Q7 の偽色(というかパープルフリンジ (PF))がひどいのは俺が絞らずに撮っていたせいらしい。01 STANDARD PRIME は F1.9 という明るさが売りなんだし、と思ってなるべく絞らずに使っていたが、PF は球面収差と軸上色収差が原因なので、ED でもないレンズで F が明るければそりゃまあ盛大に出ますよね、ということらしい。

絞りによって PF の出方がどのくらい変わるか実験してみた。ISO 100 固定、絞り優先 AE で F1.9(開放)から F8 まで。画像の中央付近をピクセル等倍で切り出し。

F1.9
F1.9
F2
F2
F2.8
F2.8
F4
F4
F5.6
F5.6
F8
F8

絞った写真ほど解像感が悪いのはシャッター速度が延びて被写体ブレしている影響が大きい。結構風が吹いていたので。1/1.7" 1240万画素なので F8 の画は小絞りボケも含んでいそうだが。こうして見ると PF がほぼ気にならなくなるのは F4 からか。01 STANDARD PRIME の解像力は F2.8 - F4 が最良らしいので、ボケが欲しければ F2.8、PF が出ちゃうケースは F4 で撮れという結論に。