3月31日(木) シンクロ率 31 %

もう今年も 1/4 が終わり。速すぎる。時が流れる速さは dt/dt なので常に 1 であり、つまり自然単位系で言う光速なのだ、光陰矢の如し、というようなよく分からない冗談をそういえば昔聞いた気がする。

ウイルスが添付されたメールが最近また多い。

昼飯を買いに出たらすこぶる温和な天気だったので、これはパンを買って外で食うべき、と思って代々木八幡宮へ。都会の中にいきなり鎮守の森と竪穴式住居がある。いつ来ても良い。桜の木はほぼないので花見客はいない。ベンチに座っているのは俺ともう一人くらいで閑散としているが、お参りに来る若者が意外に多い。一人で来たりカップルで来たり。お辞儀をしてから鳥居をくぐるような丁寧な人も結構いる。そうさせる空気がこの神社にあるとも言える。

人がお参りをする姿を遠くから眺めるのは良い。21世紀の現在でも人間はひどく無力で、祈るしかない、願うしかない場面がたくさんある。神道は積極的に救いを提供するような宗教ではなく、教祖も経典もない、どちらかというと空虚であることが本質というような不思議な存在だが、祈るしかない人々の気持ちを受け止めるにはこういう空っぽの装置の方がかえって良いように思える。大槌町の「風の電話」というのが話題になったが、あれはすごく神道的。

今日の探しもの

3月30日(水) シンクロ率 29 %

屋上にてテスト。温暖になってきたがずっといるとやはり冷える。鼻水ずるずる。

北極海の氷を破って浮上する原潜。そんなに厚くもない。せいぜい30-40cmか。

3月29日(火) シンクロ率 30 %

春休みで子供が目に付く。

昨日から遊びに来ている姪がテレビを見ながら「あー、綾瀬はるか可愛いな、綾瀬はるかみたいになりたい」と言っていた。「大丈夫だよ、20歳を過ぎると女の子はみんな可愛くなるから」と言ったが、言った後で、あ、これはちょっとまずいなと思って「いや、そう言うと今が可愛くないみたいだけどw、今よりもっと可愛くなるから」と言い直した。言い直したものの、まぁ結果的にこの受け答えはダメですわ。後で独りで感想戦。女の子は小学生でも立派に女なのでいろいろ気を使う。

今日の探しもの

3月28日(月) シンクロ率 30 %

油断していたら夜になって雹と雷雨。自宅近くの一帯が停電していた。信号機も消えて警察が交通整理。5年前の計画停電以来の風景。うちはぎりぎりセーフで番組録画も無事だった。

装苑』と『Numero TOKYO』購入。装苑は must buy or die じゃな。読むところいっぱい。過去の衣装が非常に詳しく解説されている。見ててもこんなところ絶対気づかんわ、という細部の異常なこだわりっぷりが分かる。衣装を作っているのは三田さんだけじゃないのね。Numero TOKYO の写真も良い。ものすごい値段の服を三人が身にまとっている。

アルバム公式サイト。CE サイン。これじゃない方の。

公式 Instagram。「さらに表示」を押すと延々と出てくる。動画すごい。

今日の探しもの

3月27日(日) シンクロ率 31 %

散髪してすっきり。

シマウマよ、汝はなにゆえに、シマシマなのだ? シマウマの縞模様ができる仕組みの解説。面白い。

ひとみ (ASTRO-H) が昨日 16:40 JST 以降通信途絶。アメリカ戦略軍は 17:20 JST の観測で ASTRO-H の位置に5個の物体を検出。軌道の遠地点・近地点も変化している。何かが破裂したかスペースデブリの衝突を受けたか、いずれにしろ ASTRO-H が姿勢を喪失していることはほぼ確実で、∼10cm 以上の破片が複数個生じるレベルで破損している可能性がある。まずい感じ。

3月26日(土) シンクロ率 32 %

レビウ【演】『Nectarian Night Tour 2016』(Predawn)

