7月31日(火) シンクロ率 31 %

ウクライナ人から再び時計着。今度はちゃんと動いた。前回動かなかった原因は不明だが、これにて取引完了。

予約していた「JPN」DVD を新宿塔にて購入。フォーク並びを徹底した結果、行列が店の後ろまで伸びていた。

夜通し DVD を見る。これは相当に高密度な映像作品。ラストはボロ泣き必至。まだ DISC2 にたどり着かない。

7月30日(月) シンクロ率 30 %

「JAPAN」購入。笑いながら読んだ。あ〜ちゃんが渋谷のデパートで散らかった傘袋を片付けた話がいい。グラビアもよい。衣装は襟の形が違うんだな。

7月29日(日) シンクロ率 31 %

レビウ【映】『クレイジーホース・パリ

Bunkamura ル・シネマ。だいぶ混んでいた。多くは20〜30代、男女半々くらい。日曜最終回なので1000円だった。ラッキー。

特に筋書きのようなものはなし。ナレーションもなし。1960年代の NHK のドキュメンタリーがこんな感じだよな。舞台裏の描写が延々と続くのでちょっとダレる。ショーは綺麗でエロくて面白い。まあショー部分が見たいなら TH さんに貸してもらったようなショーだけの DVD を見た方がいいかもしれない。宇宙飛行士っぽいコスチュームでやる「ヴィーナス」というショーは変わっていて面白かった。あと、衣装担当の可愛らしいおばちゃんがなぜかいつもセーラー服姿なのが気になった。踊り子さんたちが楽屋でロシアのバレエの NG 集みたいな映像を見てはしゃいでいたが、スラブ系が多いんだろうか。

散髪。さっぱり。

異常なほど水を飲む。

新宿ヨドバシの前でセーラー服を着たおっさんを見た。ヨドの店員さんたちも注目していた。

7月28日(土) シンクロ率 30 %

MacBook Air 届いた。でもまだ開けない。

五輪ピックにあまり関心がない。といいつつ親が見ているので見る。柔道はゲームバランスというかルールの設計に欠陥がある気がする。これでもゴールデンスコア方式と「効果」の廃止で多少ましになったらしい。時間無制限・一本のみでいいんじゃないすか。

7月27日(金) シンクロ率 31 %

OMEGA Seamster COSMIC

なんか目処が付いた気がする。複素関数論を仕事で見直すことになるとは思わなかった。

校正少しだけ手伝い。

「Spending all the time」Teaser。かなりの teaser。これ10秒だけど TV で流すんだろうか。

hf5 に慣れてきた。ねじりながら中の方まで入れるとフッと圧迫感が消える G スポットがある。そこで聴くとかなりいいです。まあでも耳穴が完全にふさがるので外耳道の空気は固定端振動になっているわけで、自然の音やスピーカーの音を聴くのとは微妙に特性が違う気がする。足りない部分を音量を上げてカバーせざるをえない感じ。しかしさすがの3段キノコで遮音性は素晴らしい。帰りの電車で隣のおっさんから肩を叩かれ、「私、酔っぱらって歌を歌ってませんでした?」と聞かれたが、誰かが話をしてるのかな、くらいでほぼ気づかなかった。その質問も一体何なんだ、という気もするが。

本日はオメガシーマスターコズミック。おそらく1966年頃製造の手巻。COSMIC という名前が気に入って買った。オメガとはいっても戦後から1970年代までの3針はわりと数も多く、3万円くらいで買えるので楽しい。この時期の時計は他社でも COSMIC と名が付いたモデルが結構ある。たいていこういう十字のラインが入ったちょっと未来的なデザインになっている。アポロ11号が1969年なのでそういうのが流行った時代なんだろう。1秒を5等分した目盛が付いているのもいい。こういう定規のような細かい目盛が付いた文字盤がどうも自分は好きらしい。6時位置に「T SWISS MADE T」と書かれているが、この T は夜光塗料にトリチウムを使っていることを表している(T が2個書かれているのは針とインデックス両方に使われているという意味)。半減期12年なので少しは光っても良さそうだが、全く光らない。ベータ崩壊で 5.7keV というヌルい電子が出るだけなので普通のガンマ線用サーベイメーターでも反応しないらしい。

