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そんなこと誰でもしってる
でもミッキーは人前で頭をはずすことはないんやで— 2ch.net
7月が去る。靴ずれが痛いので家から出ず。
GT-[1000|2000] SW は俺の足型に合っていてすごくいいのだが、うっかり踵を踏んで突っかけ履きをしたりすると踵をホールドする内部構造が簡単にダメになり、1-2年で硬い芯がスポンジと布地を破って出てきてしまう。そのまま履いていると靴ずれに。踵の内側に貼れる補修シールみたいなのも試したが、シールはダメだった。脱ぎ履きを何度もするうちに剥がれてしまう。仕方ないので新しい靴を注文。
春のパンまつりヒストリー。ヤマザキの白いお皿の写真が歴代すべて載っている。1993年の皿がうちにあるわ。強化ガラスだからなかなか割れないんだよな。前職の給湯室にも、これヤマザキだろという少し深い皿があったが、デザインからすると1986年あたりのものか? 会社の創立より前だが。
天候不順の週間予報。しかし荒川水系は相変わらず渇水。
IST の MOMO は打上げ66秒後にテレメトリ途絶で緊急停止、太平洋に落下。次頑張れ。YouTube の中継を見ていたが、濃霧で全く何も見えなかった。大樹町のサポートは大変ありがたいところだろうけど、射場としての適性はどうなんだろう。
最近親父はテレビの音が聞こえづらいっぽい。今日も大河ドラマを見ながら、政次のひそひそ話のシーンで「何言ってるか分からん」と音量を上げていた。[字]放送なんだから字幕表示をオンにすればいいと後で気づいた。
そういえば米国に行ったとき、ホテルのロビーのテレビとかはデフォで字幕オンになってることが多かった気がする。
雨。微妙に涼しい。
枡野浩一の本を読んで試しに自作の短歌をうたの日の題詠に投稿してみたら、30首ちょいの中からいきなり同率1位が獲れてしまった。作者を伏せて点を入れる仕組みなので、ルーキーにご祝儀ってことでもないのだろう。枡野浩一は凄い。いや、俺が凄いのかもしれんが。どう判断すべきか、ちょっといろいろ考えた。ただ、評が一つも付かなかったのが残念。点だけ入れて評を書かない人が多いっぽい(俺も初めてでよく分からんかったのでそうしてしまったが)。
うたの日とかうたよみんとかはプロ野球や高校野球ではなく、草野球をみんなでわいわい楽しくやるみたいな所だという話もあるので、歌のレベルがどうこうという感じではないのかも。奇しくも今週の『朝日歌壇』で、最近ネットで短歌をやっている人々の間で「歌会こわい」的なムードがある、でも批評に晒さなきゃ文学は成立しないじゃん、との批判が載っていた。はぁ、と思ったが、案の定このコラムについて論争になったらしい。
人生でまだ30首くらいしか作っていない俺が何か言うのも滑稽だが、基本的な技術は押さえといた方が作ってて面白い、でもその技術は歌会や他人からの批評がなくても相当程度身に付けられる、と思う。枡野氏が書いていてなるほどと思ったが、短歌はマイナーで読者がいなさすぎるので、結社や同人を作って群れて、「作り手」と「読者」と「批評家」を同じ人間が兼ねてしまっている、そこが糞だ(意訳)とのこと。確かにこういう状況は小説・絵画・音楽・演劇・マンガなどなど、他の表現芸術ではありえない。短歌だけで食える「プロ」も数人しかいなくて、歌集は100万円以上かけて自費出版して同業者の歌人に配るのが普通、そうしないと存在を認知すらされないとか。大変すね。
平凡という意味で「月並・月次」(つきなみ)という言葉があるが、あれは正岡子規が、それまでの月並句合(つきなみくあわせ = 月例句会)で蔓延していたお約束を dis って言った「月並調」という言葉が元になっている。知識に訴える / 陳腐を好み、新規を嫌う / 言語の緊密を嫌う / 洋語を排斥するなど狭い範囲の言葉を用いる / 流派が多い のが月並調らしい。「短歌やるならちゃんと歌会で批評し合わないとねぇ」と言う人が属する結社や歌会が、まさに子規が dis った月並句合そのものなんじゃないの、という気がしなくもない(月並感)。