@日本橋三井ホール。ロビーの窓から見える日本橋の建築物がいい。

初 Predawn。客は若い人が多かった。ベース・ドラムのサポート二人を加えた三人バンド編成。とにかく美和子ちゃんの声がいい。細っこい身体であんな声が出るのか。そして曲がどれも素晴らしい。ステージが暗いので心地よい眠りに誘われる。MC もいい。「あの、あの、」が口癖。何かにつけて「ふふっ、ふふっ」と笑う。ギターのチューニングをやたら気にする。ステージからハケるときに逃げるように走り去る。いちいち可愛い。

新しいアルバムのレコーディングをしていると言っていた。「でもめんどくさがりなので気長に待ってください」みたいなことも。楽しみ。アンコールの最後はアントニオ・カルロス・ジョビンの「三月の水」のカヴァーをやってくれた。

菊地成孔の「三月の水」の解説は面白い。

不在の間に PC が死んで志村どうぶつ園が録れてなかった。死のう。

3月25日(金) シンクロ率 31 %

「FLASH」ショートバージョン PV 解禁。マーシャルアーツ。そして伊勢丹のシューズに新色も。まだ続くか。

桜を撮りに出てみたが会社の近所の木はまだ早かった。電車から見える代々木公園の木々はだいぶ花が開いていたが。

桜

ミラーレスだと EVF でボケ具合やホワイトバランスが事前に分かるので撮るのが楽というか、撮ってて楽しいっすね。

よく知らない花

3月24日(木) シンクロ率 30 %

しょうもない問題で時間を使ってしまった。もっと早く気づくべきだった。

今日の探しもの

3月23日(水) シンクロ率 29 %

月食見えず。

『装苑』5月号。かっこいい表紙。アルバムのジャケ写と統一展開か。45度と90度で揃えた構図が素敵。関節も全部45度と90度。そして解像度に定評のある amazon。

三菱重工、UAE の火星探査機「アル・アマル」の打ち上げを受注。ロマンスがアル・アマル。アラブ国家も宇宙探査をやる時代になったか。

紺野、今から踊るってよ。こんこんの Magic of Love。遅れていないのはさすが。でもだいぶ印象が違う。腕の振りがでかいのかな。ずいぶん勢いを付けてうぉりゃっと回してる。

今日の探しもの

3月22日(火) シンクロ率 30 %

一手ずつ TODO を消化する毎日。元気は相変わらずない。

車窓から見える桜が咲き始めている。

しばらく使っていなかった郵貯の口座をゆうちょ銀行の総合口座に変更。ゆうちょダイレクトを使うにはこの手続きが必要とのこと。通帳やカードに「郵政省」や「62.12」(昭和62年12月製造の意だろう)の文字。タイムカプセルのようだ。カードは新品に交換してもそのまま使い続けても OK とのことだったので、郵便貯金時代のカードのままにした。

新宿駅東口にあるメガネスーパーは店の前にラジカセを置いていつも Perfume の曲をエンドレスで流している。店員さんの中に相当濃いファンがいるとみた。

今日の探しもの

3月21日(月) シンクロ率 32 %

サンストリート亀戸へ。メジャーデビュー前の Perfume を含む BEE-HIVE の人々がイベント出演していたショッピングモールであります。3月末で閉館ということで一度行っとこうと。家族連れでえらい賑わっていた。こんなに繁盛してるのになぜ閉めるんだろうと思うが、いろいろ事情があるらしい。子供達がほんと楽しそうに遊んでいるので、こういう場がなくなるのはもったいないっすね。

広場のイベントには時間が合わなかったので元楽でラーメンだけ食って来た。Perfume のサイン色紙も鑑賞。2003年と2008年の2枚。他にも MEGUMI とか奥華子とか BON-BON BLANCO とか。@kokubucamera 氏も来てたのか。時間的にもたぶんニアミスしてるな。インディーズ時代の色紙はかなり貴重だが、閉店後はあれどうするんだろう。

