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交通事故死、68年ぶり最少更新の見通し。昔は1万人を超えたと毎年のように言われていたが、死ぬ人が本当に少なくなった。しかしこのグラフを見ていると、実は人口ピラミッドの形をそのまま反映しているだけという気もする。'70年代・'90年代のピークは加害者・被害者ともに団塊・団塊 Jr. 世代が含まれるようになって死者数が増えただけではないか。ということで出生数のグラフと重ねてみる。もちろん加害者は18歳(バイクは16歳)以上、被害者は全年齢の範囲に分布するので、年ごとのスナップショットである出生数の変動と完全に一致するはずもないし、出生数=人口プロファイルでもないのだが、まあ参考として。それぞれのピークである1970年の交通事故死者数と1949年の出生数が重なるようにして幅・高さを調整。
だいたい合ってるかなぁ。2000年以降は出生数減少以上のペースで減ってる感じ。前席でのシートベルトの義務化は1986年頃、ABS やエアバッグの全車種標準搭載は1990-91年くらいらしいが、それらは死者数の減少にはあまり効いていない感。衝突安全ボディが出始めたのが1996年くらいかららしい。