となっているのは (1981) の間違いですね。

今日の探しもの

10月2日(日) シンクロ率 29 %

ベレー帽

まだ半袖でいける、と思っていたら腹が冷えた。お腹痛い。

C.C.Lemonホール、また渋谷公会堂に。やっぱり命名権契約終わったのか。会社の近所の掲示板に桂歌丸の落語会のポスターが貼ってあるんだが、会場が「渋谷公会堂」と書かれていて「あれ、C.C. Lemon ホールじゃないのか」と不思議に思っていた。

しばらく使ってなくて完全に放電していた Kindle さんを充電。ついでに Wi-Fi につないでみる。DHCP だとつながらないが適当に IP address を振ってやって手動設定で接続したらいけた。そのまま放置していたらファームウェアが 3.0.1 から 3.1 に自動更新された。どこが変わったのかよく分からない。もう少し使ってやらんといかんね。

MJ。あ〜ちゃんのベレー帽は珍しい。

MJ

今日の探しもの

10月1日(土) シンクロ率 30 %

金木犀の香り。秋である。

光る銀河核が「宇宙のものさし」の新たな目盛に。プレスリリースにはこの話の一番面白いツボがなぜか書かれていなくてもったいなく思うので、だらだらと補足してみむとす。

この記事では「BH に吸い込まれる周囲のガス雲の大きさ」と中心核の真の明るさとの相関関係から距離を得ると書かれているが、正確には中心 BH や降着円盤の周りにある「BLR(broad line region、広輝線領域)」と呼ばれる領域の大きさを使う。BLR って何ね、という説明はこのへんのページの絵を見るときっと分かる。典型的な AGN は中心に1億太陽質量くらいの BH(半径 〜1 AU)があり、その周りに降着円盤(半径 〜100 AU)がある。その BH や降着円盤の外側を取り巻くように BLR があると考えられている。BLR のガスは中心核からの強烈な紫外光で電離されていろいろな輝線を出しているが、同時に数千 km/s という高速でガスが運動しているため、ドップラー効果によって輝線の波長が本来の波長から大きくずれている。我々から遠ざかるように動いているガスからは赤い方に偏った光が、我々に近づくガスからは青い方に偏った光が届く。ガスの運動速度に応じて様々に偏移した波長の光が混ざって我々の望遠鏡に届くため、AGN の光を分光してスペクトルを取ると、BLR から来た光は広い裾野を持つ「山」として観測される(スペクトルの例を参照)。一方、中心核から直接届いた光は輝線の山の根元にある「地面」部分(連続スペクトル成分)として得られる。

ここで、中心核が明るければ明るいほど、たくさんの紫外光が出るのでより広い領域のガスが電離されるだろうと想像がつく。よって、中心核が明るい AGN ほど BLR のサイズ(この絵で黄色い丸があるエリアのサイズ)もでかいだろうと予想される。であれば、AGN の BLR のサイズをどうにかして知ることができれば、そこから中心核の真の明るさを推定でき、それを見かけの明るさと比べることで距離が分かるじゃない! 明けない夜はないじゃない!

しかし1億光年や100億光年というはるか遠くにある AGN の内部構造を直接見ることはできない。AGN は降着円盤のサイズがせいぜい 100 AU(太陽系で言うと海王星軌道の3倍くらい)くらいなので、仮に1億光年先にあるとすると、見かけの大きさは 0.000001 秒角(1 μ秒角)の桁になる。今、地上の光学望遠鏡の分解能は最高の条件で 0.1 秒角くらい。HST も似たようなもん。電波望遠鏡の場合は、遠く離れた複数のパラボラアンテナを組み合わせる VLBI というテクニックを使うとべらぼうに分解能を稼ぐことができるが、地上のアンテナと電波天文衛星「はるか」のアンテナを使った「スペース VLBI」で達成した分解能ですら 0.0003 秒角。現在人類が持つ最高のテクノロジーをもってしても、1億光年先の AGN はただの点光源にしか見えず、その内部の小領域のサイズを測るなど全く不可能である。

そこで、AGN の光を分光して得たスペクトルの「時間変化」に注目する。たいていの AGN は数時間〜数日という短いタイムスケールで激しく変光している(なぜ変光するのかは知らないが、降着円盤から BH に供給される餌(ガス)の量が変動したりするんだろう、きっと)。ここで、AGN の中心核から直接届いた光(連続光)と BLR からの光(幅の広い輝線)の時間変化をじっと眺めると、連続光の変光から数日遅れて BLR の光も同じようなパターンで変光することが分かってきた。この変光の「タイムラグ」は、「中心核から出た光が BLR の端っこまで届くのにかかる時間」を表していると考えるとうまく説明できる。中心核から出た光は当然光速 c で伝わるので、タイムラグが t だとすると、BLR の大きさは c×t の程度であろうと推定できる。こうして BLR のサイズが分かれば、「BLR のサイズが大きいほど中心核は明るい」という関係から中心核の真の明るさを求めることができ、これを AGN の見かけの明るさと比べることで距離が求まる。このようにして、AGN の中を直接覗くことができなくても、点にしか見えない AGN を分光して時間変化を追うという手法で内部構造に関する情報を引き出し、距離まで見積もることができてしまうのだ。天文学者って変態だろ? という話でした。

今日の探しもの


1999 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 2000 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2001 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 2002 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2003 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 2004 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2005 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 2006 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2007 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 2008 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2009 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 2010 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2011 1 2 3 4 5 6 7 8 9