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高専生が、国立の工業高等専門学校生が
「自由に使える3Dプリンターがない」って。。。
なにやってんだよ、俺たちの国はよ。。
授業だろうが趣味だろうが、
そんなもんジャンジャン使わせてやってよ。
ほんとお安いんですよ。
スマホ体積の部品なら材料費200円とかですよ。
いいよ、こっちでやる。待ってろ
近所で皆既月食の撮影。天気予報が思わしくなかったが予想外に好転。終始薄雲はあったもののそれなりに撮れた。ほぼ月専用機材と化している PENTAX Q7 + コ・ボーグ 36 ED 直焦点の組み合わせで今回も固定撮影。しかし固定はやっぱりいろいろめんどくさい。0.5秒以上露出すると流れてしまうし。次こそは赤道儀を使おう。前回もそう思った気がするが、押し入れから出すのが億劫なんだよな。コ・ボーグならコンパクト赤道儀でもいいのかも。
コ・ボーグのドローチューブを固定する方法を忘れたせいで、上に向けているとだんだん筒が下がってピントがボケる。頻繁に恒星でピント合わせをやり直す羽目に。ドローチューブの付属リングを回せば固定されるんだった。事前の予行演習をちゃんとしておかないと。
こうして見ると、赤銅色という定番の形容は文学的ではあるがあまり正確ではないな。自分の印象では「白いお皿に出した醤油の色」が一番近い。
三鷹にてS君の星空解説を聴く。リゲルが源氏星、ベテルギウスが平家星に決まっとると思っていたが、地域によってはこれと逆の呼び方をしているというのは初めて知った。野尻抱影が書いているらしい。平家の落人が身分を隠すためにわざと赤白を逆に呼んだという解釈もあるようだが、ちょっと無理があるような。伝承の過程で誤りが広まっただけじゃないのという気もする。こういうのはちゃんと研究した人が抱影くらいしかいないので、結局抱影が唯一の典拠になってしまうな。抱影以降の情報に汚染されていない伝承者を見つけるのも今となっては難しい。用例を記した昔の文献でもあればよいが。
なお、「源氏パイ」の名前は1966年の大河ドラマ『源義経』に由来する模様。「平家パイ」は2012年の大河ドラマ『平清盛』にちなんで「レーズンパイ」からわざわざ改名したとか。やばいな三立製菓。今年は「西郷(せご) パイ」を出すしかない。
明日の天気予報が激しく望み薄。
仏教の信仰を持つわけでもないが、風呂に入っていて、一切皆苦という考え方の意味を突然何となく納得した。どの選択肢を選んでもどうせ苦なのだから、自分が選択肢を間違えたのではないかと後悔したり、他人と自分を比べて凹んだりすることには意味がないということだな。どれを選んでもみんな同じなのだから、持ち物の差に由来する苦悩は自分が勝手に作り出している幻に過ぎない。諦めというよりはもう少しポジティブな、考え方の基準面を再設定して楽になろうぜという話なのだろう。
富士そばで昼飯。演歌がかかっている。歌の途中でキーンコーンと鐘が鳴る。ああ『NHK のど自慢』の放送か、と思いつつ蕎麦を食う。鐘が鳴っても歌が止まらない。もう一度鐘が二つ鳴る。まだやめない。…というところでようやく気づいたが、鐘はのど自慢ではなく、富士そばの入口ドアで鳴る入店音だった。歌はただの有線放送だった。『のど自慢』は日曜だもんな。
古巣仕事。土曜なのに人が多い。遅れていた原稿は結局落ちたらしい。合掌。
twitter でも書いたが、『Newton』表紙の見出しフォントがいつの間にか変わっている。なんか素人っぽくなった。この微妙なゴシックは何だろうと書体見本といろいろ照らし合わせたら、どうも源ノ角ゴシックのようである。2017年9月号までは新ゴで組まれていたが、10月号から源ノ角ゴシックに切り替えたっぽい。なぜわざわざモリサワから無料フォントに変えたのか謎。巻末のクレジットを見る限り、表紙デザイナーが変わったわけではないらしい。見出しに使うならせめてもう一段太いウェイトにするか詰め組にした方がいいと思う。源ノ角ゴシックは懐が狭いので本文用には悪くないと思うが、見出しに使うと素人のチラシっぽくなる。
