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たいていのメロンソーダは嘘の固まりだ。
そんなの4歳から知ってる。
でも僕は騙されながら飲む。
嘘は美味しいし、
なにより本物より美味しい。-- @_ehita_
ひたすら寝る。ああ、今頃林檎博やってるんだろうな、などと思いつつ。まだ時々咳の発作が出るので行かなくてよかったかも、と後付けの理由で納得してみたり。「酸っぱい葡萄」のような。
ネズ甚八がまだ天井裏にいる。今日は洗濯物を取り込もうとして俺が粘着シートに引っかかった。意味がないからもう片付けよう。
寝る。
「世界一受けたい授業」で「寄生獣」の宣伝。山崎貴監督が影響を受けた VFX 映画は? という問に北陽の虻川が「あのわーっと顔が割れるやつ」と答えたが、周りの出演者が「お前何言ってんだよ」とツッコむだけで誰一人として「「トータル・リコール」だろ」と拾わなかったところに地上波のどうしようもない劣化を感じた。
先日地震で放送が飛んだ「SWITCH インタビュー」椎名林檎×西加奈子の再放送。非常に面白かった。
はやぶさ2は延期か。会見の書き起こし。JAXA のサイトを見ても、打ち上げウィンドウがいつまでか、といった基本的な情報が相変わらず探しにくい。一応 12/9 までらしい。
親父が俺の年齢だったとき、俺は中3だった。ということに気づいて愕然とす。
喫茶店で隣にいた女性が何もしていなかった。もうすぐ飲み終わるコーヒーだけがテーブルにあり、その前でたまに姿勢を変えながら、俺が店を出るまでずっとぼーっとしていた。最近は何もしない人を見ることが少なくなった。カフェでも電車の中でも、たいていの人はスマートフォンを見るか本を読むか音楽を聴くか寝るかしている。空きを何かで埋めてしまわないというのは大事なことかも、と思った。
気管支が少し修復された感。睡眠と保温と高蛋白の飯が効く印象。ただし体重は増える。
ベストアーティスト、録画予約していたのに出勤前のどさくさにまぎれて PC の電源を落とすという痛恨のミスで録れず。死のう。
まあその後 YouTube で見られたんですけどね。
Perfume 姉さん紅白出場決定。今年もハロプロはなしか。BABYMETAL とかもあれだけ海外でウケてるのに出ない。MJ は日本の音楽番組の中でもかなり多様な人々が出演する番組になったが、紅白は相変わらず。そしてSexy Zone や miwa や May J.はなぜわざわざ JIS 漢字集合の英字を使うのか問題。
起きていると何かと咳が出るのでひたすら寝て過ごす。
YouTube に動画の音声を認識して自動的に字幕を付ける機能がいつの間にか付いているが、あまり使える精度ではない。何のために付いているのか謎。
2TB の HDD が二つとも埋まってきた。年末を乗り切れる気がしない。増設すべきか…。
甥っ子とケーキを食べるなど。子供は成長が早い。
強い気管支が欲しい。
早めに上がって甥っ子の誕生日プレゼントを物色。4歳の子の好みは今ひとつ分からん。やはり鉄板のアンパンマンか…。
今週は精神的にも肉体的にも消耗したので今日も椿屋で渋皮モンブラン。左隣の女性二人組(30代)は SMAP のファンらしい。嵐をdisっていた。キムタクのことを「拓哉」って言ってた。なるほど、ファンはキムタクとか言わないんですね。HR/HM ファンに「ヘビメタ」って言うと怒られる、みたいなものか。右隣の大学生っぽい男四人は同じサークルにいる男への文句をずっと垂れていた。いい年をした男四人が雁首揃えて一人の悪口を延々とやるなんて、俺より20年も余命が長い連中はさすが時間の使い方が贅沢だな、と思いつつモンブランを食べる。今日のおねいさんは笑顔が爽やかだった。
マスクをして自転車をこぐと眼鏡が曇る。曇った眼鏡越しに照明や車のヘッドライトを見ると光が水滴で分光されて内側が青・外側が赤の虹色のリングが見える。空に虹ができるのと似た原理。水銀灯は連続光ではなくたくさんの輝線から成っているはずだが、さすがにスリットを当てているわけではないので個々の輝線を分離することはできず、ただの虹色に見える。