そんなことより、応募してもしても内定が出なさすぎる問題。有効求人倍率が43年ぶりの高水準とか、並行宇宙にいる気分。正規雇用は無理かもしれん。
夏は先週で終わったのだろうか。なんか梅雨前線がずっとうろうろしているが、理科で習った夏の典型的気圧配置ってこんな感じだったっけか。
ポリマ食は月が見えず断念。胎内の天気はどうだろう。
しんどい毎日でも、アルフォートだけはいつでも俺に優しい。そして太る。
この季節は指に融けるけどな。
録画していた『Love Music』を見る。ミュージシャン(電気グルーヴ)への尊敬が伝わる良い作りの番組だった。電気が『N.O.』を地上波で歌う姿とか、超貴重。司会が渡部建でなければもっと良い。森高さんは OK。
伊集院のラジオの生放送に卓球がゲスト出演を快諾したのに、前日になって「朝から行って喋るってのもなかなかきついもんがあるんだよね…」というトーンになり、結局当日「インフルエンザに罹った」という理由で来なかった、という話を聞いて、こないだの Perfume FES でコラボ企画をやらずに帰ったのを思い出して笑った。
のっちさんが相手と目を合わせずに訥々と語る姿が凄くいい。彼女の内向性が滲み出す瞬間が好き。
認定日。前職の6割といったところ。8月1日から少しだけ給付日額が上がるらしい。振込は 8/2 頃なので、値上げ後の額で入るのか次回からなのか謎。
高須克弥が72歳、浅野史郎が69歳だと知る。美容整形って凄い。浅野は ATL の闘病がなければもっと若々しかったのかも。
フォボスの「溝」。火星の潮汐力でできた割れ目かもしれないと書かれているが、ここは研究者の見解が分かれている。
MRO の画像を見ると Stickney クレーターを中心として放射状に溝が走っているように見えるので (B) かなと俺は思っていたが、違う向きからの画像を調べると実は「溝」は Stickney ではなくフォボスの公転運動の先端部(フォボス表面の経度90度・緯度0度)を中心として平行に走っている(※フォボスは火星による潮汐力で自転がロックしているので、経度0度は常に火星面に正対、経度90度は常に公転の方向に固定されている)。それぞれの溝の年代や方向もいくつかのグループに分かれるようなので、隕石が何度か火星に落ちてそのたびに破片が列を作って飛び出す → 火星を公転するフォボスがその破片群に突っ込む、という過程でできた連鎖クレーターではないか、という (C) 説が唱えられている。学生時代に何度かお会いしたエジンバラ大学の Douglas Heggie さんも (C) 説の研究に関わっているらしい。
C1000 のオレンジが美味い。
夜散歩したら汗が全く蒸発しなくて死にそうだった。帰宅して地元の気象観測データを見たら湿度98%だった。死ねる。
腹の調子わろし。ずっと。
実写にしか見えない 3DCGJK。少し前に話題になったときとは顔が違う。作者の twitter の画像もなんか違う。微調整を繰り返しているのかもしれんが。アニメや漫画くらい単純だと、同じキャラがあの絵とこの絵で別人に見えるということはあまりない気がするが、絵がリアルになっていくと、何かが少し外れただけで同一人物に見えなくなる、らしい。いわゆる写実画でも、あの絵とこの絵は多分同じモデルを描いたんだろうなと思いつつ、微妙に別人に見えるってことがよくある。脳の顔認識処理の不思議。
バクテリアで津波を軽減する研究。毎日で5月に報道されていた。プレートの沈み込みを止めるわけではなく、プレート間の摩擦を増やすことで大陸プレートの反跳速度を落としたい、という。まぁトンデモですよね。M8 の地震のエネルギーって TNT 換算で 15Mt とかなのだが。大陸プレートの反跳のエネルギーがそのごく一部だとしても、土木工事的なアプローチで人間がプレート運動に何かしらの影響を与えうるというのは相当考えづらいんじゃないすかね。JAMSTEC ってこういう研究に金を使えるのか。