亀戸といえば持田香織と亀戸天神ということで天神さんまで歩いて移動。梅は既に終わり、藤棚はまだ。何も咲いていなくて完全に時季外れ。

太鼓橋

有名な亀戸天神の太鼓橋。広重の『名所江戸百景』にも描かれている。コンクリート製で風情がないが、昔の絵葉書を見ると木の橋だった頃の様子が分かる。昔は立派な楼門もあったんですね。東京大空襲で全て焼失した。黒焦げになった死体を積み上げたら家の2階ほどの高さになった、などの話がたくさんある。

手水舎

手水舎にも亀。

累卵塔

亀戸天神の境内にはいろんな時代の石碑がやたらと建っている。100基以上あるとか。中でもこれは絵が面白いやつ。累卵塔と書かれていて卵を積み上げた絵が彫られている。卵積み上げの新記録を樹立した人が偉業を記念して建てたのかと思ったが、そうではないらしい。「累卵の危」とかいう言葉があるそうで、物事が不安定で今にも壊れそうな状態であることをそう言うらしい。この石碑は幕末から明治にかけて生きた医師の千葉愛石という人が建てたものらしい。山岡鉄舟の主治医だったとか。人生は思わぬ病気をしたりして累卵の如く常に危ういものですよ、気を付けなさいということらしい。

社殿

社殿とスカイツリー。X-T10 はやっぱコンデジセンサーより全然綺麗。縮小しちゃうとありがたみが分からないが。

名前判断

縁日とかで昔から見かける名前判断。「すえの」とか「澄江」とか、今となってはだいぶオールドファッション。今の10代だと自分の名前を引きたくても引けないって子が大半になりそう。「太郎」は余裕でした。

帰りに西脇家御用達のコメダ珈琲店に初めて入った。初シロノワール。パンケーキならともかくデニッシュパンにソフトクリームを乗せて何が楽しいんだろうと思っていたが、くそ美味いっすねこれ。下はデニッシュパンでちょうどいいわ。

45GS

サンストリート亀戸はかつての第二精工舎亀戸工場の跡地。ということで、この亀戸工場で1969年9月に製造されたグランドセイコー 4522-8000 が本日のお供。45GS はヴィンテージ GS の中ではなぜか安い。平民の私にも買える。これは裏蓋のメダリオンが失われてしまっているのと文字盤が焼けているので余計に安かった。手巻10振動。ケースの直線的な edge が好き。45系ムーブメントはセイコーの手巻の中では最高傑作と言われているらしい。1967年の天文台クロノメーターコンクールで成績が良すぎて、面子を潰されたスイス人がランキング発表を中止せざるを得なくなったという第二精工舎の16振動 cal.052 ムーブメントの子孫。ぜんまいを巻き終えてもなかなか動き出さないことがあって、古いせいかと思っていたが、10振動のムーブはもともとそういう感じらしい。

3月18日(金) シンクロ率 29 %

夜の湿度が春を感じさせて好ましい。

オリコンインタビュー。のっちはマンホールを踏まない。

「しるかけめし」という漢字。諸橋大漢和の中古全15巻が5,000円ですと?! そっちの方がびっくり。5,000円なら俺も買うわ。国語辞典は時代とともに古くなるけど、漢和辞典の価値は下落しないからね。大漢和は高校の図書館にあって、おおこれがあの諸橋の大漢和辞典か、とちょいちょい引っぱり出して眺めていた思い出あり。

今日の探しもの

3月16日(水) シンクロ率 30 %

疲れていないのに疲れている。帰っていつの間にか寝ている。

「COSMIC EXPLORER」新宿塔にて予約完了。180番台。

Book1st の時計本売場にチープカシオの本があった。広田雅将氏の「時計のセカイ」でも F-91W を取り上げていた。流行っているのか。

帰りの電車を間違えた。ふと顔を上げたら見たことのない車窓の景色。LED スクリーンがない車両だったので今どこか分からん。google maps を見たら玉川上水の手前を走っていた。間違えて拝島行きに乗ったらしい。google maps 便利。

