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「そして21世紀最初の年は地獄しかなかった。世界中のどこを見てもだ。他に語る言葉を持たない年だ。」
-- 冬月コウゾウ
朝、駅まで自転車をかっとばして電車に乗り、MD を聞こうとしたら動かなかった。液晶表示に「LOW BATT」の文字。寒さで電池が仮死状態になったらしい。電車を降りてから電源を入れたらちゃんと動いた。冬場はちゃんと保温を考えた方がいいかも。
今日一人辞めた。明日一人入ってくるらしい。2週間ぐらいするともう一人入ってくるらしい。自分はいつまで続くだろう。
マイラインの申込書が NTT から来たんだけど、テレホーダイが必要不可欠である以上 NTT 以外の選択肢はないですよね。市内で NTT に勝ちたいなら、0.1 円刻みの値下げ競争をするよりもテレホーダイの競合サービスをやった方がどーんと客を集められるんじゃないかと思うのですが。というか、実はどこも市内で勝とうと本気では思っていないのかもしれん。事業者のコストは通話距離に比例するわけではないだろうから、多分市内通話が一番利益率が低いはずで、「市内3分8.8円」みたいなのは単なる客寄せ看板に過ぎず、本当は市内のついでに市外以遠も契約してくれることを期待していて、儲けはそっちで確保しよう、という狙いだと。まあ自分は市内以外は全くといっていいほどかけないんで、結局どうでもいいということになりますが。
帰りの電車で前に座っていた女性(29歳(推定))の手首に幅約 1cm の傷のようなあざのようなものがあった。リストカットの跡にしては妙に幅が広いし、切り傷というより何かで擦れたような感じ。うーむ、これはやはり御主人様に縛って頂いた跡なんだろうか。このちょっと物静かな雰囲気は確かにそういう嗜好と矛盾しないようにも見える。もしかしてこの見えない服の下にも同様の跡が…などと考えているうちにその人は降りてしまった。こういうのも視姦と言うんでしょうか。あーだめだ、どんどんオヤジ菌に侵されている。
でも、他人の目に触れるか触れないかぎりぎりの所を計算してわざと跡をつけたのだとしたら、あの人の御主人様は御主人様としてはなかなか有能な人かもしれない。
ところで、全くもって余計なお世話ではあるが、林檎ママはあれほどこよなく愛していたハイライトをやめたのだろうか。ちょっと気になる。「生まれた時からニコチン中毒」というのも、ある意味ロックミュージシャンの子供に似つかわしいロックな人生ではあるけれど、ニコチンの味を覚えるのはまだ少し早いよね、胎児じゃ。
うーむ、クイズは余裕だけどそれとは別に一つだけわからない単語が。「伊丹センター」って何でしょう? 伊丹というからには大阪に存在するのか? 地名なのか物の名前なのかも知らない。関西人の人にとっては「ああ、伊丹センターな。あそこのたばこ屋の角を曲がったらすぐそこですわ」とか「あそこの店で出す伊丹センターの味はほんまに絶品でんな」「上沼恵美子は純金製の伊丹センターを毎日使おとるらしいで」(似非関西語)くらいにコモンセンスなモノなのかもしれん。
そうだ、点取占いと同じスクリプトを使えば「林檎 term 自動生成スクリプト」も簡単に作れますね。漢字とカタカナ、2つデータを用意しなければならないのがめんどいですけど。
再インストールで喪失した諸々のものを徐々に復旧。Netscape(のできるだけ新しいやつ)を入れたいのだが、各地の FreeBSD ports サイトから 3-stable 用 Netscape の packages がなぜか消えていて入手できない。困った。
web で本文の字の大きさをやたらに変えるのは下品に見えるのであまり好きではないのだが(内容が下品ならそんな部分にこだわっても意味ないじゃん、というご意見はごもっとも)、ここは書かずばなるまい。
椎名林檎さま、御懐妊おめでとうございます。
「虐待」の弥吉さんでしたか。予想通りギタリストでしたね。3枚目のアルバムを出した後はずばり「林檎ママ」名義で活動を続けて欲しいものです。
Word, Excel でしこしこ報告書作り。あのうざいイルカ、なんなんだちみは。どうして Microsoft の作るものはああいうしょうもないところにばかり資源を使うのですか。
さて、きをとりなおして 3.5.1R のいんすとーる。しかしこれがまたうまくいかない。ひっかかったのは2点(あれ、急に漢字変換ができるようになったぞ。さっきまで「ファイルが存在しません。」なんて言いくさって変換できなかったのに。いやーん、気まぐれ Wnn)、PC card を挿すとそのままハングアップしてしまうという問題と、DOS 領域に置いておいた packages ファイルを FreeBSD 側から /stand/sysinstall でインストールできない問題だった。packages の方は pkg_add で入れられるのでまあいいのだが、PC card が使えないとネットワークにつなぐことができないので致命的。一日中試したがダメダメなので、結局元の 3.2R を入れることに。何をやってるんだ、俺は。いや、ハイバネーションできるようになったのは成果ではあるんだけど。