物理五輪で金2・銀3。読売の記事になぜか書かれていないが、東大寺学園高校の渡邊さんはただの金ではなく実験と総合で Absolute Winner(世界一)とのこと。日本人初らしい。
2014年の文庫版の方を買って読んだ。2000年の単行本からさらに差分がいろいろあるらしい。枡野浩一は口語による短歌で知られている歌人。「枡」の字注意。自称「世界で二番目くらいに売れている歌人」「でも一番売れている人が売れすぎているのであまり目立ちません」(これはもちろん俵万智のことだろう)。彼が『CUTiE Comic』誌上でやっていた連載を本にしたもの。短歌を初めて作る人に役立つことがたくさん書かれている。俺が作ってみて、あるいは短歌ではないが『プレバト!!』で夏井先生の俳句の添削を見ていて、こういう短い韻文を作るときの凡作・禁じ手って多分こういうことなんだろうな、と思っていた注意点がおおよそ思った通りに説明されていて、読んでいて合点のいく箇所が多かった。しかし実際にやってみると、いい歌を詠むのは本当に難しい。
連載当時の記事をほぼそのまま載せているので、読者の女の子から投稿される秀作に枡野氏が素直に驚き、もっとどんどん作ってみてと励ましたり改善点をアドバイスをしたりして投稿者がどんどん上手くなっていく様子をまるでリアルタイムで毎号読んでいるかのように追体験できるのが面白い。当時の常連投稿者からは後に歌人や小説家、作詞家になった人が何人も出たという。それだけでなく、枡野氏自身のプライバシー(恋人ができた、別れた、結婚した)や、連載を飛ばしてしまったりだんだんマンネリになって飽きていくという当時のやる気の変遷さえも時系列でそのまま追うことができて、記録文学としても秀逸。単行本と文庫版でなぜ表紙イラストが違うのかも、最後まで読むと理由が分かる。
彼はいわゆる歌壇とはほとんど関わりを持たずに歌人としてブレイクした人ということもあり、新聞の投稿短歌欄や同業者の歌人に対する dis がちょいちょい出てきてこれも面白い。dis と言っても敬意あっての揶揄であったり、同業者が書いた入門書のお勧めを紹介したりもしていて、単純に口が悪い人なのではない。現代人が文語で作る短歌なんて日本人がわざわざ英語でロックを歌うのと同じでクソダサい、と文語短歌についてはかなり否定的だが、俺はそこまで否定することもないだろうと思っていて、この点は枡野氏とはちょっと見解が違う。文語で作ると作りやすいってのはあるんだよな。「私が死ぬ」だと6音だが「我死す」なら4音で済む、とか。枡野氏によるとそういうのは「逃げ」であって、ちゃんと自分が日常使っている口語で五七五七七の制約の中で詠んでこそ意味があるのだ、ということなんだけど。まぁその精神も理解できる。
上記の本の中で朝日新聞の『朝日歌壇』も dis られていたが、朝日歌壇には数年前から「松田家問題」というのがあるらしい。松田家の人々の短歌は今でも掲載されていて、俺も「うざっ」と思ってます。たまにいいのもあるけど、だいたい糞なので。「ホームレス歌人」が話題になったせいで味を占めちゃったのかな(公田氏の歌はいいのが多かったが)。コンテストなんだからジュニアの部は分けなきゃダメだし、特定の投稿者が質に関係なく何年間も選ばれ続けるってのはおかしい。
目黒祐樹長女の近衛はな 天文学者と結婚。おめでとうございます。イケメン天文学者さんには学生時代に桂花ラーメンの美味しさと昭和レトロ喫茶の良さを教わった。ご実家にお呼ばれして豆腐料理をご馳走になったのも忘れません。どうかお幸せに。
目黒祐樹の娘さんと言えば、何年か前にEテレの理科の番組にすごい可愛らしい人が出ていて、あれも確か目黒祐樹の娘さんだったよなー。姉妹かしら