信号機の光にも虹が見える。黄信号が一番分かりやすい。青い成分と赤い成分が見える。青信号は少し分かりにくいが、リングの外側に赤い成分の光を確かに含んでいる。赤信号は赤以外の光はほとんど分からない。信号機の中身はおそらく白熱電球で、これの光を色の付いた手前のレンズで散乱・透過させているのだろう。レンズがちゃんとバンドパスフィルターになっていれば目的の色以外の成分は見えないはずだが、もちろんそんな用途ではないので単に色素を混ぜたプラスチック板か何かだろうから、白熱電球の連続光全域の波長を多かれ少なかれ含んでいて虹色に見える、ということのようだ。LED 信号機の光には虹色のリングは全く見えない。LED が非常に狭い波長域の光だけを出していることがよく分かる。
ずっと観察していると曇りが消えてしまうので息をハァハァさせて眼鏡を曇らせながらいろいろな信号機を観察。端から見ると信号機に発情しているフェチにしか見えない罠。
フィラエ。この画像は凄い。降下中の姿と彗星表面でバウンドして東へ飛び去る姿がはっきり写っている。15:43 UT の画像で右端の黒い影の中に機体が写っているが、これはここに着陸しているわけではなく、バウンドして飛び去っている途中の姿らしい。横倒しになって飛んでいるように見える。どこに降りたかは結局不明。
ボニ山さんのライブのチケットを久しぶりに取った。
普通切手刷新。現行切手の額面数字と「NIPPON」のフォントはあまりいいと思わなかったのでこれは良い。3円ホトトギスや5円コブハクチョウ、500円伐折羅大将はずーっと昔からあるデザインなのでなくなってしまうのは少し惜しい。50円のカモシカは昔の8円カモシカと構図が似ている。120円の藤も、左右逆だが昔の20円藤をちょっと思い出させる。
小松アナもバルト9組だったか。
Hammerstein Ballroom というのはあの Sound of Music のオスカー・ハマースタイン(2世)のおじいさんであるオスカー・ハマースタイン(1世)の名前が付いてるんすね。というのをそういえば TH さんが教えてくれた気がする。WT2 のロンドン公演もそうだったが、こういう縦に高くてバルコニーがあるようなお洒落な劇場が日本にももっとたくさんあったらいいのに、と思った。
@バルト9。朝10時開始なので前回のロンドンよりはだいぶ楽だった。新宿通りを歩く Perfume ファンがたくさん。売店でTシャツを購入してシアター9に入場。後方右寄りの席。場内を撮影したり客にインタビューしているカメラクルーがいたが、マスコミなのかアミューズなのか不明。
今回はライブビューイングの鑑賞方法を説明するショートムービーはなく、開演時刻より5分か10分遅れてスタート。LV は立つべきか座るべきか毎回悩むが、さすがにバルト9は半分以上の客が立った。
最初は幕が下りた状態で Perfume WORLD TOUR 3rd のロゴが映っていて、開演とともに CG 映像がスタート。Global Site で俺がしこしこ書いた文字も一瞬使われていたような気がする。LEVEL3 ドームツアーと同じく「Enter the Sphere」とともに球体のグラフィックと三人の姿が登場。わーっと盛り上がったところで幕が落ちて本物の三人登場。フロアの客がみんな手を上げているので幕の下の方にみんなの手の影がにょきにょき写っていたのが印象的だった。
セットリストは以下の通り。
米国は英国よりもみんな素直に盛り上がる印象。客の声がいちいち凄かった。終演後に残った客が Dread Land を歌い、影アナで三人が Thank you! と言うところまで見ることができた。
終演がちょうど昼飯時だったので新宿の一蘭へ初めて入ってみた。すでに行列ができていたが半分以上が外国人観光客。一蘭は高度にシステム化されていて一言も言葉を発しなくてもラーメンを食えるようになっている。券売機や箸袋にも英語や中国語で細かく説明が書いてある。ある意味バリアフリー。外国人には便利かも。替玉と味玉を頼んだ。凄く美味いというほどではないが普通に美味い。ちょっと養鶏場の鶏みたいな気分にもなるが。