7月26日(木) シンクロ率 30 %

「Spending all the time」宇宙初 OA ということで、電車の中で radiko さんで「Perfume LOCKS!」聴取。これは凄い曲だ…。懐かしい音だなー。そしてほぼ歌詞に意味がない。TV サイズに切りにくいなー、と思ったら、あ〜ちゃんからまさかの「この曲は TV では歌いません! ライブでしかやりません」発言。おいシングルだろ! リード曲だろ! チーム Perfume、マジで未来に生きてんな。ライブ DVD の32倍速オーディオコメンタリーにも笑った。

7月25日(水) シンクロ率 31 %

hf5 届く。標準の M サイズのイヤーピースは俺には小さかった。L サイズに替えたらまあまあ。遮音性は凄い。電車の騒音や隣の話し声はほぼ聞こえない。ただ音が籠もった感じがしてあまりいい音とは思えない。正しく装着できていないのかも。イヤーピースを入れた状態で耳の中を1気圧に保つのが難しい。ただ突っ込むと1気圧より高くなって耳の中が痛くなる。突っ込み過ぎたと思って引っ張ると負圧になって鼓膜が引っ張られる。入れ方が甘いとトイレのずっぽんずっぽんみたいな「ズゴォ」という音とともに隙間から空気が入ってイヤーピースが緩んでしまう。

ボニ山さんの「Chasing Hope」を購入。

7月24日(火) シンクロ率 30 %

相変わらず試行錯誤。これどうするんだろうな。

「LOVE THE WORLD」予約完了。財布の中にタワレコの予約票が3枚も。全部 Perfume。

ウクライナ人の英語は分かりにくい。

ローウェル天文台ディスカバリーチャンネル望遠鏡のファーストライト。テレビ局の名前が付いた望遠鏡はここぐらいだろう。口径 4.3m だからかなりでかい方。

7月23日(月) シンクロ率 32 %

特大ニュース解禁日。台湾・香港・韓国・シンガポールでライブツアー。徳間から最後?のコンピレーションアルバム「LOVE THE WORLD」。海外で1000人規模の箱からまた始めようという崖っぷち精神を尊敬する。

そして氷結 SUMMER NIGHT。このホログラフィーは生で見たかったな。やはり応募すべきだった。

そして LSG を着た田崎さんの勇姿が話題に。

CS アンテナのすき間ケーブルを交換してみたが直らない。断線ではなくアンテナ本体 or チューナーの問題か?と嫌な予感を抱きつつ、試しにアンテナレベルを見てみたら信号はちゃんと受かっている。ただし衛星 B の信号が20そこそこでちょっと低い。このせいで映らなかったらしい。アンテナの向きを曲げたら直った。どうもアンテナの視線上に家が建ったせいで遮られているようだ。移動するか。

7月22日(日) シンクロ率 27 %

起きたら13時。寒い。チケット買ったのに「夏びらきフェス」行かず。俺の悪い癖だ。だって寒いしさー。

数日前から CS が映らない。「P001 受信できません」というエラーコードなのでアンテナの信号がチューナーに来ていないようだ。すき間ケーブルがよれた状態でサッシに挟まっていたのでこれの断線が怪しい。

こうのとり3号機の打上げ映像を見る。天気が悪かったが成功して良かった。「リフトオフ」を言うのがずいぶん遅い。

MacBook Air 13inch ぽちった。US キーボード以外は特にカスタマイズせず。

iPhone 用イヤホンを購入。最近 SENNHEISER ばかりだったので今回は少し奮発して ETYMOTIC RESEARCH の hf5 にしてみた。イヤホンはどうせ数年で切れるので高い物を買ってもしょうがないが、7,980円なら許容範囲かなと。