というわけで2日ぶりにほぼ元の環境に復旧。ホームディレクトリと /etc のバックアップは大事ですね。
AJICO のベースは RIZE のベースと同じ人、でよかったと思います。RIZE のヴォーカルのお兄ちゃんは Char の息子らしいですね。SONY の CM に出てくるのは2世ばかり。
スーパーの鮮魚売場でよく耳にする「さかなの歌」(と勝手に呼んでいる。正式タイトル不明)にAメロ・Bメロがあったことが判明。サビはもちろんご存知のように「さかなさかなさかなー、さかなを食べるとー、あたまあたまあたまー、あたまがよくなるー、さかなさかなさかなー、さかなを食べるとー、からだからだからだー、からだにいいのよー、さあ、みんなで、さかなを食べよう、さかなは僕らをー、待ってーいるー」であるが、この部分の前に「好きだと言われてさよりちゃん、大したもんだよすずきくん、…」という歌詞があるのを今日初めて聞いた。いや、LOVE PSYCHEDELICO もいいけどこういう曲も好きなんですよ。ある意味ロック(違)。CD 出てたら買うな、まじで。
おおゆき。かいしゃのひととのみかいをするよていだったのだが、あまりのゆきのおおさにちゅうし。
このゆきはきっと「そとなんぞへいかず、いえにこもって OS あっぷぐれーどをせよ」というかみのおみちびきにちまいない、とおもい、まい PC の OS をさいいんすとーるすることにした。ついでに、めもりをぞうせつしていらいずっとはいばねーしょんがきかなくなっていたので、ぱーてぃしょんをきりなおしてしゅうせいしませう、ということに。
が、これがどつぼにはまってとっぴんしゃんのはじまりであった。ぱーてぃしょんきりなおし・はいばねりょういきかくほはぶじかんりょうしたものの、いれようといきごんだ FreeBSD 4.2R がとんだくわせもので、fxp0(ないぞう Ethernet device)をぷろーぶするところで
fxp0: SCB time out
というもんくをえんえんはきつづけてさきへすすまなくなるのであった。しかたがないのであした 3.5.1R をいれようということに。
ひらがななのは、いまだに Wnn のせっていがこんぷりーとしてないせいです。なにがおきたかはまたあした。
部屋にパーティションを設営する工事。アルミのアングルを切断したりするので何しろとてつもなくうるさい。ジェット機みたいな金属音。音圧でまじ耳が痛くなる。仕事になりません。といいつつ仕事。
今日のぎもん、Linux ペンギンは左利きなのか? でも Kondara のペンギン君は右手(?)の中指(?)を立ててるんですよね。なぞ。現在調査続行中。新たな進展があり次第、「特命リサーチ200X」にて報告する。担当:伊達。
最近、LOVE PSYCHEDELICO が気になってます。CD 買っちゃいそうな勢いかもしれません。「デリコ」と略すのはどうなのか? っていう気もちょっとしますが。いや、「ラブサイ」とか略されるよりはましだな。どうも自分には "way" "say" を「わい」「さい」と歌う人に惹かれてしまう性質があるようです。
前日深夜、もう寝ようと思った矢先に某友人からかなーり重たいメイルをもらう。そのまま放っておくわけにもいかず、しこしこ返事を書いていたら 4h になってしまった。3時間睡眠はさすがにきつい。仕事中も目は開いているが脳味噌が一向に回転してくれない。しかも部屋が寒い。エアコンが入っているはずなのに暖気が上にばかりたまって足が超さむ。これじゃ頭寒足熱のまるっきり逆ですな。ほとんど進捗もないまま一日が終了。
うーむ、どうもこのツールはヘルプがわかりにくいな。こちらが知りたいのはすごく単純なことなのだが、どこを見れば書いてあるのかわからん。
英語を読むのにいちいち web ブラウザを使って goo の英和辞典を引くのがダルくなってきた。かといって、辞書引き専用 terminal をデスクトップに出して駒場の機械に常時 login しといて M-x online-dictionary 、なんちゅうわけにもいかないので(本郷にいた時はやっとったが)、xyzzy でオンライン辞書を引けるようにしてみる。が、問題は辞書データなんですよね。いちおフリーのEDICT と GENE95 というのを使うのが定番らしいんだけど、やっぱりしょせんは無料データなのだった。こればっかりはしょうがない。
しかし Windows のシステムリソースってどうしてこんなにあっという間になくなりますか。Windows Me なのがいけないのですか。一応風水変造も施してなるべく節約するようにはしているつもりなんですけど…。しかもどうしてこんなに派手に leak しますか。朝出社して PC を起動した直後、何もアプリケーションを起動しない状態で 81% あったのが、帰りに全てのアプリケーションを終了させた時には 66 % しか残らないという。俺の 15 % を返せ。