予報通り給湯器が凍結。昼頃に外の給水栓を何度か回したらようやく出た。浴槽の穴より5cm上まで水があれば自動で凍結予防運転をしてくれるらしいが、低温注意報が出るくらい寒い日は効かないらしい。そういうときは水を細く出しっぱなしにしろと取説に書いてあった。
古巣仕事。〆切を過ぎても原稿が来なくて著者と連絡も取れないという事案が2か月連続で発生。編集部の人が胃が痛いと言っていた。〆切は守ろう。守れないときは〆切日が来る前に言おう。人として。
『まんがでわかる 理科系の作文技術』。初版から38年、あの名著がついに漫画化。
鑑定団に出た曜変天目、2015年2月15日にヤフオクで9,250円で落札されたものに酷似 - Togetter。あー。これはクリティカル。tweet にある通り、番組では「依頼人の曾祖父が明治時代に入手したもの」という説明だったので、依頼人とテレ東のどちらかが嘘をついていたということに。前者なら依頼人が社会的に終わる。後者ならやらせ案件として番組が終わる。まあ人気番組なので終わらんかもしれんが。
ジャパネットで売られている岩佐のフォーマルバッグはこだわりの日本製、熟練の職人が40以上の工程を一人で組み立て、一日に2個しか作れない、らしい。そんな手間暇のかかる商品が10,000円。ジャパネットの仕入れが5掛けだとすると岩佐側では職人1人1日当たり10,000円の売上しか生まないことになるが、職人さんの賃金は一体いくらなんだろう、というのが気になる。
雪掻き。腰を痛めた。あまり車を動かさないせいか、4年前の大雪では俺の車の前に山のように雪を積まれてしまったので、今回は早めに車の周りも除雪して縄張りをアピール。
本白根山噴火。噴石で1人死亡。9:59 に傾斜変動を伴う振幅の大きな火山性微動を観測、10:05 に消防に噴火の通報とのことなので、噴火に先立つ活動はほぼ全くなかった模様。過去1年間の火山性の地震も本白根山では全く観測されていない状態で3000年ぶりに噴火。こういうのの予測は無理だよな。
ジャパネットで丸尾ちゃんが「普通の暖房器具は近赤外線なので暖房器具の近くしか暖まらないが、この遠赤ヒーターは遠赤外線なので部屋の遠くまで暖かさが届くんです」と言っていて、近赤/遠赤の遠近ってそういう意味じゃないよと思った。でも丸尾ちゃんだから許す。
3/20,21 NHK ホールのライブ詳細発表。Perfume と Reframe を融合させたロゴが良い。「着席してお楽しみ頂ける新たなスタイルのステージ」らしい。当たるかなこれ。
予報通りの大雪。一日中引きこもる。まあ最近は雪でなくても引きこもってますが。門柱の積雪が30cmまでいったところで降り止んだ。2014年2月の大雪とほぼ同レベル。
布団に入って本を読んでいたら眼鏡をかけたまま寝てしまい、翌朝眼鏡が見当たらなくて焦る。うっかり踏みつぶすと5万円がパーになるので、リアル「メガネメガネ」状態で捜索。布団をめくったら奥の奥に隠れていた。幸い変形はなし。危ない。
鑑定団の「曜変天目」の作者が中国で名乗り出たという話。長江氏が中国で作者を探し当てたらしい。番組放送から1年が過ぎたが、相変わらずテレ東がしらばっくれたままなので新たな動きに出たというところか。中国のニュース番組などの動画が字幕付きで YouTube にいろいろ上がっている。
まあこの騒動のおかげで2017年は、現存する曜変天目が三碗とも公開されるという奇跡の年になったとも言える。俺は結局静嘉堂文庫の奴しか見なかったが。龍光院の曜変の写真が載った京都国立博『国宝展』の図録は買った。
よりぬきを細々と追加。
相変わらず咳男。間違いなく一年の 1/3 くらい咳をしている。
人はなぜ被害者を責めるのか? | 心理学ミュージアム。騙されるお前が悪いとかいじめられるお前が悪いとかそういうやつ。心理学の分野で何かしら説明が付いているのではないかと思ったら、やはりそうだった。公正世界仮説。
イプシロンロケット3号機による夜光雲。天女の羽衣のような。twitter 上にも目を見張るような写真がたくさん上がっている。
外界に惑わされず、今できることを淡々とやるのみ。
高校化学でわかる「コーラで歯が溶ける」がウソである理由 - ねとらぼ。やけに挑発的なフェイクニュース。
だからコーラで歯が溶けること(酸蝕歯)はありえません、起こるのは酸蝕歯ではなくコーラの糖分で虫歯(齲蝕)になるだけです、という論旨。