7月21日(土) シンクロ率 28 %

寒いので活動性が低下。眠い。

ピュレグミのカルピス+オレンジ味がうまい。

Nスペ「メルトダウン 連鎖の真相」を見る。尺が決まっているテレビ番組なのでアウトプットが過剰に単純化されてしまっている可能性はあるが、丹念な取材に基づいた調査報道をしているな、という印象。録画しておくべきだった。再放送希望。

7月20日(金) シンクロ率 31 %

うまくいかずにしばらく放ってあった謎が解決。お手本が間違っていた。理屈を理解せずに丸写しで真似をするとこういうことになる。

いきなり寒くなったので靴に戻す。しばらくビルケンを履いていて急に靴に戻ると靴の外側だけ片減りしているのがよく分かる。こういうのはどうすればいいのか分からん。買い替えるにはまだ早い気がするし。内側の靴底も削ればいいのかな。

iPhone のイヤホンが左だけ断線。賞与が出た途端にいろいろ壊れるな。いいよ、買うよ。

7月19日(木) シンクロ率 30 %

「Spending all my time」ジャケ写解禁。夏なのにこの衣装。大阪万博のコンパニオンの制服を連想した。三人で微妙に服の形を変えるパターンが続いたけど今回は完全に同じかな。スカートのっちは珍しい。壁にある凹みを修正せずそのまま使っているところが気に入った。この家具と白壁の素材感や無表情な視線は数年前に見たヴィルヘルム・ハンマースホイの絵を思い出させる。早速 iPhone の壁紙をこの画像に更新。

鰻食ってない。

7月16日(月) シンクロ率 28 %

生命の危険を感ずるほど暑そうなので今日も家から出ず。部屋の掃除をしただけで汗だくに。

7月15日(日) シンクロ率 29 %

暑そうなので一日中部屋にこもって動画の整理など。

「オスプレイの配備を認める。ただし在沖米軍将官の移動には必ずオスプレイを使用すること」という条件にすれば、オスプレイの安全性は飛躍的に向上するんじゃないすかね。

7月14日(土) シンクロ率 32 %

テレビっ子の一日。ptTimer の2番組同時録画もちゃんと作動。

まず生放送にて TBS「音楽の日」。白と淡い藤色の衣装。安住アナいじり。Spring of Life。やはりこれは名曲。最後の最後であ〜ちゃんが振り間違え。珍しい。桑田佳祐が尾崎紀世彦の「また逢う日まで」を歌っていたのが良かった。

音楽の日

続けて生放送にて TBS「CDTV SP」。オレンジと水色の衣装。あ〜ちゃんが腕を上げると脇が全開に。レーザービームとコミュニケーション。ステージ後ろの客席に Perfume タオル + JPN Tシャツ姿の我が軍(女性兵士)がいて奮闘していた。コミュニケーションは武道館で見て以来。このダンスは超絶技巧。ぷくゆか。あ〜ちゃん骨折。あ〜ちゃんのマイクがずれる。ひな壇でも他のミュージシャンがテンション低い中で三人は一生懸命盛り上げていた。一生懸命というよりも、せっかくその場その時間にいるんだから楽しまにゃー損じゃろという単純な気持ちなんだろうな。「音楽の日」からぶっ続けで拘束されて疲れてるだろうに、いい子たちだ。

CDTV SP

CDTV では RHYMESTER の地上波初ライブを見られたのが予想外の収穫。RIJFES で聴いた曲目とだいたい同じ。新曲の「The Choice Is Yours」はかっこよかった。生んでくれた親に感謝とか君と出会えた奇跡とかそういう薄っぺらいのではない、まともな社会性を帯びた HIPHOP が聴けた。

テレ朝で MTV VMAJ 2012 のダイジェスト。オープニングのダンスは何度見てもかっこいい。ソロダンス映像に微妙にエフェクトが付いていたり、客席の歓声が強調されていたり、生放送時から少しブラッシュアップされた映像になっていて楽しめた。Spring of Life のカメラ割も生のときとは変わってたな。