→ そうそう、目黒裕佳子って名前だった。眉の濃さが目黒祐樹にそっくりだと思った記憶あり
→ って、目黒裕佳子=近衛はな かよ!(いまここ)
梅雨明け。ジーンズで長距離を歩くと汗で脚に張り付くので、ユニクロで感動パンツっちゅーのを買ってみた。
フリーゲージトレイン。もんじゅみたいになってきた。どうも筋が悪そう。
Ora2 新 CM。新曲を15秒だけ聴ける。ヴォーカルエフェクト強めに回帰したか。
東大駒場電力問題。図書館に大容量ポータブル電源と床置式スポットエアコンをゴロゴロ持ち込んでこれ見よがしに勉強する学生とか、見たいです。
今日も雷雨。落雷が近づくと結構な頻度で ADSL が切れる。
7/18 は「ないわ」の日。「これはないわ」といろんなところで臆さずに言っていきたい。
芳林堂書店高田馬場店で内海聡『医者に頼らなくてもがんは消える』サイン会 & ミニ講演会。これはないわ。芳林堂書店は経営が傾いて昨年書泉に事業譲渡された。西武線沿線にあって理工書がわりと充実しているのでよく使う書店だが、こんな企画をやるとは。
『シン・ゴジラ』でカヨコがスマートフォンを水平に持って話していた理由。なるほど、初めて理解した。何でだろうとずっと思ってた。これも女性のお客さんは普通に分かってたのかしら。
のっちのインスタ写真が良すぎるので電話のロック画面に指定。素晴らしい。イタいおっさんで結構。
7/17 は「ないな」の日。「これはないな」といろんなところで臆さずに言っていきたい。
高校野球で母校が珍しく勝ち進んでいたが、ついに4回戦で力尽く。勝てばベスト16だった。糞暑いのによく頑張った。郷右近投手の先祖は伊達政宗の家臣らしい。
初期宇宙に広がった「水素ガスの霧」は、なぜ晴れたのか──その複雑なプロセスが明らかになってきた|WIRED.jp。初期宇宙の reionization は「再イオン化」よりも「再電離」と訳す方が普通だと思う。
初期宇宙の再電離は大事な概念だと思うが、日本語版 Wikipedia にはいまだに記事がなくて執筆依頼が出たままになっている(他言語版は少なくとも18言語で記事あり)。2007年あたりで Wikipedia をいじるのはやめたが、天文や物理の記事はあの頃から10年経っても質量ともに劇的に良くなった印象があまりない。熱力学第二法則とかも相変わらずスッカスカだし、どうでもいい余談ばかりが加筆されている印象。切ない。
5000兆円ジェネレーター。字の画数が多いと懐が潰れてしまうな。使い道がよく分からないが、「松居一代」で作ってみるとなんかいい。ステッカーにしたくなる。
夕方に激しい雷雨。稲妻の写真を撮ろうとしたが一枚も写らなかった。難しい。ND フィルターを入れて長時間露光しないとダメかしら。あと、雷雲が自分の真上まで来てしまうと、落雷しても周り全体が光るばかりで稲妻にならない。もう少し距離があるときに撮るべきか。
JOIN ALIVE の会場で撮った prfm_official さんの instagram 写真が非常に良い。いちごけずり。
職務経歴書は長く書いても読まれないので A4 2枚くらいに、という話が流布しているが、エージェント経由で仮応募先から「もっと長く書いてくれんと分からん」とのオーダーあり。俺に興味があっての要求なのか、断るための難癖なのかが判断できない。打鍵が進まない。
不採用理由にも「断るための表向きの理由付け」というのがあることが分かってきた。年齢制限は違法なので「○○歳まで」という募集はしていないものの実際にはおっさんを採る気がないという場合、不採用理由として年齢を挙げるわけにはいかないので「スキルがマッチしない」を理由にする、といったことがある印象。「○○の知識がある方『歓迎』」という募集なのに、「○○の知識がない」という理由で不採用になったり。だったら歓迎条件ではなく「必須条件」にすべきだが、これも実際の意味は「○○の知識『があれば××歳以上でも』歓迎」ということで、若者なら歓迎スキルなしで採ってもよいがスキルなしのおっさんは要らないということなのだろう。