帰ったらお腹の調子が急降下爆撃。固めの麺と豚骨スープとニンニクの作用によるものと思われる。乳酸菌を摂ろう。
歯医者。ジェット水流で掃除すると水が喉に流れ込んでむせそうになる。吸引が追いつかない。喉が細いのか。
1年半前に post した北川景子の日記の話が gkojax に reblog されたせいで一気に 1300 notes。自分の遠い過去の post を探し出す方法がいまだによく分からない。dashboard で https://www.tumblr.com/blog/tar0/100
, .../1000
, .../500
, .../250
, とか URL を変えて二分探索してるんすけど、めんどくさいこと山の如し。どう考えてももっと冴えたやり方がありそう。
西之島。急に北側に拡大してかつての西之島はほとんど隠れてしまった。
フィラエが電力不足でスリープ。バウンドして全然違う場所に降りてしまったため、太陽電池への日当たりが悪い模様。微小重力天体への着陸って難しい。フィラエが降りた彗星は長径が約5kmくらい。イトカワは約500mなのでイトカワよりは10倍くらい大きいんだな。
さてさて、明日は LV じゃ。寝坊しないようにしなくては。
埼玉県民の日。
会食。飯を食いながら1時間くらい話をするといろいろなことが分かる。印象的だった話を以下に記録。
自分から最も遠い人の人となりを知ってみようと思って会食をしてみたが、毎日自分と同じ場所にいながら予想以上に自分とは違う世界を見ていて、調査としては非常に面白かった。共感できる話はほとんどなかったが。好奇心旺盛だと言っているが人間に対する関心が極度に薄く、観察が浅い。業界の変遷や将来について難しい話もしてくれるが、どこかで聞きかじった話の受け売りのような皮相な内容。俺の言葉に対する相槌や質問などの反応がほとんどなく、次々に自分の話したいことだけを話す。「この人は何かうまくいっていない、悩んでいる」という前提を俺に対してなぜか持っているようで、的外れなアドバイスを上からいろいろ言ってくれる。それをニコニコしながら「へー」「なるほど」「ですよねー」「凄いですね、それ」などと言いながら聞いていた俺。
空気が固かったのでちょいちょい冗談やボケも言ってみたがほとんど笑いを取れず、「ここは徹子の部屋か」と思ったり。笑いのツボが違うというよりは、他人が出力する内容にとにかく興味がない感じ。自分自身か自分の友人・身内に関する話で勝手に思い出し笑いするということはあった。対話のプロトコルがここまで違っているにもかかわらず、「友人」がいるらしいというのが俺にはなかなか理解しがたい。
「会社を出たら仕事のことは忘れる」というところは俺も似ているが、人に迷惑をかけたことや人を傷つけたことを反省したりして「次はここをもっと上手くやろう」と考えるくらいは必要だろう。それがないと成長しないですよね、…と聞きたかったが聞かず。まあでも、飯代を奢ってくれたのできっと根はいい人なんだと思います。(棒)
秋なので椿屋で渋皮モンブランを食う。ウェイトレスのおねいさんの事務的な接客に晩秋を感じた。
冷たい空気を吸うと咳が出る。カイロを買った。
1000円床屋で小散髪。
ここ数日マウスの動きが悪いので壊れたかと思ったが、よく見たらレンズの所に綿埃が溜まっていた。掃除したら見違えるように反応が良くなった。光学式でもたまには掃除が必要だということを学んだ。
フィラエ着陸おめ。着陸地点から撮った疑似パノラマ画像も送られてきた。着陸時にうまく銛が発射されず何度かバウンドしたという話もあったが、この画像を見る限りひっくり返ったりはしていない様子。
ポッキーの日。箸の日。もやしの日。チンアナゴの日。煙突の日。などなど。
何か条件判定をして OK ならそのまま正常系の処理を行い、NG ならすぐに return という関数を書く場合に、正常系の処理を延々と先に書く人がいるが、これが気に入らない。
void func() { if (bOK) { // 正常系処理 ... ... ... ... } else { ... } }