【誤報?】朝日新聞「川内原発周辺の線量計、半数が性能不足」という記事の疑問をメモ - Togetterまとめ。朝日新聞の石川智也記者と関根慎一記者。こういう記事を書くなら放射線防護あたりの専門家からコメント取りをしてしかるべきだと思うが、そういうコメントも載っていない。大ネタを掴んだぜヒャッハー、他社に抜かれる前に早く出すぞ、という欲目で素人の勘違いをそのまま出してネットで炎上という黄金パターン。もう5年も経つのにまだこういうレベルだというのが何とも、新聞社の質的凋落を象徴しているようで感慨深い。これ原子力規制委員会も激おこしてるけど、朝日の記者が物を知らず裏も取らなかったのが悪いという点はもはや明らかなので、負け惜しみを言ってないで早く撤回しないとまた吉田調書や慰安婦報道の時と同じざまになるんじゃないのかな。やらかしも三度目になるとさすがに会社が飛ぶかもしれないよ。まあ、下り坂を転がり落ちる速度がまた少し速くなりましたって話にすぎないのかもしれないけど。

新聞社が編集方針や社是として原発推進なり脱原発なり路線を持っているのはかまわない。生態系の多様性こそが社会を健康に保つというのが、人類がいろいろ試してたどり着いた「今のところ最も正しいと思われる真理」なので。朝日新聞社をはじめとする今のマスメディアが極めてまずいのは、ファクトチェックができてないという点。自力でチェックできなければ専門家に「外注」すればいいのに、それすらできない。これから先どうするんでしょうね。

今日の探しもの

3月15日(火) シンクロ率 32 %

先日の字幕の欠けについて新宿ピカデリーにメールを送ったところ、丁寧な返事をいただいた。やはりシステムの不具合だったらしい。フィルムの時代は字幕はフィルムに焼き付けていたが、デジタルだと映像と字幕のデータは別々なのでこういうことも起きると。

日曜日に駒場で「小尾先生を偲ぶ会」が行われ、弊社編集長が出席したらしい。教室事務のHさんと話し、S君や僕の話題が出たとか。俺が駒場に入院したのはもう20年前。よく覚えてるなぁ。集合写真を見せてもらったが、Hさんは全く印象が変わらない。杉本先生はだいぶ白髪が増えた。

日食のときに地球に落ちる月の影がぼやけている理由は、太陽が点光源ではないため。電球や蛍光灯のように大きさのある光源によって作られる影がぼやけているのと同じ。もし太陽が点光源なら半影はなくなり、食分が 0.5 より深いところは全部本影(皆既)になり、0.5 より浅いところは食にならない。皆既といっても星食と同じなのでだいぶ地味な現象になる。

iTunes Store で「FLASH」買った。

現代でも枕詞を付ける習慣はあってもいい。「18時に神田駅の改札で」と言う代わりに「18時にちはやぶる神田駅の改札で」と言うとか。

今日の探しもの

3月14日(月) シンクロ率 31 %

3月9日の日食で地球に落ちた月の影が「ひまわり8号」に撮影されていたが、あの画像と弊社ソフトの計算結果を比較する動画を作ってみた。

地球上を移動する大きな円が半影(部分食が見える範囲)、半影の中心にある小さな円が本影(皆既食が見える範囲)。11:40 JST のひまわり画像は欠測で存在しないため、そこだけ 11:30 の画像を繰り返し挿入していて動画が一瞬止まって見える。なぜ月の影の輪郭はこんなにぼやけているのか簡潔に説明せよ、というのは高校地学の問題としてちょうどいいかも。

それにしてもひまわり画像の時間分解能の凄さよ。昔はひまわりの撮影間隔って3時間ごとだった気がするが、今や全球画像は10分間隔、日本列島付近は2分半間隔で撮られている。