Perfume FES!! レキシ@名古屋当たった! やたー! これでもうしばらく生きていられる。
TBS『音楽の日2017』。生ではなく録画でポリリズムと TOKYO GIRL。明日北海道でフェスだからな。のっちの髪型が良い。
アンジュルムのリーダー、和田彩花さんが「女性を描いた洋画・日本画」を取り上げて評論した本。あやちょさんの写真が表紙にばーんと載っていると思ったら、これは帯だった。帯が表紙カバーと同じ高さになっていて、つまりカバーが二重にかかってる状態。珍しい。
絵の評論はまぁ「個人の感想です」という感じだが、たまに面白い視点があって、凡庸というわけでもない。菱川師宣の『見返り美人図』は女の顔と着物の帯を両方見せたいためにこういうポーズになっている、という和田説にはなるほどと思った。美人画にとって着物の帯が重要という発想は、アイドルとして衣装の重要性を熟知している彼女ならではの見方だと思う。本書で紹介されている20人の画家のうち、カサット、ヴィジェ=ルブラン、モリゾと女性画家を3人取り上げているのもさすが。3人ともあまり知らなかったがどれもいい作品。
マネが描く「黒」の美しさという話にも同感。本には出てこなかったが、俺が一番好きなのは『フォリー・ベルジェールのバー』のバーテンダーのお姉さんが着ている黒服と黒のチョーカー。
たまに自転車に乗ると脚力の衰えを感じる。毎日歩くようにしているが、大腿筋にはあまり効かないっぽい。チャリもメニューに加えるべきか。
吉岡里帆特集みたいな WPB を購入。吉岡里帆は、まぁ美人だとかおっぱいでかいとかも重要だが、あの声の低さが良い。そしてあのあざとさ。容姿に恵まれすぎて不幸になるタイプの美人がたまにいるが、この人はしたたかに生き残っていく気がする。
サンクスで無印良品やファミチキが売られるなどファミマ化が著しいが、Tポイントカードはまだ使えない模様。8月からだった。
静嘉堂文庫は初めて。二子玉川駅からバスでゆらゆらと10分くらい。正門を入るといきなり山。5分か10分か山登りをすると頂上に美術館と静嘉堂文庫がある。三菱財閥の岩崎家が所蔵する古典籍や美術品を収蔵している。
東博の『茶の湯』展で見た国宝曜変天目(稲葉天目)をもう一度落ち着いて見ようというのが目的だが、展覧会としては香合と香炉がメイン。稲葉天目はついでに置いてあるという感じ。小さな美術館なので展示室は2室で、客の密度は常時5-10人くらい。しかも、わざわざ静嘉堂文庫に来るお客さんはリピーターが多いのか、今更曜変は見飽きましたという感じで、稲葉天目のショーケースを眺める人はあまりいない。貸切状態でずーっと見ていられる。『茶の湯』展の人だかりは何だったのか。ショーケースの位置が低いので見込みまで覗き込めるのが良い。星紋を取り巻く光彩が虹色に見えるが、見る角度を変えても色はそれほど変化しない。構造色であることがこれだけではあまり実感できず。照明が暗いせいもありそう。表面は非常につるっとしている。高温で焼かれているので釉薬がよく融けてこうなるらしい。鑑定団の茶碗は明らかにブツブツしていたので、このへんからしても明らかに別物。もし売りに出されたらこれが100億円かぁ、と思いながらしばらく眺めた。
なんでも鑑定団の騒動で一躍有名になった長江惣吉氏が稲葉天目と同型同重量で焼いたという天目茶碗(これは曜変なし、普通の黒い天目茶碗)も展示されていて、自由に手に持って眺めることができる。黒釉とはいっても微妙に深い青色を帯びた黒のように見える。これはこれで美しい。抹茶が入ったら綺麗だろうと思う。高台に梵字のような刻印があった。これが長江氏の銘か。
長江氏の一連の主張に対して、「天下の中島誠之助が間違えるわけないだろ」「現物を見ずに偽物と決めつけるな」みたいなことを言って叩く人もいたようだが、国宝を所蔵する静嘉堂文庫美術館がわざわざ長江氏の再現品を並べて展示しているということは、少なくともうちの学芸員はあの番組の鑑定を否定します、長江氏に味方します、という暗黙の意思表示なのかなと思った。まぁ、鑑定団の茶碗にそっくりな中国製品の画像がぞろぞろ出てきた時点で話としては終わってるわけだが。