みたいなやつ。今いじっているソースはこの手の関数で正常系のブロックが何千行もあったりする。正常系の長い処理の中にまた if や switch のような制御構造が何重にも出てきてインデントが深くなりすぎ、どの閉じカッコがどの if のものかぱっと見て分からん。辛い。
初めの if 文でもし NG ならさっさと退場してもらい、あとは残った人達だけでゆっくり正常系の処理をする、つまり、
void func() { if (!bOK) { // 異常系処理 ... return; } // 正常系処理 ... ... ... ... }
と書けば else なんか要らないし、正常系部分のインデントが1段浅くなって読みやすくなるのに、なぜかこう書かない人がいるのが激しく謎。関数のケツ以外で return すると災いが起きる、みたいな信仰でもあるのか。
S氏K氏と久しぶりに会って渋谷で飲み。元気そうで何より。共通の知人に関する報告や、禿げたとか白髪が増えたとかそんな話。半分くらいはK端さんの話だったような。やはり旧友と喋るのは楽しい。ああいう感覚で楽しく話せる関係はなかなか他にない。
今日もネズミがうるさい。天井を叩いてもほとんど意に介さずガリガリやっているのが癪だ。
昨日見なかった家の裏手を調査。ネズ甚八のものらしい足跡を雨樋に発見。こんなにつるつるで垂直な所でも関係なく登れるらしい。しかし1mくらい登って雨樋が水平になったところで足跡は消えていて、そこから先の足取りが不明。うーむ。たぶんベランダに入って屋根に上がってどっか未知の隙間から侵入しているんだとは思うが。
ホームセンターで粘着シートと忌避剤を購入。足跡のあった位置からわしの部屋の天井裏までの想定ルート上に設置してみた。天井板の隙間が1箇所だけあったので忌避剤をスプレーしてみた。雨戸の戸袋にも散布。
録画した LIVE MONSTER を見る。Mステや MJ にはよく出るがこういう音楽番組に出るのは珍しい。リラックスしていて話が面白かった。NHK の SONGS で蜷川実花・野田秀樹と出ているのも見たがあっちは真面目な話であんまり楽しくもなかった。
どうやら自分は真面目な話しかできない人があまり好きではない。真面目な話が嫌いなのではなく、たぶん、真面目な話をするのはすごく簡単なことだから、だと思っている気がする。真面目な話は用意もなしにいつでもすぐできる。どこへ行っても誰と話をしていても真面目な話しかしない奴は結局楽をしている。俺とお前がいるこの時間と空間をハッピーなものにしようというサービス精神がない。同じ理由で、ツッコミばかりして自らボケない人もあまり好きではない。ツッコミなんかボケより10倍くらい簡単だろ。誰かを評してばかりで自分では何も生まない奴というのは本当に寄生虫的で見苦しい。いつもけなしてばかりで褒めない人というのも同類だな。ほんとこういう人達は、バナナの皮で滑って頭を強打する姿を人々に見せることで人生の最後の最後にようやく人を笑わせて安らかに死ねばいいと思う。
何でこんなこと書いてるんだろう。
数日前から天井裏にネズミがいる。夜中の3時くらいになるとカリカリ何かをかじったり歩き回る音がする。この部屋には天井を開けられる扉などがないので目視ができない。家の外を見て回ったが侵入口が分からない。直径1cmくらいのすき間があれば彼らは侵入できるらしいので、そういう意味では水道管の跡の穴とか基礎の通風口とか、いくらでも入れそうな場所はある。古い家なので屋根瓦もだいぶ崩れていた。屋根のどっかに隙間があるかも。ネズミが繰り返し歩く場所にはラットサインという黒ずみができるらしいが、そういう痕跡は見当たらない。糞も見ない。