上司と初めて朝同じ電車になった(実は上司も埼玉県民)。電車に乗り込み、世間話を3、4往復したところで、さてこの先会社までどうしようか、と迷う。本当は下車駅までの約1時間を熟睡したい(そのためにわざわざ早めに出て各駅停車に乗っている)のだが、勝手に自分だけ寝てしまうのは失礼かもしれない、かと言ってあまりべらべら話しかけるのも迷惑かもしれない、静かな朝の通勤電車で話をすると目立つしね、実は向こうも「眠りたい」と思っているのかも知れないな、でももしかしたら何か僕と話したいこととかあるかも知れないからいきなり寝たらやっぱり悪いかな、でも「すいません、寝てもいいですか」なんて断りをいれるのも変だし、…と考えながら寝ていた。
先日のワームの発信元 IP address がログに残っていたので whois で調べてみようと思ったのだが、JPNIC、InterNIC とも no match。あきらめ半分で gooing していたら、世界の各 whois データベースを一気に照会してくれるサイトを発見。ここに放りこんでみると見事にヒット。アメリカの某大学の某所属機関のネットワークにあるホストでした。登録情報に載っている coordinator のアドレスへメイルを出したらちゃんと返事が来た。「該当ホストを発見、shutdown した。新しい OS に入れ換えてから再起動する予定」とのこと。なしのつぶてになるかと思いきや、意外にちゃんと話が通じるもんですね。僕の怪しい英語でも。
真面目な話、本家のラーメン君は大した悪さはしませんが、早くも変種が出始めているという話もあるので、Red Hat Linux 6.2/7.0 を何となくデフォルトの設定で使っているという人はすぐに自衛策を講じた方が良いでしょう。
寒い。散髪したので寒風が余計に頭皮にしみる。前髪を短くしたらなんだかエンゼルスの長谷川滋利みたいに見えることに気づいた。これってもしかして、そろそろヤバいってことか? まずいなあ、うちはそういう家系じゃないはずなんだけど。
まあでも、どうせ来るならてっぺんから来るより前から来る方がまだマシかも。と、中学時代の英語の先生の頭を思い出しながら考える。
帰りの電車内で吊り革につかまりながら一心に書類を読みふけっているおじさん(45歳課長代理(推定))がいた。覗いてみると、どうも web 掲示板のログらしい。「中田」「ボランチ」「俊輔」などの文字列が目につく。自分はこの方面には全く疎いが、どうやらサッカー関係の掲示板であることは推測できる。で、このおじさんが持っているログのプリントアウト、A4 の紙の束で厚さ1cmもあるのです。おっさん、あんなに大量にプリントアウトして全部読むのかな。というか紙とインクがかなりもったいない気が。せめて両面印刷にすればいいのに。ああいう光景を見ると確かに、携帯端末で文章を読む方が地球に優しそうだな、と思いますね。
「さんま御殿」に水野晴郎。「シベ超2」トレーナーは着ていなかった気がする。以上、報告のみ。「いやー、若い子ってほんっとにいいもんですね」(エンディングで晴郎曰く)
ふふふ、確かに「郵送しましょうか?」の客体を書いてませんでしたね。そう、Baby, it's you. でございます。当然でございます。暗黙の型宣言でございます。I から N は INTEGER でございます。
こういう場でこういうことを書くのはセキュリティ的によろしくないことなのだが、こんな所に毎日来て下さる 奇特な ありがたい方々のお役に立てば、との思いから、あえて恥を晒させて頂きます。
えー、先週の木曜日に弊社の某マシンが「Ramen」ワームに感染していたことが本日判明いたしました。当該マシンは直ちにネットワークから切り離し、ワーム駆除処置及び感染の原因となったセキュリティホールをふさぐ処置を施しました。ワームの性質他の詳細は CERT/CC の解説が非常に参考になりますが、弊社の事例の場合、このワームが攻撃対象とする3つの穴のうち、wu-ftpd の弱点を突かれたのが原因でした。(Red Hat Linux 6.2 の inetd はデフォルトの状態ですべてのサービスに tcp_wrappers をかませる設定になっていますが、肝心の /etc/hosts.deny, /etc/hosts.allow のエントリを「空」のままで使用していたという…。意味なーいじゃーん>本社システム管理者様)
ということで、弊社のような恥ずかしい使い方をしている方はあまりいないとは思いますが、Red Hat 6.2/7.0 機を外界に直接接続していて、かつデフォルト設定のまま使用していらっしゃるという方には、早急に対策を講じることを強くお勧めします。もしあなたのマシンに /usr/src/.poop/ というなめくさった名前のディレクトリができていたらご愁傷様。
ということで、終日ラーメン退治。自分の目の前のマシンでワームが蠕いているのを生まれて初めて見た。ワームのファイルを記念に保存しておこうかとも思ったが、何となく気持ち悪いので全て削除。
しかしこういう時、日本の JPCERT/CC ってほとんど使い物にならないですね。何のために作っているサイトなんでしょう。
久しぶりにミスタードーナツでドーナツを買う。カードをあげる人ももういないなあ。郵送しましょうか?