メインの香炉と香合もなかなかよかった。野々村仁清の白鷺の香炉がいい。香合が何の道具なのかも今更ながら理解した。お茶をやるときに、お湯を沸かす炉(夏は風炉)の灰の中にお香を入れて焚くのだが、そのための香木や練香を持ち運ぶ、今で言うピルケースみたいなちっちゃいケースが「香合」らしい。これまたデザインに凝った香合がたくさんあって、他の茶道具と同様に蒐集の対象となり、江戸時代には番付も作られた(人がランキングを好むのは昔も今も変わらない)。個人的には「青磁田楽箱香合」という長方形のやつがミニマリズムを感じさせて好き。
物販で稲葉天目の写真が付いた缶入りのキャンディがあったはずだが、売り切れで買えず。7月20日頃に再入荷予定とのことだったので、欲しい人は20日以降に行くとよいと思います。
美術館外観。崖の上にあるのでラウンジからの眺望は素晴らしい。
隣にある静嘉堂「文庫」。和漢籍を収蔵する館なのに洋風建築なのが面白い。1969年にここの収蔵品から『天守指図』という巻物が見つかり、城の名前は書かれていないが不等辺八角形の天守台が描かれていた。これが安土城の天守台の形状に一致したため、この文献は安土城天守の設計図であることが分かり、これによって安土城天守を復元できた―という話を小学生の頃に『城なんでも入門』で読んだ記憶がある。いわゆる内藤昌氏による復元案というやつで、その後異論も出ているようだが。
美術館南側の段丘崖は庭園になっている。梅の木がたくさん植わっていた。これは iPhone で撮ったが、空の色が相変わらず嘘くさい鮮やかさ。
正門から美術館へ向かわずに一本左の山道を上ると岩崎彌之助の廟に至る。静嘉堂が建っている「山」は多摩川の河岸段丘の一部で、国分寺崖線と呼ばれる。崖の上が武蔵野面、崖の下が立川面。金持ちはだいたい崖の上が好き。どうでもいいが、ローマ字で "KOKUBUNJI GAISENNO SIZEN" と書いてあっても外国人には何の役にも立たないな。
段丘崖に作られた石段。傾斜が40度くらいあって、ほとんど垂直に見える。
石段を上りきったところにある灯籠。三階菱の家紋が入っている。岩崎家の紋は三階菱だったのね。これと土佐藩山内家の三ツ柏を組み合わせて三菱のスリーダイヤになったらしい。
男爵岩崎君墓碑と書かれている。松方正義による墓碑銘が刻まれているが、漢文なので読む気力が湧かない。
岩崎彌之助の霊廟。崖上ではここが一番高いのかな。ここまでほぼ完全に森林で、いきなりこれが出現する。ジョサイア・コンドル設計らしい。この先に美術館があるが、通り抜けは不可。
渋谷・新宿へ移動して中古 CD などを買って帰る。レコファンやディスクユニオンには本当におっさん客しかいない。レコード/CD は若い人にとっては完全に過去の遺物か。
Oさんに背中を押されて、Perfume FES!! vs. レキシ@名古屋の P.T.A.先行に応募。当たれ。
秋口と言っていたシングルは『If you wanna』、8/30 発売に。秋口感のあるアー写。
モスル解放間近ということで、2年前に話題になった本をようやく読んだ。「IS とは何か」を概観するのに良い本。ラッカも既に包囲されているので IS としての組織的な抵抗はもうすぐ終わるのかもしれないが、タリバンやアルカイダのときのように、たぶんまた残党が看板を変えて出てくるだけなので、問題の解決には程遠い。グローバル・ジハード主義は損で、そんなことをしなくてもこうすれば俺達はもっとリッチになって西欧に伍していける、という論理がイスラム社会の中から出てきて、イスラム法学のお墨付きも得る形で浸透することがまず必要。あと、中央政府の統治が及ばない政治的空白地域を各国からなくすことと、シーア派とスンナ派の融和も必要。とか考えていくと、まあ無理だなと思う。
