10月11日(木) シンクロ率 29 %

人がいなくても、涙が流れることがあります

「水」を「涙」に変えると叙情的になるトイレ。鬱の症状のようでもある。

「はやぶさ2」着陸延期。まぁそうなるか。「MINERVA-II1」や「MASCOT」の画像を見ても、地平線がまっすぐじゃないんだよな。岩が多いというより、岩しかない。慎重にならざるを得ないだろう。

我々が無意識のうちに抱いていた、砂(レゴリス)が堆積している平坦地というイメージはやはり月面から来たものかもしれない。レゴリスは流星物質や隕石が天体の表面に高速で衝突して岩の破片が吹き飛ばされたり、衝突のエネルギーで蒸発・再凝結したりして長い長い年月をかけて積もったもの。月のレゴリスが降り積もる速度は100万年で1.5mmだという。鍾乳石の成長よりずっとずっと遅い。寿限無寿限無五劫の擦り切れみたいな世界。

リュウグウにこういうレゴリスがほぼ全くみられない理由を考えるのは楽しい。非常に新鮮な天体なのか、かつて自転が速かった時期に飛ばされて失われたのか、重力が弱いせいで積もらないのか、衝突事象自体がリュウグウの軌道では少ないのか。

10月9日(火) シンクロ率 29 %

Newton(ニュートン)2018年11月号 | |本 | 通販 | Amazon

土壇場での修正…。ぎりぎりまで手を抜かない気持ちは凄いと思うが、もっと早く言って欲しい気もする。前に却下された俺の案と大差ない文言に結局戻ったりもするしなぁ。

ということでまた忘れていたが、9月26日発売の『Newton』11月号で、初代「はやぶさ」が持ち帰ったイトカワ微粒子の年代を決定したという研究の取材記事を 1p 書きましたのでよろしければご覧ください。

取材させていただいた阪大の寺田先生のお話では、母天体の破壊的事象があった年代として得られた15.1億年±8.5億年という値はエラーバーが大きすぎて不本意とのことだった。サンプルに酸素イオンのビームを当てて出てきた元素の質量分析をするという非破壊分析だが、サンプルの量が多いほど精度は上がるので、「はやぶさ」がもっとでかいサンプルを持ち帰ってくれていればなぁ、というところらしい。

寺田先生のお話を伺っての感触だが、地球惑星科学の人達が語る年代観は天文の人とはずいぶん違う。俺の感覚では、地球ができたのは「約46億年前」で、これ以上どうもならないんじゃないかと思っているが、地球惑星科学の人達にとっては46億年前なのか46億1000万年前なのかが重要で、1000万年の精度で絶対年代の決定が可能だと考えている。ずいぶん違うなぁと思った。

10月7日(日) シンクロ率 30 %

放置していた freee の消し込み作業に着手。ようやく付け方が分かってきた。分かってくると金勘定は楽しい。

freee のツボ。俺流なので正しいかどうかは知らない。

10月5日(金) シンクロ率 30 %

月刊星ナビ 2018年11月号 | |本 | 通販 | Amazon

ギリギリでしびれる。Real Face。

今日発売の『星ナビ』11月号にて、「『はやぶさ2』ミッションレポート」6p 書きました。今月はページ多し。特集「世界の星絶景5」も写真が美しい。よろしければご覧ください。

NASA60年特集の校正をしていて思ったが、アポロ計画や米ソの宇宙開発競争に関して、歴史の継承が途絶えているのを感じる。筆者の方はおそらく俺より10歳くらい若いが、初稿ではジェミニ同士のランデブーの写真に「ドッキングするジェミニ6A号とジェミニ7号」みたいなキャプションが付いていたりした。ジェミニのドッキング相手はジェミニではなく無人のアジェナ標的衛星であります。俺の年代でもアポロは既にリアルタイムではないが、当時の図鑑や本に載っていたのは圧倒的にアポロでありサターンVだったので、一通りは知っている。10歳違うと、生まれたときからもうスペースシャトルが飛んでいた時代なので、このへんの前提知識がだいぶ違うのかもしれない。

操縦席からの絶景、飛行士が撮影。凄い写真がたくさん。天の川セントエルモの火黄道光など。黄道光は特に凄い。

10月4日(木) シンクロ率 33 %

天文台。Kさんと10年以上ぶりに会う。実は蜂巣さんの退官記念講義にも同席していたはずだが、あのときはお話をする機会がなかった。変わっていないねと言われたが、Kさんも変わっていない。

しかし雨である。最近、お出かけ仕事の日はいつも雨。

久々に食べたサブウェイのサンドイッチが美味かった。こういうのでいいんだよ。(井之頭五郎)

帰りの電車で寝過ごした。今週は睡眠時間10分とかいう日が続いたのでさすがに疲れている。計画的に生きたいです。

10月3日(水) シンクロ率 30 %

「MASCOT」分離。別仕事のため説明会には行けないが、twitter で情報を見る。

自分が書いた文章が公式情報として掲載され、それを運用チームの方が twitter で引用してくださっているのを見るのは何とも不思議な感じ。自分の記名記事が『Newton』などに載っているのもそうだが、子供の頃憧れていたものの中に今自分がいて、名前を出して仕事ができているというのが信じられない。どうやってここまで来たのか思い出せないし、俺が今いる立ち位置と子供の頃に憧れていたあれらが同じものとは思えない。2年前の俺は会社で毎日疲弊していたし、1年前の俺は作業服を着てハンダ付けやケーブルに圧着端子を付ける練習をしていた。何とも不思議。今の状況もそのうち泡のように消えてしまうのかもしれない。

10月1日(月) シンクロ率 28 %

今年もあと3か月。人生で最も速く通り過ぎた一年だったかもしれない。良いお年を。

台風一過の公園を訪れる。葉や枝がたくさん落ちていた。ここは市の中心から離れた、わりとガチの森林の中にある公園なので、絶えず人手を入れていないとすぐにエントロピー増大則に負けて無秩序に陥る。整備の人々の苦労がしのばれる。

公園

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