池袋東西口を歩き回って安い床屋を探す。1990円の店を見つけたのでここで散髪。少しでも客の回転率を上げるためか、レジでの会計もなし。松屋の食券自販機みたいなのがあって、髪を切り終わった客が自分でその「食券」を買って店の人に渡して帰るというシステム。腕前はまあ値段相応ですね。もう最近、髪型が自分のイメージと少々違っていても全然気にならなくなった。「ああ、こういうのもありかな」くらいで。自分の見た目にほとんど関心がわかないです。何でだろ。自分でもよく分からない。
一応初月給をもらったということで、親にくれてやるプレゼントを見繕う。といっても、せっかく身銭を切ってプレゼントした物を気に入られないのはもったいないので、事前にリクエストはもらっておいたんですが。自分用の物はまだ買ってないな。いろいろ欲しい物はあるけど、少なくともNTTに就職なさった1つ上の先輩のように空気清浄器を買うことはないでしょう。
駅のトイレで用を足しながら携帯電話で「もしもし、佐藤さんですか。どうも、緑川ですけど…」などと話をしているおやじを見る。分からん。全く理解不能です。あなたのその通話は、たとえ小用を足している最中であったとしても今かけなければならないものなのか? 話に気を取られて尿が小便器からコースを逸脱して自らのズボンを汚してしまうかもしれない、ふとした拍子にその携帯電話を便器の中に落としてしまうかもしれない、そんなリスクと秤にかけても、それでもなお今かけなければならないのか? 世の中、不思議なことがたくさんあります。だからこそ人生は面白いのかもしれません。だから僕はまだ生きているのかもしれません。
また雪か。明日出かけようと思っていたのに…。明日はまず雪かきだな。
表紙案、僕も断然案3です。漢字は美しいですね、やっぱり。それ以外はみな凡庸であまりびびっと来ない。個人的には今の黄色と黒の表紙が結構かっこいいと思っていたんだけどなあ。ま、もう会員じゃない人間がこんなこと言ってもしょうがないですけど。
わたくし、今年もまあそこそこの枚数の年賀状を頂いたりしましたが、今年の干支のイラストでこれほど衝撃的な作品は見たことがありません。ということで、池脇千鶴画伯による年賀イラスト。「おぉ、さすがちーちゃん、可愛く描けてるねー。って今年の干支は「おたまじゃくし」かよ! 来年は「カエル」かよ!」(さまぁ〜ず三村)みたいな。
高速化。「こんなの多分効かないよなあ」と思って、でも一応やってみた小細工が結構効いたり、逆に「これは効くだろう」と思う改良が全然効かなかったりするのでなかなか面白くてやめられません。すでに 100 ms の戦いに入りつつありますが。まあでもやはり、コンパイラの最適化オプションを付けるか否か以上に大きく効くような細工はそうそうないですね。
映画欲が高まってきたので帰りに『シベ超2』を処理しようと思っていたのだが、退社時間が最終回に間に合いそうもなかったので断念。代わりに急きょ池袋で観たのが
久々に眠い。ちょっとずつの夜更しがちょっとずつの寝不足になって木曜日あたりに臨界に達するらしい。職場も人が少ないんで、思わずうとうとしたくなるくらいに静かでなかなか危険。
超超超、いい感じ、超超超超超漢字。Version 3 が2月に出るらしい。「超漢字のワープロは重くて使えん」という噂を昔聞いたような気がするので、どのくらいのもんか一度使ってみたい。まあ、情報交換の場面で使える字が増えないことには意味がないと思うので、BTRON というある1種類の OS の中だけで漢字が5万字使えるとか言われても個人的にはあまり心を惹かれないんですが。(むしろ JIS 第3・第4水準の行く末の方が気になる。)20000円という価格もちょっと…。
そういえば中学生くらいの頃、「Newton」で TRON の特集が組まれたり、教育テレビの昼間のシリーズ番組で坂村さんが一生懸命 TRON の宣伝をしてたり、けっこう TRON が盛り上がった時期があって、あの独特の GUI やキーボードに未来的なかっこよさを感じていた記憶があります。教育テレビの番組は「コンピューター入門」みたいな趣旨だったはずなのですが、なぜか TRON の話ばかり出てくる、今考えれば公共の電波をかなり私物化していた番組でしたね。BTRON の方はその後、アメリカから「国産 OS 開発に名を借りた非関税障壁だ」とか何とか文句を付けられてシオシオになってしまいましたが。残念なことです。
さらに、関係ないけど「トロン」というタイトルの映画もあったなあ。人間がコンピュータの中に入り込んで、バイクみたいな乗り物で走り回ったり戦ったりするという。世界で初めて CG を映像製作に使った映画という触れ込みだったような。今見たらちゃちく見えるかな。うーむ、何だかまた観たくなってきた。
新マシン来る。K5-120MHz, 48MB から PIII-800MHz, 128MB へ。自作プログラムを走らせて超いい加減なパフォーマンス測定。1024x768x24bit color 画像の JPEG 符号化処理が前のマシンより約10倍速かった。速いのは確かなんだけど、120MHz → 800MHz のクロック差を考えると、PC の性能向上に占める CPU クロック周波数*以外*の寄与はたったの 1.5 倍しかない、とも言える(もちろん「OS が蛸になった」etc. の負の寄与も含めた正味の向上度という意味で)。ま、ある一つのプログラムでの結果に過ぎないんで、整数演算ばっかりの仕事とかさせたらまた違うかもしれんけど。しかしそんなもんですか。私たち、やっぱりだまされてるんですかねえ。