7月13日(金) シンクロ率 30 %

ねぶそっく(ALSOK 風に)。

Fabiola Gianotti のインタビュー。こないだの ATLAS 実験のプレゼンをしていたおばちゃん。トークを聴いていたときにも思ったけど、イタリア人なのに真面目な人だな、という印象(偏見)。プレゼンのスライドに Comic Sans を使っていたのが話題になっていたけど、天文や物理のプレゼンでは普通に見かける光景なので話題になる方が意外だった。OS に標準で入っているフォントで、手書きっぽい味が出てかつエキセントリックすぎないということで Comic Sans は重宝されている気がする。あのプレゼンを見ていたみんながツッコんでいた問題点はフォント使いよりも、「1枚のスライドに字を詰め込みすぎ」なのと「色使いが異常」って所だろう。まあ偉くなると忠告してくれる人もいなくなるだろうから不幸だな、とは思う。若い学生さんは松田さんのプレゼン道高橋メソッドを学んで、聴きやすく見やすいプレゼン技術を磨くとよいと思います。TED を見るのもいいか。

7月12日(木) シンクロ率 32 %

Emily さんの blog がいい文章だったので頑張って訳しまるえつこ。誤訳御免。

商品レビューで始まったけどなんか全然別の話になったブログ

Emily Lakdawalla

子供達と一緒にグリフィス天文台に金星の日面通過を見に行った日、私達は日面通過の間の時間に天文台の展示を見て回りました。そして必然的に、天文台内の土産物屋さんにも行きました。(オーケー、正直に言いましょう。こういうミュージアムで先陣を切ってギフトショップに行くのはいつも私なんです。)娘二人、特に下の子のサナヤは NASA のロゴが付いたオレンジ色のフライトスーツに興味があるようでした。この服はちょっと高くて、しかもパッケージを開けてみないと物がいいかどうか分からなさそうだったので、このときは買いませんでした。

さて、それからというもの、サナヤは折に触れて私に「すぺーすべいみーすーつ」のことを尋ねるようになりました。私は母親としての経験から、彼女の言う「べいみーすーつ (baymee suit)」が "bathing suit"(水着)のことだというのは知っています。私は "space bathing suit"(宇宙水着)とはどんな物か想像してみました。星や惑星の柄が付いた水着かしら? 私は彼女に、それってなあに、と尋ねました。でも、学校に上がる前の子供を持つ方ならどなたもご存じの通り、3歳児に何を言っているのか聞いてみても、彼らは同じ言葉をちょっといらついた調子でそのまま繰り返すだけなのです。彼らは自分が言っていることの意味を完璧に分かっているので、どうして私が分からないのかを理解することができません。しかしそのうちにようやく彼女は「おれんじの、」という単語を言いました。サナヤが何のことを言っているのかに気づいたのは姉のアナヒタでした。天文台の土産物屋で売っていたオレンジ色のフライトスーツです。サナヤは "flight suit" と "bathing suit" がごっちゃになっていたのでした。そこでもちろん私はすぐに Amazon に行ってそのフライトスーツを注文しました。

(ご心配なく。グリフィス天文台の土産物屋さんはこの分の売上を逃したことになりましたけど、私はこれまでに十分なくらいこのお店でお金を使っていますから。)