3月13日(日) シンクロ率 29 %

晴れない。

コンビニコーヒー美味い。これと適当な甘いものを買って250円。これで店内の椅子でくつろげる。何というコストパフォーマンス。

今日で MJ レギュラー放送最終回。7年か。

amazon で高解像度ジャケ写解禁の模様。初回盤通常盤

3月12日(土) シンクロ率 30 %

YouTube の自動再生で「世界の料理ショー」を次々に見て過ごす。最高に非生産的で贅沢な時間の過ごし方です。素晴らしい時代。

3月11日(金) シンクロ率 29 %

こないだ腹を下して以来体重が減っている。少し下げたかったのでちょうどいいと言えばいいが。

らんぶるでぐでっとした。ガトーショコラうまいけど、このココアパウダーをどうすればいいのかいまだに分からん。食べ終わる頃にはテーブルも手も粉だらけになる。

空耳アワード後編。空耳ネタよりも山口一郎と綾小路翔と菊地成孔の生い立ちと魚釣りと職質の話の方が面白かった。

今日の探しもの

3月10日(木) シンクロ率 30 %

日食組がいないので今週は社内が静か。

レビウ【映】『オデッセイ』

2回目。今日は TOHO シネマズ新宿。上映前の CM でゴジラとか長澤まさみが出てくるのがさすが東宝。ポップコーンにフリトレーのチーズスナックが混ざったやつを買ったら馬鹿でかい紙袋で出てきた。欧米か! 1/4 くらい食ってもう満腹。上映中足元に置いといたらそこら中がチーズ臭くなった。

2回見ると細部がよく分かる。字幕は今日は正常だった。やはり新宿ピカデリーだけの問題だったらしい。

ポップコーンの紙袋を持って電車に乗ったら車内にもチーズ臭が充満。隣のおっさんがマスクを着けた。すいません。

火星は大気が薄いので、強風が吹くといっても地球の嵐のようなことにはならないのでは、とちょっと疑問。計算してみる。

風速 v の風が及ぼす圧力 p は、大気の密度を ρ とすれば \( p = \frac{1}{2} \rho v^{2} \) となる。地球表面での大気の密度は 1.2 kg/m3、火星表面でのそれは 0.02 kg/m3 なので大気の密度は地球の 1/60。よって火星の風が地球と同じ風圧を及ぼすためには、風速が地球の \( \sqrt{60} = 7.7\) 倍大きくなければならない。

ただし火星は表面重力が 3.71 m/s2 しかない。これは地球 (9.8 m/s2) の 37 %。よって、「風の力」を風速だけで比較するのは適切でない。静止摩擦力で止まっている物体が風で押されて動く、といったケースを考えると、火星では地球の 37% の力で同じように動かせる。よって大気密度と重力の両方を勘案すると、火星の風が物体に対して地球の風と同じ仕事をするためには、風速が地球より \( \sqrt{60} \times (3.71 / 9.8) = 2.93 \) 倍大きくなければならないということに。まあ3倍ですね。台風で風速 15 m/s 以上の領域は強風域、25 m/s 以上は暴風域とされるが、火星で同じ仕事をする風速に換算すると、火星では「45 m/s 以上なら強風域、75 m/s 以上なら暴風域」ということになる。

火星表面の風速のデータは、web を探してもいまだにヴァイキング探査機の観測値くらいしか出てこないのが不思議だが、とにかく夏は 2-7 m/s、秋は 5-10 m/s、砂嵐のときで 17-30 m/s くらいらしい。地球換算だと 1/3 だから、最大風速でも地球の風で言うところの 10 m/s 程度の力にしかならない。

まあそんな感じで、映画のような大被害をもたらす風というのは考えにくい気もするが、ヴァイキングの観測値が絶対ということもないので、これの2倍くらいの風速になれば台風並みにはなる。全くの設定ミスとも言えないか。