Intel が出している VTune というパフォーマンス解析ツールの30日体験版を使ってみる。これいいわ。C++ Builder にもちゃんと対応していて、「この関数のここの行がボトルネックになってるぜ、坊や」というのをソースコード上でピピッと示してくれます。便利便利。買うと \70000 くらいするらしいですが。ってコンパイラより高いじゃん。経費で買ってくれないかな。
うーむ、本社 vs. 東京みたいな様相を呈しつつあるなあ。説明せずに済まそうとする態度が疑心暗鬼を招いているってことになぜ気づかないのだろう。
「子曰、民可使由之、不可使知之」いくつになっても勉強になります。
「子曰く、民は之に由らしむべし、之を知らしむべからず。」(論語・泰伯)
民には、君主の出す政治の教えに従わせることができるが、民のひとりひとりにその詳細を知らせることはむずかしい。可は可能の意。之は、政教をいう。
(角川漢和中辞典)
高速化あれこれ。小手先でできる程度のことはコンパイラが最適化してくれるのでほとんど効かないことがよく分かった。やはりアルゴリズムを何とかしないとダメか。
画像圧縮/伸長プログラムの勉強と称して田中麗奈の 1024x768 pixel 壁紙を堂々と画面上に出しておけるのは役得ですな。これが終わったら音声圧縮もやりたいですね。聴感テストと称して仕事中に MP3 聴きまくり。
あ、印刷できた。虎の絵も出ました。
× /usr/local/bin/gs -q -dNOPAUSE -sDEVICE=bj10v -sOutputfile=- - quit.ps
○ /usr/local/bin/gs -q -dNOPAUSE -sDEVICE=bj10v -sOutputFile=- - quit.ps
ありがち。「可能な限り自分の手で入力しないこと」の教訓を思い出した。
C++ Builder には profiler ってないんかな。Borland と言えば、かつては有名な Turbo Profiler っていうのがあったと思うのですが。(昔、Turbo C++, Turbo Assembler, Turbo Debugger, Turbo Profiler をセットで当時の彼女の知り合いから違法コピーしてもらったっけな。若かったあの頃、何も怖くなかった、ただあなたの優しさが怖かった。)あちこち探しても見当たらない。なぞ。
年賀はがきのくじ、期待もしていなかったがやっぱり全部ハズレ。そう、期待といえばあの賞品を現金換算した期待値ってどのくらいなんでしょうね。というわけで賞品一覧から推定してみると、
等級 | 確率 | 賞品 | 推定金額 | 期待値 |
---|---|---|---|---|
1等 | 1/500000 |
平面テレビ デジタルビデオカメラ ポータブルDVDプレーヤー 食器洗い乾燥機+食器セット マッサージ椅子 から1点 |
\100000 | \0.2 |
2等 | 1/100000 | デジタルカメラ 電子辞書 携帯用液晶テレビ 折りたたみ自転車 空気清浄機 ふるさと小包(6個) から1点 |
\30000 | \0.3 |
3等 | 1/5000 | ふるさと小包1個 | \5000 | \1 |
4等 | 3/100 |
お年玉切手シート (50円+80円) |
\130 | \3.9 |
計 | \5.4 |
ということで、だいぶ賞品金額を高めに見積もったつもりなんですが、なんとはがき1枚当たりの還元率は 5.4/50 = 10.8 %! ひどいもんです。競馬が1レース当たり 75 % 、胴元が半分以上持っていくことで有名な宝くじですら約 45 % は還元しているというのに。もうこんな年賀状なんていう下らない因習はさっさとやめるに限りますな(あなた、年賀はがきはギャンブルじゃない。っていうか50円は郵便料金だし)。
ところで「折りたたみ自転車」って、物心ついた頃からずーーっと必ず賞品に入っている気がしますが、ここまで執拗に折りたたみ自転車にこだわる 郵政省 郵便事業庁の狙いって一体何なんでしょう。ズバリ、折りたたみ自転車メーカーの役員ポストが郵政官僚の重要な天下り先になっている説。どうだ。
今日も寝た。銀座まで出かける気力がなかったので、その代償機制で観たのが
「コジマ」でプリンタケーブル買ってきた。まだ PC-98 用のケーブルも売っているのに驚く。つないで /etc/printcap 書いて lpd 動かしてみたけど、なんかダメですね。/dictstackunderflow とかいう postscript error が出る。これ保留。
Warner の Bonnie サイトが新譜モードに。ちょっと髪型がフェミニンな感じに変わりましたね。でもジャケ写画像が更新されてない…。Windows Media Player と Real Audio で試聴もできるっぽいけど、まだファイル置いてない…。