実際にはこれは間違いで、コーラ (pH 〜 2) で酸蝕歯は起こる。pH が 5.5 より小さい液体で歯が脱灰するという話には今更議論の余地はない。まず「歯がリン酸カルシウムである」という認識が大ざっぱすぎる。カルシウムのリン酸塩にはいろいろあり、歯のエナメル質は Ca3(PO4)2 ではなく、ヒドロキシアパタイト (HA) Ca5(OH)(PO4)3 という物質。組成式に OH- が入っているのがミソ。これが水に溶けると、
\[ \ce{Ca5(OH)(PO4)3 <=> 5Ca^2+ + OH- + 3PO4^3-} \] \[ \ce{PO4^3- + H2O <=> HPO4^2- + OH-} \]
という化学平衡の状態になる。つまり HA が水に溶けると OH- がたくさん出て液性がアルカリ性になる。高校化学で言う「塩の加水分解」ですかね。こういう平衡状態に酸が加わると、右辺の OH- が H+ で中和されて減るので、ルシャトリエの原理によって平衡は右にずれる。だから HA は酸に溶ける。弱酸遊離を持ち出してこれが起こらないと言うのはおかしい。
ただしもう一段上の話として、HA は酸さえあれば無限に溶け続けるわけではなく、溶け出したイオンが飽和する点があり、飽和点は pH に依存して決まるという性質がある。これは HA の溶解度積とか難しいことを考えないと理解できんらしい。ともあれ、ちょうど飽和する pH を臨界 pH と言って、HA の場合はこれが pH = 5.5 くらいになっている。溶液がこれよりも酸性寄りであれば溶解が進む(脱灰)。5.5 よりもアルカリ性寄りなら平衡が左にずれて HA の結晶化が進む(再石灰化)。唾液の中にはカルシウムイオンとリン酸イオンが大量にあって常に過飽和状態になっているため、通常はエナメル質は唾液によって常に再石灰化されている。酸性の飲食物や胃酸の逆流によってお口の中の pH が下がった状態が続き、脱灰が進むと酸蝕歯になる。もしくは、虫歯菌がいると糖を食べて乳酸を作るので、この乳酸で pH が下がった状態が続いて脱灰が進むと虫歯(齲蝕歯)になる。
…という話をこの論文を読んで学んだ。高校化学とかもう完全に忘れてるわ。
なお、上記の臨界 pH の実験は数日から数週間というタイムスケールで系が平衡に達した状態で求めているので、コーラを飲むような数分〜数十分とかいうタイムスケールで酸蝕なんか起きるわけないだろという歯科医もいる。ねとらぼの記事もこれを引用していたようだが、酸性のものを習慣的に摂って酸蝕歯になった症例についても論文がある。コーラを習慣的に飲んでいた人、黒酢を数年間にわたって朝晩コップ1杯飲み続けた人、グレープフルーツを3か月にわたって1日2玉食べ続けた人などの酸蝕歯の症例写真を見ることができる。俺も歯科助手のお姉さんに言われたことがあるが、炭酸飲料や甘い飲み物やお菓子を仕事机に置いてちびちびだらだら飲食しながら作業をするのは歯にとっては自殺行為らしい。ダメ、ゼッタイ。
2018/01/17: 記事に間違いありとしてねとらぼが取り下げた模様。ねとらぼにしては殊勝だ。訂正前の魚拓。
@東京キネマ倶楽部。昨年はつじさんが産休だったので2年ぶり。180番台だったが30分前に着いてのろのろ入場してそれでも3列目を取れた。今年は新作のTシャツがなかったので物販は買わず。客の年齢が上がったなぁと実感。俺の年齢もな。
つじさんは黒のゆったりした服で登場。眼鏡は安定の赤。うららかブラザーズは曽我・玉田・御供・坂というお馴染みメンバー。序盤に緊張しがちなつじさんだが今年はすごくリラックスしていた。母の貫禄か。バンドの音も良かった。熟成を感じる。つじさんのウクレレの音がバンドの音に埋もれずに聞こえるのがすごく良かった。ウクレレの胴にピックアップマイクを取り付けて音を拾うというやり方自体はもう何年も前から変わっていないはずだが、音のバランスがいいなぁと今年は思った。
曲目は例によってよく覚えておらず、またこれから大阪もあるのでネタバレは自粛。未発表曲を2曲やったか。ライブのみで披露した未発表曲ももうアルバム2枚分くらいは溜まった気がするが、そろそろ新譜を…。この御時世、CD を出すのはもう無理なのかしら。配信でもいい。