先週私は二人にそのフライトスーツをあげました。二人ともすぐに気に入りました。二人の写真を撮ろうとしても、じっとしているところを撮るのが不可能なくらいです。

写真:フライトスーツを着た二人

他の親御さんによる Amazon のレビューには私も同感です。この商品は安くはありません(定価50ドルで Amazon での値段は35ドル)。でも値段に見合う良い品質であることは保証します。大抵の子供用の衣装というのは信じがたいほどちゃちで、ハロウィン1回分持てばいいような作りをしていて、実際そのくらいしか持ちません。でもこの商品は違います。良質ですが軽い生地でできていて、縫い目も全て二重縫いになっています。子供用の衣装によくあるもう一つの問題は、多くの衣装が、エヘン、つまり「ぽっちゃり体型」の子供に合わせて作られているという点です。Amazon のレビュアーのアドバイスに従って、サナヤ(4月に3歳になった)には4〜6歳児用を、アナヒタ(8月に6歳になる)には6〜8歳児用を買いました。どちらの服も4インチかそれ以上も丈が余っていますが、手首には幅広のゴムが入っていて、足首はマジックテープになっています。そしてこれが一番重要ですが、しっかりした留め具付きの1インチ幅の黒いゴムベルトがウエストに入っていて余った布地をちゃんと締め付け、裾を上げてくれるので、かなり痩せている上の子でもぽっちゃり目の下の子でも全体をちょうどいい丈にすることができ、これから背が伸びる分の丈も確保できます。

このスーツを着るとすぐに二人は外に飛び出していきました。我が家にはすごく小さな裏庭がありますが、狭すぎて私が子供達のために欲しかったジャングルジムやツリーハウスや滑り台やブランコを置くことはできませんでした。でも嬉しいことに、去年のクリスマスにサンタクロースがこの飛行機型のシーソーを彼女たちにプレゼントしてくれました。これはよじ登ったり上に乗って遊んだりすることができて、しかも芝を刈るときは一人で簡単に裏庭のあちこちに移動することができます。もちろん、娘たちがフライトスーツを着て出ていく姿を見た瞬間に、私の中ではこの飛行機が T-38 に変身していました。アナヒタはフライト前の点検(つまり、昨日かかったスプリンクラーの水が残っているのを拭く作業)をする必要がありました。

写真:フライト前のチェックを行うアナヒタちゃん

点検が終わると、続いて1時間ほどかけてフライトに必要な積み込み作業を行わなければなりません。ロケット宇宙船の貨物室に荷物を積むのです。ここでようやく、飛行機に乗っている二人の「じっとした」姿を撮ることができました。

写真:飛行機を操縦するアナヒタちゃんとサナヤちゃん

このブログの読者の方なら、私が有人宇宙飛行についてそれほど詳しい知識を持っているわけではないのをご存じでしょう。私の専門知識は無人探査の方に偏っています。そこでこの商品レビューを書くために、このオレンジ色のスーツが何のためのものなのかを Google で調べました。その結果、これは Advanced Crew Escape Suit(高度乗員脱出スーツ)と呼ばれるもので、スペースシャトルの打ち上げと着陸の際に着用されるものであることを知りました。この調べ物をしていてふと、このスーツを着た南アジア人女性のかっこいい写真を見つけました。この写真は素敵だわ、アナヒタに見せてあげなくちゃ、と私は考えました。(私の夫はスリランカ生まれで、彼の家族の多くはムンバイに住んでいます。だから私は苗字だけインド人ですが、娘たちはアメリカとインド両方の大陸に足を乗せているのです。)この宇宙飛行士の名前 -- カルパナ・チャウラ -- が私の頭の中に響きました。彼女について何か特別なことが確かあったのを覚えている、宇宙に行った最初のインド人女性だということ以外に。でも何だったか思い出せませんでした。私は Wikipedia の彼女の名前のリンクをクリックしました。

ああ。

写真:カルパナ・チャウラ飛行士

これを読んでいる皆さんの多くはきっと私より早く気づいたことでしょう。カルパナ・チャウラは2003年2月1日にスペースシャトル・コロンビア号が炎に包まれて空中分解した事故で亡くなった7名の宇宙飛行士の一人でした。

私はいつも宇宙開発の様々な出来事に目が潤む思いをしています。でも実際に泣いたことはこれまでに思い出せません。娘たちの姿とチャウラの写真とを並べて目にして、涙が出てきました。わたしは1、2分の間彼女の写真を眺め、それから PC を離れて娘たちに本を読んであげなければなりませんでした。