寝た。初日舞台挨拶も当然寝倒し。ダメですね、全く。明日はどうしようかねえ。
今後のために BJ-10v を VAIO につなげてみようと思い立ったはいいが、プリンタケーブルの PC 側コネクタの形状が合わないことに気づいて萎える。そうだ、これは 98 互換機用のケーブルなのだった。98 と AT 互換機ってこのへんがいちいち違うから、昔の持ち物を今使おうとするとめんどくさい。共通で挿せるのってキーボードぐらいかな。明日ケーブル買ってくるか。プリンタごと買い替えた方が早いけど、まだ使えるものを捨てるのは地球に優しくないしね。今時モノクロ 360dpi ってのもちょっとアレですが。
PHS に「録音 1件」の表示。「録音」って何? 留守電か何かか? 分かりにくい取説をひっぱり出してあれこれ調べたところ、「音声メモ」という機能があるらしい。電話機の「メモ」というボタンを押すと自分の声を100秒間録音できる、らしい。ポケットに電話機を入れていたので勝手にボタンが押されたんですね。再生してみたら「ガタンゴトン…」という音がしばらく続いた後、「まもなく東久留米、東久留米」と電車の車内アナウンスが入っていた。うーむ、うまく使えばいろいろ便利に使えそうな。しかし、自分の電話機が見慣れない挙動をするたびにあわててマニュアルを確認しなきゃならないのはダメですね。機能を覚えきれない自分もダメですが、電話機の方にもマニュアルなしで使えるユーザビリティの高さが欲しいもんです。
「シベ超2前夜祭」、結局行かなかった。入場券をメイルでもらったのはいいけど、プリントアウトする手段がなかったのでした。というか、むかーし使っていた BJ-10v が家にあるけど、ひっぱり出してノートPCにつないで…とやるのがめんどくさかったのです。もうカートリッジのインクも固まっちゃってるかもね。今までもっぱら研究室のプリンタを使ってたから、家で印刷なんてもう何年もやってないなあ。会社でこっそり印刷できる雰囲気じゃないし(プリンタは上司のデスクのすぐ横)。
社長が来て晩飯をごちそうになる。いつかロボットを作るのが夢らしい。こないだ開発部長もそんなこと言ってたな。技術屋さんにとってはロボットってやっぱり血を熱くさせるものなんでしょうかね。自分にはいまいち分からないんだけど。ホンダの ASIMO の話など。レンタルできるらしい、というので、「じゃあ借りてきたら握手会とかできますね」と言ったら「おー、それいいね。そしたら参加料を取って儲けようぜ。レンタル料ぐらい稼げるんじゃん」とけっこう乗り気だった。さすが経営者。
『タモリ倶楽部』。アイドルに会いたいがためにホリプロに入社してしまったアイドルヲタの南田君(現優香担当マネージャー)を feature 。これ、こないだの池袋会談の話そのまんまの人生じゃないですか。今は佐藤仁美がいいらしい。
「そりゃ、風呂屋がのぞきを雇うようなもんだね」(タモリ)
和解。元凶は僕でも相手でもない第三者だった。お互いに丁寧に謝る。こんな小さな会社でさえ話が伝わらないことがあるのに、もっと大きな組織だったらもう何をか言わんや瀬戸わんやだね。少しでも引っかかったらやっぱ口に出して言ってみた方がいいみたい。ただし殊更に喧嘩を売る必要はないけど。ははは。
和光市方面行き有楽町線の護国寺駅手前には、上下線を隔ててコンクリートの柱が並んでいる場所がある。コンクリート柱の幅も柱の間隔もともに 1m ぐらい。電車の窓から見ていると、明るく照らされたコンクリート柱とその間の闇がストロボのように明滅してちょっと気分が悪くなってくる。かつていわゆる「ポケモン事件」というものがあったが、あの事件の後に出された厚生省研究班による研究報告によると、9〜15Hz の点滅刺激が特にヤバいらしい。柱の幅と間隔を 1m とすると、電車の速度が 36km/h の時に明滅周波数がちょうど 10Hz となり、厚生省の報告で光刺激による「突発性脳波異常」が起こりやすかったとされている周波数帯とよく一致する。というわけで、和光市方面行き有楽町線の護国寺駅手前では窓の外を長時間見ないように気をつけましょう。
Our Galaxy が merger である証拠の話。はまあいいんですけど、この「衝突想像図」、スケールが揃っていないんじゃ…。M31 って銀河系に比べてこんなに小さいんだっけ? 「数百億年前に」というタイトルもすごいですね。まだ宇宙ができてないっす。cnn.com の元記事はこっち。"billions of years" を訳す時の心の迷い、確かに理解できなくもないですが。
おう、M-@ が効くじゃねえか。昨日の話は嘘でしたね。リージョン指定しても色が反転しないから効いてないのかと思ったよ。
ついでに Windows のカーソル移動速度も最速に設定できた。コントロールパネル→キーボードだったか。もうほんと、この歳にもなって Windows のことはなんも知らんもので。
昨日のメイルへの返事を送る。遠慮しようと思っていたのに結局かなり直球(ぢかだま)な表現になってしまった。入ってまだ1カ月の新入社員からこんなこと言われたら頭に来るかなあ。わざと頭に来るような表現にしてみたんですけど。これに対する反応であの人の器の大きさが判定できるかな。やっぱ人は言われないと分からないものなんだ、ということをこの1年くらいで痛いほど学んだので、めんどくさがらずに主張してみました。まあ、面と向かってしゃべるわけじゃないからこそ売れる喧嘩なんですけどね。