あと、池内恵が俺より年下だったのが意外。
暑いので夜歩こうと思ってそのまま寝てしまった。
宇宙でカンパイ! | ロシアNOW。宇宙ステーションに酒を持ち込む方法いろいろ。さすがロシアとしか。宇宙から帰還すると「空中に物を置く」癖が抜けなくて困るらしい。
今日も光化学スモッグ注意報が出ていた。よく寝てるのに少し目が疲れたような乾いたような感覚があったが、そのせいかしら。
家にいると気が滅入るのでお茶を飲みに出かけたりするが、混んでいて落ち着けず、あまりいいことがない。
将棋棋士のレーティング: kishi.a.la9.jp | shogidata.info。特定の対戦ソフトに棋譜を入力して算出しているのかと思ったが、そうではなくて「イロ・レーティング」という、対戦競技に汎用的に用いられるレーティングの算法があるらしい。藤井聡太四段は約1700、上から数えて20-30位くらい。Wikipedia を読んでもよく分からないが、下記の解説で何となく分かった。
暑。光化学スモッグ注意報が出ていた。
ピノが CM をやめた理由。Perfume が CM をやってたのは2008-2009年度。2013年から売上が微減。総人口も若年人口も減る中で右肩上がりの売上増をいつまでも目標にし続けるのがおかしい気もするが。ピノはラクトアイスやアイスミルクではなく、ハーゲンダッツなどと同じ正真正銘の「アイスクリーム」なので、小さいけど美味い。というのを前面に出せばもっと売れる気はする。
Web ブラウザで twitter のページを開いていると急に PC のファンが回り始めて、何だろうと思ったら twitter の左下で「ライブ動画」なるものが動いている。非表示にすると収まる。要らないものが多すぎる。
腹痛で眠れず。食べ過ぎか冷やし過ぎ。
自分の言いたいことだけを長々とまくし立てる年寄りはやはり好きになれない。おかしいな、俺が客で向こうがサービス提供者のはずなんだが。
学校帰りらしい高校生男子二人組が「おっぱいなんて脂肪の塊にすぎない」などと話しているのを小耳に挟む。何という罰当たりな。そんなことを言っていると、おっぱい神の逆鱗に触れてこの先死ぬまでフィレ肉の画像でしか勃起しない身体にされるぞ。
twitter のアイコンは 400x400 が推奨らしい。今まで 48x48(!) だったので解像度を上げてみた。GIF アニメが動かなくなった。数年前から、新規の GIF アニメ画像は受け付けない仕様に変わっていたらしい。今まで動いていたのは規制前に上げたアイコンだったせいらしい。
茶亭羽當に行ってみる。新宿の但馬屋と雰囲気が非常に似ている。豆を挽く機械や淹れる工程も似ている。ネルドリップではなくペーパーを使っているところが違うくらい。非常に美味しいコーヒーだったが、カウンターの向こうの方で掃除機みたいな音がずっと聞こえていて、掃除機不安症の俺には落ち着かなかった。
毎日の行軍で汗だくになる季節。
我が地元にある襷坂46。入間川の段丘崖に付けられた古い坂道。段丘崖の大半は延々と雑木林になっていて人手も入っていないので、段丘崖を切り通して作られた坂はどこもこういう鬱蒼とした雰囲気がある。
三等三角点「広瀬」を見る。畑の畦道を入った先にあった。状態はわりとまとも。白い標柱は以前は三角点の標石のすぐそばにあったようだが、少し離れた位置に挿し直された形跡あり。軽トラが走るのに邪魔だったか。
…などとあちこち歩いていたら、今日の行軍は5.6kmくらいになったらしい。GPS ロガーでルートを振り返るのは面白い。
今日は前回よりは良くできた。と思う。
古城でカレーとアイスコーヒー。奥の壁にステンドグラスがあって裏から照明で明るく照らされている。これのおかげで、地下フロアのはずなのにまるで半地下の窓から自然光が入っているような錯覚を覚える。