今日の探しもの

3月9日(水) シンクロ率 28 %

レビウ【映】『オデッセイ

@新宿ピカデリー。平日最終回で封切りから1ヶ月くらい経つのでさすがに空いていた。

綺麗なジミー大西さんことマット・デイモンが主演。火星探査中に強大な砂嵐に遭って独り火星に残された彼のサバイバルの話。面白かった。火星版 DASH 村という評もあったが、むしろ『冒険野郎マクガイバー』の面白さに近い(40代以下には通じない例え)。死線を生き抜くために必要なのは科学知識と音楽だよね、という映画。絶望的な状況であるにもかかわらず、絶望感はあまりない。この点は俺の考えに非常に近くて、いい話だなと思った。

劇中で'70年代くらいの懐メロがとにかくたくさんかかる。歌詞やタイトルが場面と同期していて楽しい。町山氏による登場曲の詳しい解説もあり(ネタバレ含む)。邦題の「オデッセイ」の意味はこれを読んでなるほどと思った。

最近の映画にはわりとあからさまに企業の宣伝が混入していて、その企業の商品が出てくるとそこでふと我に返ってしまう。制作する側も資金調達でいろいろ大変なんだろうな、とは思うが、もう少し何とかならないもんか。この作品では GoPro とハミルトンがやたらとチラ見えする。ハミルトンはこれに限らず映画やテレビドラマでの商品提供を積極的に売り込んでいるようで、ほんといつでも見かける。『インターステラー』でもハミルトンの腕時計がストーリーの鍵を握ってたし。今回は主人公がカーキビロウゼロを着けてた。これ見るとヘルメスの乗員はほぼ全員ハミルトンだったんだな。実際に火星の長期滞在みたいな過酷な環境で使うなら G-SHOCK とかの方が良さそう。

今回残念だったのは、字幕が一部欠けていたこと。字幕にルビが付いている箇所があちこちおかしな表示になっていた。俺が気づいた限りでは、「居住ユニットハブ」「ジェット推進研究所(JPL)」「有人飛行ユニット(MMU)」「地球日(DAY)」がそれぞれ「ハブ」「ト推進研究所(JPL)」「(MMU)」「球日(DAY)」になってしまっていた。web で探してもそういう感想は見つからないので、ピカデリーの映写システムの問題だろうか。見てた人は意味が分からなかったと思う。

日食に備え半休。そして雨。

朝の番組で R-1 のザコシショウを見て、「最近はみんな裸なのね」と母が言っていた。

今日の探しもの

3月8日(火) シンクロ率 30 %

更新

明日晴れそうにないので久しぶりに自分用Idols をメンテナンス。自分以外に使っている人がいるとはあまり思えないページだが、Twitter と Facebook と Instagram の更新時刻を取れるようにした。ソースにそのまま UNIX 秒が書かれていたので楽といえば楽。RSS は Google Reader の死とともに滅びたらしい。

暑い。さすがにセーターもマフラーも不要だった。

PePe 地下のサンマルクの隣にカフェスペース付きのパン屋があって、実は結構居心地がいいことが判明。地元スーパーのフードコートのような場末感があって客が誰も来ない。パンは普通だがドリンクが意外と美味い。生ジュースも売っている。アイスティーを頼むとしれっとジャスミンティーだったりする。人目を気にせずぐでっとしていられるのがいい。

ヲチリストに入れて入札を検討していた出品がいつの間にか早期終了。質問欄で「○円払うけど即決できない?」と交渉した奴がいて、出品者がそれに応諾して勝手に終わっていた。落札金額は開始価格の100円のまま。こういうのって OK なのかしら。これやられたらオークションの意味がないし、ヤフオクにも落札システム利用料(落札価格の 8.64%)が入らないと思うが。即決を受ける用意があるなら即決価格を出しておくのがルールのはず。