社内で回覧板来る。会社で加入している厚生年金基金が予定利率を下げたいから同意する人ははんこくれとのこと。よく分からないが、AIJ 投資顧問事件とかいうのがきっかけになって、財務状況が悪い厚生年金基金はこれからどんどん潰すよという方針になっているらしい。弊社が入っている基金は東京の IT 関連企業の厚生年金基金ということで加入者が非常に若く、業種も今のところ斜陽産業ではない。よって現在はわりと財務状況は良い方だが、超低金利と終わらないデフレという時代状況を考えると将来の運用見通しは全くハッピーではない。とにかく厚生年金基金というフォーマットには先がないので将来的には別の形の企業年金に変わるつもりだが、少なくとも現状はバブル時代のまま年 5.5% という非現実的な予定利率になっているので、これを 2% まで下げさせてください、ということらしい。予定利率を変更するには企業ごとに加入者の 2/3 だかの同意が必要らしい。自分の将来に関わることなので正確に知りたいが、回覧板に付いている資料を読んでも何ともよく分からない。代行返上って何ね? とか。
ALMA が観測した原始惑星系円盤の画像が凄い。これはマジなのか。円盤の中で微惑星が集まってところどころに大きい塊ができ、そいつが軌道上の物質を掃き集めてどんどん成長し、軌道上からは物質がなくなる、という惑星形成論を「お話」としては学んできたが、実際に円盤に何本も隙間ができている画像を目にする時代が来るとは。
こうなったらブラックホールの降着円盤も早く見たい。円盤の真ん中に穴が空いている姿を見たい。
眠い。寝不足と風邪薬の作用か。
本日は1970年製造のブローバアキュトロン。音叉時計という、電気仕掛けだがクオーツに精度で負けて短命に終わった時計。電磁石と組み合わさった音叉が入っていて、電源が入るとこの音叉が 360Hz で振動する。この振動で歯車を駆動して針を回すという方式。耳を近づけるとキーンという 360Hz の音が聞こえてなかなか未来的。秒針も完全にスイープ運針に見えてかっこいい。
一般に、時計の調速機構は機械式(てんぷ)にしろ音叉にしろクオーツにしろ、結局は固有振動数で振動している物体の等時性に依っている。力学で習う通り、振動子に周期的な外乱を加えたときに振幅が変化する度合は、外乱の振動数がその振動子の固有振動数に一致するときが最大となる。強制振動の共鳴というやつ。外乱に共鳴するとブランコの振れがどんどん増すのと同じで振動の振幅が一気に増えて等時性(微小振幅の近似)が破綻し、歩度の乱れにつながる。腕時計では外乱の典型的な振動数は人間の腕の振りや歩き・走りの振動なので 1-2Hz くらい。よって振動子の固有振動数をこれよりずっと高くしておけば時計の精度が上がる。また、振動子の固有振動数が高ければ高いほど、共鳴するあたりでの振動数 vs. 振幅の応答曲線が鋭くなり、固有振動数からちょっとでも外れた振動数の外乱には応答しなくなる(こういうのを Q 値が大きい振動子という)。ということで、振動子の固有振動数が高いほど Q 値が大きく精度の良い振動をするため、時計の振動子は時代とともに振動数の高さを追求していった。機械式時計のてんぷは5振動 (2.5Hz) 〜10振動 (5Hz) で精度がだいたい日差10秒程度だが、音叉時計は 360Hz で日差2秒くらいらしい。ブローバはこれで天下を取れると考え、提携他社にもこの技術をライセンスしてシチズンやオメガからも音叉時計が発売されたりしたが、すぐにセイコーがクオーツを腕時計に搭載することに成功し、圧倒的な精度で世界を席巻してしまった。現代のクオーツ時計の振動数は 32,768 Hz で精度は月差10-30秒くらい。結局、音叉時計の時代は1960年の発売から1970年代初めまで、10年余りで終わった。
このアキュトロンは初代の cal.214 というやつで、リューズがケース側面ではなく裏蓋にある。半円形のハンドルを起こすと音叉の振動が抑制されて針が止まる。起こしたハンドルを回すと針合わせでき、ハンドルを倒すと再び音叉が振動を始めて針が動く。…のだが、このへんの作りが甘いのか、実際にはハンドルを倒しても針が動かないことがしばしば。こういうときはケースをコンコン叩くと回り始める。リューズの隣にあるのがボタン電池の蓋。1.35V の水銀電池が必要だが、もはや入手不可能。仕方がないので 1.55V の酸化銀電池に降圧用の抵抗を貼り付けたアキュトロン専用電池が売られていたりする。
今は音叉時計を修理してくれる時計店もなかなかない。電気仕掛けなので回路が壊れたら終わりということもあり、よほどの酔狂でない限りこれに手を出すのはやめた方がいいと思う。俺は酔狂なのでこれ以外にもう一つアキュトロンを持っている。こちらは完全に不動。修理に出したいと思いつついまだに放置している。