あの惨事の後でこの女性の母親がどんな様子だったか、私には想像することすらできません。私は自分を想像力のある人間だと思っていますが、彼女の母親のことを想像するのは自分の能力を超えていますし、多分そうしたいとも思いません。でもこの写真、そして下に挙げた写真を眺めていると、私にも想像できることが一つあります。たくさんのことがいっぺんに感じられます。状況がどうあれ、また自分の感情がどうであれ、これらの写真に写っている自分の娘を、そして彼女の固い決意、知性、成功、強さ、情熱、自分の選んだ仕事を楽しむ気持ちを、母親はきっと大いに誇りに思うに違いないと確かに思うのです。できれば娘にはもっと安全な職を選んで欲しいと願っていたかもしれません。あのときに起きたことを受け入れられなかったかもしれません。しかしそれでも、娘のことは誇りに思うはずです。

そこで。私は上と下に挙げた写真を印刷し、アナヒタにあげました。この宇宙飛行士の名前は教えましたが、それ以外のことは話しませんでした。アナヒタは写真をすごく気に入りましたが、下の写真に写っている黄色の翼が付いた青色のパッチにチャウラさんの名前がはっきりと刺繍されているのに、自分のフライトスーツにはどうして "COMMANDER"(船長)としか書かれていないのか、という点をすごく気にしていました。私はアナヒタに、名前を刺繍したパッチを縫ってあげると言いました。そして、私がいつも宇宙ミッションでもらってくるパッチをこの子たちのスーツに付けてあげればちょうどいい、と思い付きました。これからは、ミッションパッチをもらってきたら子供達のフライトスーツの背中に縫い付けてあげようと思います。そこで、ミッションパッチをくださる方々にお願いです: できれば2枚ずつくださいね。

写真:カルパナ・チャウラ飛行士

日本人宇宙飛行士のイメージというと、研究者かある種の公務員のような、そしてだいたいいつもニコニコしていて温厚な印象、ぐらいのところだが、米国での宇宙飛行士の扱いはやはりちょっと違う気がする。KSC に行ったときにも思ったが、エリートでありヒーローであり、命を失うかもしれない場所へ行く仕事として尊敬されている。プロスポーツ選手の扱いに近い。何が違うんだろう。日本の飛行士はずっと他国の宇宙船のお客さん(同乗者)だったからかな。日本が自力で有人計画をやるようになったら変わるかもしれない。

7月11日(水) シンクロ率 31 %

少し進んだ。明日から本気出す。

今日は仕事をしながら一日中「きらきら武士」が頭の中で鳴っていた。作業用 BGM にいいのかもしれない。コーラスは Deyonna(椎名林檎)、PV 監督は児玉裕一。PV の女の子は仲川希良。きらきらだけに。どこを切っても笑える歌詞なのにラストでフェードアウトしていくハモンド・オルガンぽいフレーズがあまりにも美しくてうっかり泣きそうになる。

eBay でウクライナ人から買った時計が全然動かないので返品することに。ヤフオク・eBay・Etsy とあちこちで取引をしているが返品は初めて。EMS を初めて使った。国際郵便はどの国も同じ形式の tracking number を使っているんだね。便利。緩衝材にスナック菓子を入れてやると外国人は喜ぶらしいのでかっぱえびせんを入れてやったよ。ウクライナ人が好むかどうか分からんけど。

7月10日(火) シンクロ率 30 %

上司の人が入院から復帰。作業について聞いてもらいコメントをもらったおかげで行き詰まっていた問題に光明が見えた。これが経験の差か。まだまだ自分はこの域には達しない。

昼飯を買いにコンビニまで歩く間の暑さで食欲を失う。

鮫ちゃん仙台へ。高校時代から仙台だったのね。

Perfume LOCKS!「七夕なので Perfume の願い事を短冊に書いて研究せよ」。「リビングでシャキッとしたい…」(かしゆか)「ネイルをびゃっと瞬間的にできるシュッてやつほしい」(あ〜ちゃん)「お腹が鳴りませんように。」(のっち)。あ〜ちゃんのが全然分からない。服装も三者三様。のっちのTシャツは Winger というバンドの 2nd album らしいです。

