11月18日午前4時14分の大火球の永続痕の写真・動画GIF

明るい流星は、流れた後に「煙」のようなもやもやしたものを残すことがあります。これを「流星痕」と呼びます。たいていの流星痕はせいぜい1、2秒で消えてしまいますが、非常に明るい「火球」などが飛んだ後には、数分間も消えずに残っている場合があります。今回、幸運にもこのような「永続痕」の写真を撮ることができました。

ここの連続写真に写っているのは、1コマの露出時間が5〜10秒、トータルで2分弱の間の痕の変化です。風で急速に広がってゆく様子が分かります。実際にはこの後もさらに数分間見え続けていました。
(クリックすると大きい画像が出ます。)

観測日時:1998年11月18日午前4時14分ごろ
観測地:静岡県天城湯ヶ島町
フィルム:コニカカラー GX-3200
光学系:35 mm F2.8 開放
露出:5 秒 から 10 秒
追尾:固定

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この10枚の連続写真をGIFアニメーションにしてみました。
GIFアニメの再生ソフトをお持ちの方は、ファイルをダウンロードして、御自分のマシン上で再生した方が快適に動くと思われます。(サイズが大きくてごめんなさい。)

永続痕の GIF アニメ (296550 bytes)

関連サイト

11月18日04時13分53秒のしし群大火球日本流星研究会
この火球の画像や経路計算の結果などがあります。

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Taro Zzz (taro@hauN.org)