北朝鮮 ICBM。飛距離はともかく、再突入体はできてるのかしら。
ひたすら蒸し暑い。机がべたつく。
昨今の自民党はさすがに世間をナメすぎだったので大敗はさもありなんだが、豊洲であれだけ時間と金を空費した小池の党がこれだけ大勝するというのもなかなか。どうでもいいことをさも大問題であるかのように争点化して世論を煽って一気に勝ちきるという手法は小泉純一郎が元祖かなぁ。もうこればっかりになってしまった。
石破茂はわりと一貫してまともなことを言っている印象があるが、自民党の総務会では「今日は石破総務が発言しなかったので早く終わってよかった」などと言われているらしいので、彼が安倍後の本流として推されるのかどうかもよく分からない。
Perfume FES!! 2017 名古屋・大阪は vs. スガシカオ・レキシ・星野源・マキシマム ザ ホルモン。凄いの来た。なるほど、埋まる面子だわ。行きたいけどなー。身辺が落ち着くまで無理かな。Perfume がどんなレキシネームを授かるか楽しみ。
新眼鏡で初めて運転。いい感じ。しかし車内が蒸し暑い。
録画していた『THE MUSIC DAY』を見る。男の流し目とか男のウィンクとかが好きすぎる三人。
もう下半期。皆様良いお年を。
地図扇子届いた。湖と陸地のバランスとか、山頂がちゃんと扇面に入るようにとか、構図を考えて裁断されている。一枚の地形図から一面しか採れないのでなかなか贅沢。絵を気にせずもっとたくさん採れば儲かるのにと思うが、そこは地図屋のこだわりか。
近所のうどん屋に初めて入った。味は悪くないが、客が帰ると店員のおばさんが食器を片付けながらいちいち大声で「○番卓さん、お残しでーす」と店主に報告するのが気になる。店主のおっさんも「何? 何残った? 刺身?」とわりと必死な感じで確認。気持ちは分かるが聞こえないところでやってくれ。定食を完食してない客が多かったようだが、まずいわけじゃなくて量が多いんだと思う。
2017 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2016 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2015 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2014 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2013 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2012 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
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2009 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2008 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
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2003 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2002 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
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2000 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
1999 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12