今日の探しもの

3月7日(月) シンクロ率 31 %

そして「FLASH」ジャケ写は末次由紀先生描き下ろし。かしゆかさんの目ちっちゃい感じとかあ〜ちゃんのはっちゃけてる感じとか、さすがの描写。この曲は配信限定リリースなんすね。

日蝕に備えて買い物をしているがあまり晴れる気がしない。

今日の探しもの

3月6日(日) シンクロ率 30 %

今日も午後起き。怠惰る force。

「COSMIC EXPLORER」ジャケ写。今までにない感じ。アートワークは吉田ユニ。画像サイズに定評のあるナタリーも今回は 300px の画像しかないか。

FLASH」のサビの歌詞が「FLASH 光る最後のマーヴィン・ゲイ」に聞こえるが、そんなウルフルな詞を中田さんが書くとは思えないのでたぶん違う。

都立高入試の理科の問題。まあ何というか、図1も図2も絵が下手くそすぎる。図1の離角と図3だけではイともウとも決められないが、図2の金星がかなり「満金星」に近いというところから出題者の意図を汲んで、より外合に近いイが正解なんだろうな、と俺なら判断するかな。こういう曖昧な問題は出しちゃだめだろうとは思う。図2の外合過ぎの金星の下手さにも腹が立つが、一番気持ち悪いのは図1の月のでかさ。いくら模式図にしてもヒヤデスと比べてでかすぎだろ。この図を描いた人物はすばる食とかアルデバラン食とか見たことがないんだろう。

もしかしてこの出題者はステラナビゲータの画面か何かを見て図1を描いたのではないかと思ったりもするのだが、ステラナビゲータのデフォルト設定って太陽と月は実際の視直径よりだいぶ大きく強調してますからね。プラネタリウムもそうだったりするけど。この図1は60度×90度くらいの範囲を描いているが、このくらい広角の空に対して月を実際の視直径で描くと形が分からないくらい小さくなってしまう。なのでプラネタリウムや天文ソフトでは慣習的に太陽と月だけは実際より大きくしている。そういう事情も理解せずにソフトの画面を鵜呑みにして描いたんじゃないの、と邪推したくなる。

高校地学は内容が大学理学部の学科の区分と食い違いすぎているのも問題。天文学と地球科学と古生物学を一緒くたにするなんて、そりゃ教員のなり手がいないのもしょうがない。物理・化学・生物とはそこが大きく違う。

3月5日(土) シンクロ率 31 %

曇天。近所でのんびり X-T10 ファーストライト。

ファインダーを覗いて決めたフレーミングよりも実際に撮れた絵のフレーミングの方がいつも余白が多い気がする。特に花などを接写したときに感じる。初めはファインダーの視野率の問題かと思ったが、注意して確認するとファインダーの範囲と撮れる範囲に食い違いは全くない。中心の主題に注目すると無意識のうちに周辺を捨てて認識してしまうというような、ある種の錯覚なのだろう。ファインダーを使わず背面液晶で撮るときにはこの食い違いはあまり感じない。

パンジー 梅

動物を撮るときは顔を向けずにティルト液晶を使って撮ると逃げられにくい気がする。

いぬ ねこ
あゆ

これは半分くらいの画角に思いきりトリミングしている。野生動物は53mm相当のレンズでこんなには寄らせてもらえない。

かも

パンケーキうまいよパンケーキ。飲食店で食べ物の写真を撮るというのはあまり好きではないが、X-T10 は電子シャッターに切り替えると無音で撮れるので少し便利。

パンケーキ

学生の頃にニコン FG-20(「ライトニコン」)をずっと使っていたが、持ち歩くときの軽快さはそのときの感覚に近い。FG-20 は440g、X-T10 は381g

35mm判換算の焦点距離 (mm) の逆数が手ブレしないシャッター速度の目安とよく言われる。なので自分も XF35mmF1.4 R では ISO 感度オートの低速限界は 1/60 秒にしていたが、1/60 だとよく見るとブレてしまっているコマが多い。手ブレ補正非搭載レンズだからとか利き手でシャッターボタンを押せないとか練習不足とか原因はいろいろあるが、もう少し低速限界は速くしておいた方が良さそう。