新宿書店池袋店に初めて行ってみる。やはりでぃーぷです。『Prolog』Vol.17 がたくさん平積みになっていた。『燃えよドラゴン』のオハラみたいな外国人のおっさんがエロ本を真剣に選んでました。
月蝕、余裕でダメ。月没帯食だったので夜景入りのえっちな写真が撮りたかったんだけど。次の皆既は2004年5月5日。やはり月没帯食。
仕事始め。休み中に予定外の停電があったらしく、ネットワークが死んでいた。停電復旧時に防火壁マッスィーンのブートに失敗していたのが原因。起動する時にキーボードが付いていないと BIOS が文句を言って先に進まないらしい。初めて知りました。
先日のガスト会談のおかげで C++ Builder の謎がいろいろ解決。小川君、ありがとう。エディタの設定で「Epsilon エミュレーション」を選ぶと Emacs 風キーバインドになるなんて、ヘルプファイルには一言も書いていなかったよ。Epsilon なんてエディタ知らんし。ただ、mark set がどれなのかまだ分からんのだよなあ。C-[Space] も C-@ も M-@ も効かないみたいなんですけど。
いきなり朝から本社開発部長のお怒りメイルを読んで気が滅入る。自分が曖昧な指示を(間に他人を介して)したのが原因で期待したレスポンスが返ってこなかったのに、自分のことを棚に上げて相手をいきなり怒るっつーのは一体どういう了見なんでしょう。どう考えても俺が悪いとは思えないのだが、返事にそう書くと多分喧嘩になるので、詫びの文句とこちらの主張とさりげない皮肉をどうブレンドして受け答えすれば最も効果的か、一日中思案しつつ仕事。俺って結構大人じゃん(膳膳)。
つーかいきなり「仕様書と詳細設計書も付けろ」とか言われても、そんなもの生まれてこの方一度も書いたことないんだよなあ。「どうやって書くんですか?」とか聞いたらまた怒るかなあ。
月蝕、ダメだねこりゃ。
もうだいたい融けてるだろう、とたかをくくって自転車で出かけたらかなり融けていなかった。クイクイ横滑りしながら意地になって自転車をこぐ私。明日あたり脚に来るかも。
地元駅前の老舗レコード店がついに店じまいということで全品7割引売り尽くしセールをしていた。これはチャンス、と思いきや、もうほとんどはけちゃった後でめぼしいものは残っていない。宮村優子『大四喜』とか槇原敬之『UNDERWEAR』とか広末のポスター200円とか宇多田の下敷150円とか。声優ものが多く残っているところにちょっと哀愁を感じます。…と思っていたら Bonnie の『do you crash?』も! ちょっとショック。保護してやろうかと思ったけど「持ってるしなあ」と思ってやめた。けちな俺。
「朝まで生ガスト」の反動で夜 9h まで寝る。実に無意義な休日の過ごし方ですな。
のどに詰まったもちを掃除機で吸引、助かる。いざという時のために覚えておきたいテクニック。しかしこのおじいちゃんも、70歳になって掃除機のホースをディープスロートすることになろうとは夢にも思わなかったことでしょう。
寝て起きたら雪。よくガキの頃「おなかをこわすからダメ」と言われつつ雪を食ったなあ。土埃っぽい味がしてまずいんですよね。雪の結晶が何を核にして成長するか、身をもって理解できたものです。さあ、子供の理科離れを防ぐために、子供に雪を食べさせよう。
台湾から来た年賀状への返事を書く。はがきは世界均一料金で70円らしい。台湾の住所表記の階層は「市→區→路→段→號→樓」らしい。繁体字ってすごくかっこいいんだけど手で書こうとすると死ぬ。
高校時代の友人と新年会。居酒屋のおねいちゃんの名前が「後藤利沙」だった。ちょっと字が違うね。顔はだいぶ違うね。
居酒屋後、ガストで始発電車までビバーク。3人で2300円で7時間粘る。ほとんど女の話ばかりしていたような。しかも「他人の現在」の話か「自分の過去」の話ばっか。お互い、来年は「自分の現在」の話ができるといいね。(実はあまり本気でそう思ってないけどとりあえず書いてみた人)
海外から年賀状が。そうですか、もう娘さんが生まれましたか。みんな着々と社会の一翼を担う人になっていますね。それにひきかえ自分は…。やれやれ。考えても仕方のないことを考えるのはやめよう。
NTT の「市内通話料金おさげまであと○日」の CM 、今日は予想通り Johnny B. Goode だった。「5」と言ったらやっぱ "Go Go Go Johnny Go Go" しかないよね。明日は「4」だけに、ちょっと予想が難しいな。
先着100名の『シベ超2』前夜祭に応募したらあっさり通ったらしく、引換券がメイルで送られてきた。
の4点セットで3000円という価格設定は俺にとっても結構ぎりぎり。普通の人には多分1000円の価値もないでしょう。インターネット応募の場合に限りTシャツが別バージョンで晴郎のサイン入りになる、という話なんですが、ネット以外の手段で応募する人なんていないよなあ。しかしシネマカリテも『シベ超1』でさんざんな目に遭わされたという噂のわりにはまだ懲りてないようですね。「トゥナイトII」で晴郎と北野誠が『2』の上映を頼みに行った時には断ったはずなのに、結局封切り館に名前を連ねているという…。うーむ、「ただの駄作映画」に成り上がっていたらちょっとやだなあ。