MC。客席に話しかけてもあまり返事が返ってこない東京会場のコール&レスポンスのおとなしさに「ああこんな感じやったな、とだんだん思い出してきました」と感想を述べるつじさん。2年ぶりにキネマ倶楽部に来たら、以前からライブで話題にしていた鶯谷駅南口の蕎麦屋「公望荘」がなくなっていてショック、という話。今は完全に更地になって「売土地」となっている。一度も食べないままなくなってしまったな。鶯谷駅の中にある立ち食い蕎麦はわりと美味い。
もうすぐ1歳になるお子さんは男子であるらしい。寝かしつけで歌を歌ったり一緒に YouTube で歌の動画を見ているとのことで、Skidamarinkと Down By The Bay を披露してくれた。Skidamarink の途中で「すいません、コードを間違えました」とやり直し。「そのまま行けるかと思ったけど無理でした」で会場笑。Down By The Bay はバンドメンバーと遊ぶ恒例企画でも使用。
アンコールではバンドメンバーの皆さんが物販グッズを持って登場。買わなかったけど、木でできたスマホスタンド&スピーカーがちょっと気になった。空洞が空いていてスマートフォンの音を響かせるやつ。ビクターのニッパーくん人形も付いている。
池袋西武の三省堂書店へ。22時までやっているのがいい。三省堂に変わってから上の階に行くのは初めてか。怪しげな理科グッズを置いている店「Naturalis Historia」が面白い。鉱物標本や化石、隕石、実験器具などは定番だが、40cmくらいある三葉虫の化石(27万円)や動物の剥製もある。錬金術や魔法などのオカルト方面に寄った商品もあった。19世紀くらいのドイツ製の義眼がたくさん並んでいたり、コウモリの死体に細工をしたような「悪魔の標本」があったり。
いつも未来に驚かされていたい:『WIRED』日本版プリント版刊行休止に関するお知らせ。編集長若林恵氏のインタビュー的なもの。いろいろいいことを言っている。ただ、怒る人は俺はダメだ。それがクオリティを保つためという動機であっても何であっても。
A社の雑誌の電子書籍版を出すということで、「紙の本の発売と同時に電子版も配信開始」という告知を書くにあたり、従来の「紙の本」のことを何と呼ぶべきか、というのを編集の人と先月話した。いい言葉がない。結局、呼び名は使わずに「書店発売と同時に――」と書いて解決したようである。『WIRED』の「プリント版」というのはまあまあ。今後は「印刷版」あたりが定着していくんだろうか。携帯電話の出現によって従来の電話という古い物に「固定電話」という新しい名前が付く現象と同じ。retronym というらしい。
今年の Perfume カレンダーは去年よりも写真に気合を感じる。去年は衣装が12か月とも同じだったしな。それはいいのだが、テーマが黄道十二星座ということでカレンダーの日付も十二宮に合わせた区切りになっている。使いづらい(笑)。ほぼ卓上写真集としての使い道しかないという。
長征 3B/YZ-1 ロケットのブースターが宅地のそばに落下する映像。親方ー、空から女の子が、じゃなくてロケットがー、みたいな。落下とともに大爆発を起こしてオレンジ色の煙が上がる。燃焼が終わっても結構燃料が残っているのか。
另外一段视频pic.twitter.com/jBoKBuJt7b
— ChinaSpaceflight (@cnspaceflight) 2018年1月12日
別の映像。燃えているブースターに近づいて携帯電話で撮影する住民。
Up close to the booster from the Long March 3B that landed near buildings in Guangxi province shortly after launch pic.twitter.com/I8QoTovy1I
— Andrew Jones (@AJ_FI) 2018年1月12日