7月9日(月) シンクロ率 31 %

Hamilton

結局一度捨てた方法に戻ることに。

「ヒ素を使う細菌」は間違い。だそうです。

ハミルトンの1960年代の自動巻。植字の文字盤でしかも全数字というところが気に入っている。コストがかかるせいか現代の時計では植字の文字盤はあまり見かけない。こないだ時計屋で修理を断られた、1日に3時間進んでしまう時計というのがこれ。その後 2ch で「時計が異常に進む場合は衝撃などでひげぜんまいが絡んでいるのが原因。叩けば直ることがある」という情報を読んだので試しに指で強めにコンコン叩いてみたら、なんと本当に直ってしまった。買った直後は正常だった気がするので、初めて着けたときに自転車の振動でひげぜんまいが絡んでしまったのかも。時計屋で数万円かけて直さなくてよかった。

しかし叩けば直る程度の不具合を見抜けない町の時計屋というのもなんか悲しい。昔からその程度の技術で商売をしていたのか、機械式時計の衰退に伴ってノウハウが失われたのかは分からないけど。

7月8日(日) シンクロ率 30 %

ついに自室のエアコンを稼働。「やっぱクーラーは人類の至宝。まさに科学の勝利ね」と毎年ミサトさんを引用せずにはいられない。

田崎さんによるヒッグス機構の解説。「何がすごいのか?」の説明はためになった。ヒッグス機構って何よ、というところを理解したいならやはり場の量子論を勉強しないとダメなんだな。

「素人でも分かる直感的な説明」が常に存在するとは限らない、というのは俺も同感。このへんは原発事故のときに見えた「大衆の研究者不信」にもつながる話のように思える。「分かりやすい説明を提供しないのは研究者の不作為だ、だから彼らを信じられないんだ」という論法で何でも斬ろうとするのは危険だし、そうやって専門家と素人の間の断絶を広げるのは双方にとって益がない。本当のことを理解するには手間暇がかかるし、本当のことはたいてい極論と極論の間の一番面白くない場所にある。安易でセンセーショナルで分かりやすい極論を提供する連中にこそ注意しなければならない。

7月7日(土) シンクロ率 29 %

七夕。特に何もせず。@tx_spacenews の「ふたりはきっと盛り上がってる」という tweet にちょっとイラッとした。俺は心が狭い。

妹一家が遊びに来るというので姪の誕生日プレゼントを買いに行く。小学3年生の女の子が何をもらうと嬉しいかというのは全く想像がつかない。甥っ子なら自分の過去を思い出せばだいたいどういう物に興味を持つか分かるが、女の子はさっぱり。しかも女の子は小学生でも既にレディなので、ツボを外したプレゼントしかできない男は容赦なく「使えない男」の烙印を押されてしまう。うちに来たときにはよく紙に絵を描いているので、文具関係がいいかとあたりを付けて東急ハンズへ。

週末なので文具売場に小学生女子とお母さんの二人連れが結構いる。彼女たちが何に興味を示しているかをうろうろしながら観察。下手をすると「おまわりさんこの人です」と通報されかねない危険な行為。観察の結果、女の子がよく集まっているのは、食べ物の形をした消しゴム、ディズニーやプリキュアといったキャラもののノートやボールペン・ペンケース、そしてシールであることが判明。シール ― ハートやら星やら動物やらのちっちゃいシールがびっしり台紙に貼ってあるあれだ。男には全く用途が分からないが、携帯をデコったり友達のなんとかちゃんに手紙を書いて文末に貼ったりするんだろう。知らんけど。これは小学生から高校生くらいまで、女の子全般に人気があるようだ。これにしよう。ついでに「シール帳」という、シールを収納できる小さいクリアファイル的なものも購入。ほとんどのシールはこのシール帳に入るサイズに台紙が規格化されている。深い世界だ。よく分からんが、俺基準で可愛いと思われるシールを何枚もカゴに入れてお会計。調子に乗ってたくさん買うと結構な値段になるね。油断のならないビジネスモデルだぜ。