理科の実験で火傷。テルミット反応の実験か。YouTube で thermite で検索するとクールな動画がたくさん出てくる。結構飛び散ったりしてるので、安全距離を取らずになめてかかると火傷しますね。Mythbusters の「テルミットを氷の上で燃やすと爆発する説」の検証は面白い。なぜ爆発するかは不明とのこと。水が分解して水素と酸素が発生しているわけではなく、高温水蒸気の中でテルミットがエアロゾルになって粉塵爆発を起こしているのでは、と Jamie は言っているっぽい。

3月4日(金) シンクロ率 30 %

淡々と過ごす。

電車の中でお腹が急降下。いい歳をして久しぶりに耐便意力の限界に迫った。駅に着いてトイレに入って4つある個室が全部赤マークだったときには、さすがに一瞬三途の川を渡って神様の衣に触れた気分になりましたね。

D7000 は10年くらい使おうと思っていたが、その後いろいろと心境の変化があり、ニッコールレンズ数本と併せて先日売却した。売却益に少し足して本日 X-T10FUJINON XF35mmF1.4 R を買うた。X-T10 は中古だけど。ニコン党員からフジ党員へ鞍替え。ただしニコンの単焦点はいくつか手元に残した。マウントアダプターで使う予定。

バッテリーを充電して初期設定。外箱がないだけで見たところ新品と区別が付かない。ありがたい。本体・レンズともファームウェアは最新になっていた。

こういう買い物をすると旅に出たくなる。旅行は好きじゃなかったはずなのに。

今日の探しもの

3月3日(木) シンクロ率 31 %

ややうるお。

聖火台の置き場がない問題。マイクロ波給電のドローンで会期中ずっと空中にホバリングさせとくんだろ。違うのか。2020年の日本でやるんだから最低でもそのくらいのことはやるに決まってる。

家に『生活の知識百科』という本があって子供の頃によく読んでいた。屋内のリフォーム方法から料理のコツ、冠婚葬祭のマナー、育児の話、車の故障を応急処置する方法など、やたらいろんな豆知識が載っていて面白かった。その中に「人の名前はその人を動かすための「取っ手」である」という話が書かれていた。人に話しかけるときはまず名前を呼びなさい、傍らに来ていきなり用件を喋り始めるのは良くない、みたいな会話のプロトコルに関する話だった。

知人の奥さんが無事出産したと聞いて、「名前はその人の取っ手」だという見方は命名を考えるときにも役に立つな、とその本のことを唐突に思い出した。名前は本人の所有物というよりは他人が使うためのもので、つまりユーザーインターフェイスだ。UI であるから、命名という行為はアートではなくデザインだ。自己表現ではなく問題解決または機能実現のための設計だ。良い取っ手とはどこをどう握ればいいかが一目で分かる取っ手であって、独創的な形をしているけど握るべき場所が全く分からないとか、握ると必ず手を怪我するとか、そういう取っ手は良い取っ手ではない。いわゆるキラキラネームやとても読めない珍名を子供に付ける親は、命名をデザインではなくアートだと思っているんだな、なるほど、と理解した。

今日の探しもの

3月2日(水) シンクロ率 30 %

今日も乾燥がひどい。マスク。

ちはやふる』。袴。モデルプレスTOKYO POP LINE の写真が良い。

今日の探しもの

3月1日(火) シンクロ率 29 %

2月が逃げた。

大人が観たい美術展 2016』。少し前にコンビニで見かけて何となく買っておいたが、もう見かけない。雑誌は一期一会。黒田清輝は見たい。山種も今年こそ行こう。

今日の探しもの

1999 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2000 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2001 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2002 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2003 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2004 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2005 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2006 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2007 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2008 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2009 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2010 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2011 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2012 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
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