打上げは1月9日 23:18 UTC(10日 8:18 JST)、中国の西昌衛星発射センターから行われたもの。中国版 GPS と言われる「北斗衛星測位システム」を構成する人工衛星2機を打ち上げた。西昌は内陸の四川省にあるのでブースターと第一段は陸上に落ちることになっている。打上げの際には住民は避難するものらしいが、ここまで民家に近い場所に落ちてくるのはなかなかきつい。tweet にコメントが付いている通り、長征 3B/YZ-1 のブースターは燃料に UDMH、酸化剤に四酸化二窒素 (N2O4) を使っている。混ぜるだけで燃焼するハイパーゴリック燃料と呼ばれるもの。N2O4 は二酸化窒素 (NO2) と化学平衡にあるので、煙には NO2 が含まれていてオレンジ色を呈する。これら UDMH, N2O4, NO2 は全て毒性を持つ。皮膚や粘膜、眼球などの柔らかい組織は腐食されるし、吸い込むと肺水腫などを起こす。なので、こんなものが落ちてきて爆発したら写真なんか撮ってないで走って逃げるのが正解だと思うが、まあ住民もあまり分かってないだろうし、中国政府も農村部の国民の命の値段なんかいちいち気にしないぜという、いかにもあの国らしい映像。
問題は14日のつじさんライブまでに咳が治まるかという点だ。じっとしてればあまり出ないのだが。
松券セレクト。注文したいメニューをあらかじめスマートフォン上で決めておき、松屋に行ったら券売機にスマホの QR コードをかざせば注文できるという。これでもう、券売機の前で「あくしろよ」という後ろの客からのプレッシャーに焦ることもない!と。改修すべきはあの分かりにくい券売機ソフトウェアの UI の方だと思うのだが、斜め上の解決方法で来ましたね。「製品にテプラを貼られてしまったらプロダクトデザインの敗北」という話がよくあるが、あの券売機ソフトの UI 設計者はこのシステムをどう思っているのか気になる。
ずっと研究室や職場にあるのを使っていて自前では持っていなかったので買ってみた。天文学編は1974年が初版で1994年に増訂版が出て、それっきりらしい。amazon を見ると'94年版も絶版? とりあえずマーケットプレイスで古書を購入。増訂版からもう20年以上経っているが、改訂の動きはあるんだろうか。
この本の役割は学術用語の統一表記と日本語の定訳を示すことなので、中身は英和と和英の対応表のみで語義は一切載っていない。今となってはあまりこういう表記はしないな、という例も散見されるがまだまだ有用な一冊。そういえば JAXA はロケットの launching のことを「打ち上げ」とは書かずに必ず「打上げ」と表記するが、この本でも確かに「打上げ」となっていて、JAXA はこれに準拠しているのかな、と思った。
本書に載っている天文学用語の中で最もかっこいいのは「貧血渦巻銀河 (anemic spiral galaxy)」だろう。Wikipedia 英語版には記事がある。普通の spiral よりガスが少なくて S0 銀河よりは多い中間的なやつをこう呼ぶらしい。あんまり聞いたことないけど。passive spiral なら聞いたことがある。
今見たら、プレスリリースでは「打上げ」だけど他のページでは「打ち上げ」も使われてるな。わりと表記揺れ。
認定日。いつも微妙にいらついている職員さんが一人いて苦手なのだが、今日は若い柔和なお兄さんに当たったので気楽であった。
前の職場で1、2回しか話したことがない年配の人がいて、俺が最後の日に辞める挨拶をしに行ったら、「縁を切るのは一瞬でできるけど、一度切れたらもう二度とつながらないことも多い。辞めるにはいろいろ事情があったんだろうけど、ここで出会ったのも縁だから、一度生まれた縁はなるべく大事にした方がいいよ」というようなことを言ってくれて、ちょっと沁みた。こういう一言を言える大人がちゃんといる職場はいい職場だと思った。
抽斗を掃除していたらなんか茶色い液体が流れて乾いた跡を発見。飲み物でもこぼしたっけ、と思いつつさらに掃除を続けていたら、以前にコンビニで買って使ったスマートフォン用外付けバッテリーを発見。この中の乾電池が盛大に液漏れしていた。パナの電池だったので電池自体の品質は悪くないはずだが。使わない乾電池は取り外して保管しないとダメだな。
クイックルワイパーハンディの取り替え用モフモフは20個入りとかで売っていないのだろうか。汚い所を掃除すると3個入りはすぐに使い果たしてしまう。全火器残弾なし。