今年製造の真新しい硬貨がお釣りに混ざるようになると一年の終わりを感じる。
アブラムシがたくさん飛んでいる。
aperture と書こうとしてつい apertume と打ってしまう重度の Perfume 脳。
新宿塔にて「日出処」フラゲ。林檎さんが新宿店の名誉店長に就任したとのことで、Flags ビルのエスカレーターにあるディスプレイで本人によるタワレコの宣伝が流れていた。
「「所さんのニッポンの出番」を見る時は盲信しないのが吉です」。日本ってこんなに凄い国、みたいなのを外国人に見せて驚いてもらったり褒めてもらったりする趣向のテレビ番組が最近多くて閉口。隣国のウリナラ自慢と発想が何も違わない。日本の内にも外にも素晴らしいものはいくらでもあるだろう。
生命の起源について、最新の研究ではどういう話になっているのか全然知らなかったのでそのへんが詳しく載っていそうな本として購入。面白くて一気に読んでしまった。古細菌とか RNA ワールド仮説とかウイルスはどっから生まれたかとかそういう話。ゲノム解読で分かったことってたくさんあるんだな、という感想。最終章に書かれている生化学的禁制律の話が特に面白かった。塩基配列に使われている塩基はなぜ ATGC の4種類なのか、なぜ蛋白質を構成するアミノ酸は20種類なのか、そしてなぜこの20種類なのか、というあたりがよく分からない、これらでなければならない必然性があるようには見えないという話。天文学も考古学もそうだが、何かの起源を探る話は面白い。遠い昔に何があったのかを知る作業というのは一見全く手が届きそうにない仕事に思えるが、大勢で何十年もやっているとだんだん科学技術が進歩して少しずつ手掛かりが見つかり、謎を切り崩していくことができる。
全く生産的でない3連休を過ごした。蕎麦を食うなど。
ライブビューイングのチケット発券。バルト9で一番大きいシアター9の後ろの方。LV の場合は気兼ねなく立てる後ろの席の方が好都合かも。
1999 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2000 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2001 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2002 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2003 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2004 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2005 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2006 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2007 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2008 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2009 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
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2012 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2013 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2014 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12