親父が借りてきた『隠し砦の三悪人』を観る。絵の迫力は劇場にかなわないけど、台詞はビデオの方が聞き取りやすいかも。
大したイベントもない三が日だったのう。休みがあってもやることがないってのは精神的にあまりよろしくない。
謎の石版。つーか石「板」じゃないのか?>朝日新聞。ちゃんと3辺が 1:4:9 になっているかどうかが気になるところ。
三木助も死んだ。あの人はかなり前からヤバそうではあったのですが。ご冥福をお祈りします。
goo.pl をいじったり。(21世紀になってもまだ ruby 使ってねーのかよ、と言われそう。)
% goo.pl < log_file | nkf -j
みたいな流れでやると SJIS のキーワードの頭が化けることがある。よくあるのが「写真」→「ハ真」、「自作」→「ゥ作」、「篠原ともえ」→「ツ原ともえ」、「三石琴乃」→「 O石琴乃」あたり(カタカナは実際には JIS X 0201 のカナ)。サ行の漢字をミスることが多い。%xx%xx と URL エンコードされた2バイト文字を「1バイト文字×2」であると誤解するためらしい(常に、ではなくたまに誤解するところが面倒)。よく考えたら元の検索語は3種類の文字コードで入力されるので、それがそのまま URL エンコードされている referer_log をデコードしようとすれば、その出力も当然3種類の文字コードを含むわけで、そんなものを nkf に一気に食べさせるのがそもそも間違いの元なんでしょうね。ということで、goo.pl から jcode.pl のコード変換ルーチンを呼んで 1 検索語ごとに文字コードを揃えてから出力させたら化けなくなった。
ついでに検索エンジン別の処理部分もちょこちょこといじる。infonavi は行儀が悪い。そういえば w3m は ":" で URL らしき文字列をアンカーにしてくれますが、
http://search.msn.co.jp/results.asp?ba=(1.19)0&co=(0.10)1.10.1.4&CY=ja&FORM=MSNH&RS=CHECKED&q=%8DP%90%AF&v=1
のように URL の途中に "(" ")" があるとその手前までしかアンカーにしてくれませんね。
エルセーヌの CM に娘。彼女たち、過労死しないか心配でしょうがない。特に裕ちゃん。
非常に面白い年賀状が届いた。本人の転載許可を得たのでここに全文を引用してみる。
16年後のぼく、お元気ですか。ぼくは元気です。およめさんは、もうもらいましたか。お母さんは51才ですね。仕事はなにをしていますか。ぼくはロケットを打ち上げる仕事か、郵便関係の仕事をしたいと思います。森真樹君のこと、おぼえていますか。今でも仲よしですか。ぼくのしゅ味は切手集めです。今年の4月に中学へ行きます。今の時代のことを書きます。これをよんでいる時とくらべてください。
1985年(昭和60年)
- 「けい光とう」という電気の明かりがある。
- 夏、「せん風き」「クーラー」「うちわ」ですずむ。
- 冬、「こたつ」「ストーブ」「エアコン」であったまる。
- 「パーソナルコンピュータ」がブーム。80000円ていど。
- 科学万博をやっている。
- 「テレビ」「ラジオ」がある。
- 針で時を示す「時計」がある。
- 物価は、缶ジュース100円、単行本600〜700円。家1000万円位。
- 「えんぴつ」という筆記用具がある。
- 「自動車」というのりものがある。タイヤでうごく。80万円位。
- 「アメリカ」と「ソ連」という国が対立している。「核兵器」をもち、放射能でひ害がでる。
- 「新聞」が毎日くる。
- テレビの代表的タレント⇒松田聖子など
- 人間のじゅ命 70〜75才
それでは、いつまでも長生きして下さい。さようなら。
そう、1985年のつくば科学万博でやっていた「ポストカプセル郵便」に出したはがきが届いたのでした。こうして当時の自分の拙い字を読むとなかなかしみじみしますね。80000円ていどのパソコンというのはおそらく MSX 機のことでしょう。当時あれがすごく欲しかったのですが、結局買ってもらえませんでした。今のプレステ2より高いもんな。
こうしてみると、当時の私はまだ「16年」という時間で世の中がどのくらい変化してどのくらい変化しないか、ということが実感できなかったのだな、ということがよく分かりますね。そりゃそうだ、12年しかない自分の人生を外挿して16年後を想像しろと言ったって、無理な話です。それにしても、一番心にしみるのは「およめさんは、もうもらいましたか。」「仕事はなにをしていますか。」の問いだなあ…。
あ、ども、ここを読んで頂いたようでありがとうございます。あけましておめでとうございます。先日はお会いできず残念でした。今度は「馬車道」にでも行きましょう。(私信)
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