Mac で [command]+[Tab] するとアクティブなアプリケーションを切り替えられるが、これだと一つのアプリケーション内でアクティブウィンドウを切り替えることができないのが長年謎だった。例えば Firefox で "Post to Tumblr" ブックマークレットを使うときにポップアップウィンドウが裏に回ってしまうことがよくある。Windows であれば [Alt]+[Tab] でポップアップ窓を前に出せるが、Mac の [command]+[Tab] ではできない。何となく調べないまま諦めていたが、改めて調べてみたら [command]+[fn]+[F1] であるとすぐに判明。もっと早く調べておけばよかった。
最近は星人の日が随分早い。
大掃除の続き。大掃除とは結局のところ損切り。「今は使わないけどいつか使うかもしれない」とか「これ高かったんだよな」とか思っていると永遠に進まない。捨てる捨てる。
埃を吸ったせいか咳がひどい。
今日の天体画像警察。新年から放送されている武田玲奈の「NOVA」の CM だが、最後に出てくる月がおかしい。おそらく夕方で、画面左下の空が赤く染まっているのでそこがほぼ西の方角で、地平線下には沈んだばかりの太陽がいる。なのに画面右上(北西)に上弦過ぎの月がいる。激しくおかしい。白道は黄道と5度しか違わないので、太陽と月が黄緯方向にこんなに離れて位置することはありえない。
千歩譲って、これは夕方の西の空ではなく明け方の東の空だということにすれば、赤く染まっているのは東の地平線、月は南東にいる、ということになり、太陽と月の離角に関する矛盾はまあ解消する。しかし、月の欠け方は依然として辻褄が合わない。当たり前だが、月は太陽に近い方向がいつでも光っている。上弦の月 ◐ であれば月の右方向に太陽がいる。画面上で月よりも左側に太陽がいるのであれば月の右側が欠けていなければおかしい。
俺の感覚からすると「夏に桜が満開」とか「時計の針が逆回り」と同レベルの大間違いだが、天文現象はどういうわけか「絵がそれっぽければいい」程度の雑な扱いがいまだに少なくない印象。なぜなのか。
曜日感を喪失した日曜日。
顔剃りをしてほしくなったので久々に QB HOUSE 以外で散髪。すっきり。
もみ上げの切り方について、最近は「自然な感じで」または「耳の真ん中で切る」の二択で問われるようになった。もみ上げ界の素人にとっては単に「もみ上げどうしますか?」と聞かれるよりも楽で良い。
紅白の Perfume は2015年(実写と 3DCG のリアルタイムスイッチング)・2016年(アナモルフォーシスを使ったリアルタイム背景生成)ともにテレビカメラありきの映像演出で、あれだと NHK ホールで生で観ている人は(モニターがあるとはいえ)面白くないよな、今年はどうするんだろというのが懸念だったが、今回は Perfume 自体がロケに出ることで「生で観る客」をなくしてしまうという逆転の発想で問題を解決したんだなと気づいた。凄いというか、ショービジネスでそれをやっちゃうのかという驚きがある。考えてみれば、Perfume は初期の口パク論争からここまでずっと、「生」の価値って一体何なんだ、「生」でなければ感動は生まれないのか、「生」と「生じゃないもの」の線引きはどこにあるのか、みたいな所に絶えず問いをぶっ込み続けて10年生き残ってきた。チーム Perfume の人々がことさらに「生/非生」という問題意識だけで動いているわけでもないと思うが、結果的にそういう道を歩んできてしまったのは面白い。
欅坂のあれを「ファッション過呼吸」と呼ぶ言語感覚はなかなか凄い。
伊達巻がなくなってきて悲しい。一年中食いたい。
そういえば『星ナビ』2月号 に記事を2本書いたのでよろしければご笑覧ください。『星ナビ』は今年から Kindle 他の電子書籍プラットフォームにも対応したのでタブレットでも読めるらしいよ。
買い物あちこち。強風で車の汚れがひどい。
岡田准一と宮崎あおいの新居 遺跡見つかり一時建設中止。検索すると、世田谷区岡本3丁目の大きな更地がそれであるとの話あり。どんな情報でも転がっているインターネット。静嘉堂文庫のすぐそばだな。多摩川が削った河岸段丘(国分寺崖線)の上面をなす台地で、より詳しく見ると仙川−丸子川と谷戸川に挟まれた半島状の地形になっている。崖から湧水も出るだろうし、いかにも古代人が住みそうな高台。世田谷区の遺跡の地図を確認すると案の定、岡田邸予定地を含むこの半島状台地の大半が集落跡ということになっていた。掘れば何かしら出る場所というわけだな。近所には円墳もあり、半島の縁をなす崖には横穴墓群もある。いい場所。
