沢山並んだソーラーパネルのイラスト | かわいいフリー素材集 いらすとや

皆既日食で太陽光発電ピンチ! どうなんすかね。「各地の観測時間は最長2分40秒と短いが、部分日食も含めると太陽が遮られる時間は約4時間に及ぶ地域もある」と書かれているが、部分食の状態であれば食分 95% とかでも発電に影響はないだろう。それは2012年の金環日食で皆さんも体験した通り。あのときの最大食分が 97% くらいだったが、夜みたいになるわけじゃないし、曇り空で太陽が隠れれば日常的にそのくらいの出力低下は起きているわけなので。太陽光発電が普及しているカリフォルニア州が心配と記事に書かれているが、今回皆既帯はカリフォルニア州を通らない。問題があるとすれば、皆既帯が通る地域で最大2分45秒の皆既食の間になんかまずいことが起きるかどうかだが、どうなんだろう。皆既の間は確かにまあまあ暗くなる。夜ほどではないが、日が沈んで薄明が残った空ぐらいの暗さにはなるので、本影が通る直径100kmくらいの範囲内にあるソーラーパネルが同時に発電量がほぼ0になり、数分後に元に戻ることになる。そのときになってみないと分からない、昔の2000年問題に似た楽しみが少しある。