帰宅して姪っ子に渡したところ、ちょうど同じようなシールを集めているらしく、それなりに喜んでくれたようだった。妹は「お兄ちゃんこんなのよく知ってるね。あたしこういうの(シール帳)があるなんてついこないだまで知らなかったよ」と言っていた。俺も知らねぇよ。

7月6日(金) シンクロ率 22 %

紫陽花

もう長いこと女の子のおっぱいとか揉んでないな。何だろう、この人生詰んだ感じは。感じというか、実際詰んでるんだけどな。

時間的精神的余裕がなくてしばらくやめていた好評連載「今日の探しもの」ですが、やめていた間に鯖のアクセスログが残らないようになったくさいので正式にしばらくお休みします。

7月5日(木) シンクロ率 30 %

小さなブレイクヌルーをようやく迎える。時間がかかりすぎている。

何か自分の周りでいろいろなことが転換点にさしかかっている予感。根拠はないけど(粉雪)。後から振り返って「そういえばあのときが始まりだった」と思い出すような。悪い流れにならないことを祈る。

俺たちヒッグスヒッグスって言ってるけど、普通に考えたら有声音の後の s だから「ヒッグズ」のような気がする。このへん見ても発音記号は [z] だしな。以前宇多田ヒカルも「日本では何でヤンキー「ズ」じゃないの?」と言っていた。まあどっちでもいいんですが。

俺たちの聖子が縣さんから口説かれている

Higgs 機構を水飴の抵抗力に例えるのはおかしいという話があって、まともに書かれた資料がないか捜索中。阪大の東島さんが書かれている一連の解説がまあまあ読みやすかったけどやはり「分かったつもり」になれるところまではいかない。学生時代に場の量子論をやらなかったのでこのへんの話にはどうしても弱い。id:active_galactic 氏の解説も結構いい感じ。やっぱりわかんないけど。

7月4日(水) シンクロ率 29 %

「JPN」DVD ジャケ+収録内容公開。DISC1 はこないだの WOWOW とほぼ同じ広島のやつで DISC2 に SSA と武道館。各地のご当地 MC もあり。ツアーのツボは網羅されている。素晴らしい。しかもジャケットのアートワークがまたストイック。

CERN のストリーミングで Higgs の発表を見ていた。CMS, ATLAS とも5σの有意性で 126GeV の新しいボソンを検出とのこと。Higgs 先生泣いてたな。こういう歴史的瞬間に立ち会う場面が増えてくると自分は年を取ったなと思う。

7月3日(火) シンクロ率 30 %

進まないよー進まないよー。

中華製の怪しいタイムグラファーが届く。異常に安かったが計ってみたらちゃんと測定できる。これは面白い。これで歩度と片振りくらいは自分で調整できそうだ。俺やるよ。

7月1日(日) シンクロ率 31 %

閏秒の瞬間は寝過ごした。

1日に3時間くらい進む時計と汗が入って曇ってしまった時計を時計屋に持っていく。どうもここの主人は年代物はあまりいじりたくないらしい。こういう物をメンテしても結局新品が買えるくらいの費用になってしまうから金がもったいないよ、ということのようだ。俺は自分が好きなものは額面的な損得を度外視しても手間をかけて普段使いしたい方なんだが、まあここで親父さんと議論するのもめんどくさいので「はぁなるほどそうですか」と引き下がっておく。むやみに金を取らないのはまあ良心的。3時間進む時計は「ヒゲゼンマイが厄介なことになっていて修理は難しい。動くだけまし。普段使いにするのは諦めろ」とのこと。うーむ、ケアーズにでも出すか。曇った時計の方は1000円で防汗のグリスだけ塗ってくれたが、「この時代のは防水でもないし、汗が入るのはしょうがない。曇ったら蓋を開けて乾かせばいい」。舶来のヴィンテージにはあまり詳しくもない様子(Wittnauer を知らなかった)なので、残念だがどこか他の店をかかりつけにした方が良さそう。

買い物。新宿高島屋のエントランス前でオロナミン C を無料配布していたので行列して get。暑い日にちょうどいい。一帯がオロ C 臭かった。


1999 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 2000 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2001 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 2002 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
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