何となく箱根駅伝復路を見てしまった。エンディングで襷と欅を堂々と間違えるテロップ。retweet で気づいたが、「に込めて」の部分だけ書体も違っている。新年から貴重なものを見せていただいた。
小池里奈の名前が所属事務所の web サイトから消えていることに気づく。8月21日に出演ドラマが放送され、その翌日に web から削除された模様。twitter も同日に「本当にありがとうございました!」との tweet があってそれっきり。そういえばヘパリーゼの CM も下りていた。移籍なのか引退なのか。逸材と思っていたのに残念。お友達の 12/18 の twitter には登場している模様。
妹一家と恒例の初詣。今年の屋台で人気だったのは電球型の容器に入ったソーダ。韓国が発祥なのか。テキ屋業界にもいろいろ流行がある。
おみくじは末吉。「商売 買うのはよろしいでしょう。」「縁談 人にたのめば早くまとまります。ひそかにしている事です。」うーむ。
夕飯はくら寿司。甥っ子二人がお皿5枚で1回できる例のゲームをやりたくてしょうがなくて、あと3枚だ早く食えもっと食えなどと大人達へのプレッシャーが凄い。おじさんたくさん食べましたよ。しかしくら寿司はたまに激しくハズレのネタがあって辛い。今日は蛸とエビが水っぽくてヤバかった。
録画した紅白を Perfume さん林檎さんメインでもう一度見る。グランドオープニングは振付 MIKIKO 先生。Perfume がアー写と同じ三色コートで『TOKYO GIRL』の振付で登場。ダンサーさんが持っている青/オレンジの衣装は『内村五輪宣言!』で着てたやつ。カレンダーの紹介動画(あ〜ちゃんが「おうどう12星座」と言ってるのが可愛い)もこの衣装だった。林檎さんは最初どこに出ているのか分からなかったが、スケボーでトータス氏とすれ違っているのがそうらしい。林檎班から来た年賀状にもなぜかスケボーが描かれていた。
椎名林檎とトータス松本『目抜き通り』。GINZA SIX 開業のタイアップ曲。この曲は何度聴いても二人の旋律がちゃんとハモっているのかよく分からない。目を見合わせて歌うところでちょっと照れ笑いする林檎さん。
Perfume は渋谷で最も高いセルリアンタワーの屋上ヘリポートから『TOKYO GIRL』。寒そう。しかし風になびく髪が逆光で照らされて綺麗だった。
曲の後半は実際の夜景に CG が合成されて、サーチライトやビルの明かりが曲に合わせて動く趣向。しかも生で! 「LIVE」表示が消えていたが、前景は別撮りではなく屋上の生映像のままだったと思う(そうでなければわざわざライゾマがやる意味がない)。どういう仕掛けなのか分からないが、グリーンバックを使わずにリアルタイムで前景と背景を分離する技術が使われてるのは確か。動きが大きいときに人物の輪郭を見ると何となく分かる。
これは過去にさんざんやった人体プロジェクションマッピングでも必要な要素技術なので、ライゾマ的には枯れた技術なのかもしれないが、輪郭抽出の精度がかなり良くなっている印象。どうやっているのか不思議。人間だけなら赤外線映像かなとも思うが、屋上の縁も抽出できてるしなぁ。
サーチライトやビル群の明かりは、カメラの動きと画角をあからじめ決めておいて CG を作り、本番のカメラをその通りに動かして生の実写に重ねる、とすれば可能。…なのだが、光線がビルの後ろに隠れる所もちゃんと描けているのが地味に凄い。ただの重ね描きではなくちゃんと隠線処理されているわけです。カメラは動いてるしサーチライトも動いてる中でここまでやっている。どうやってるのかこれも謎。渋谷の建物の 3D データを使っているのかもしれないが、そんなものあるのか? Google Maps では 3D 表示できるので、Google さんかゼンリンさんに言えばそのへんのデータが使えるのだろうか。
そしてヘリからの空撮映像にも CG 合成。これは生映像ベースじゃないのかもしれないが、生だとすればこれもどうやっているのか謎。空撮カメラの写野が動きながらサーチライトも自然に動いていて、光線の根本は地面に対して動いていない。いかにも現実に地面から光線が発射されているかのよう。空撮カメラの3次元座標や画角をリアルタイムで取得して CG を生成しているのか? しかもここでも、大きなビル(渋谷ヒカリエ)の向こうを通る光線がちゃんと隠線処理されている。不思議。
ということで、ついサラッと流して見てしまうが、生放送の映像として考えると今年もなかなか凄い技術が使われていた気がする。
欅坂と内村が共演した2回目の『不協和音』で最後仰向けに卒倒した子がいた。センターの平手さんもダンスがへろへろで最後は体が震えていた。後の報道によると過呼吸とのこと。1回目と2回目の間には30分弱の時間があって、問題の2回目の出番はサビだけわずか35秒程度のものだったので、複数の子があれほど崩れたのは意外。ああいう芸風なんだろうか。相当運動量の多い曲だったのでちゃんと給水と酸素補給・カロリー補給をしないときついと思うが、そのへんはどうだったんだろう。あと、2回目の出番では全員が革のロングコートを着ていたが、前の出番で息が上がって汗だくの状態でさらにあんな重い衣装に着替えてもう一度踊るってのは大変だろう。動きの激しい曲には軽くて通気性と伸縮性の良い衣装と足に合う靴が必須。Perfume さんも衣装と靴に関しては見栄えと運動性の良さの両立を目指して長年試行錯誤を続けている。エンタテインメントは苦行ではない。演者に本物の苦痛を与えてそこから生まれる切迫感を見せて感動しろというのはエンタメとは違うだろう。秋元康の作るものには、『ラストアイドル』のコンセプトも然り、そういう安直なサディズムをしばしば感じるのであまり好きではない。
CDTV 年越しライブ。かしゆかさんの今年の約束は「買ったものは使う」。大事。CDTV のライブはたいてい2曲やれるので選曲が毎年独特。今年は『TOKYO GIRL』と懐かしい『love the world』。カメラアングルがちょっと変わっていて新鮮だった。
2017 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2016 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2015 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2014 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2013 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2012 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2011 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2010 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2009 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2008 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2007 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2006 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2005 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2004 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2003 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
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